アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

梅雨入り

2013年05月29日 | Tsushimi Takashi
早いもので今月ももう残すところあとわずか。

一秒前が過去で一秒後が未来なら
結局は過去も未来もその前後を含めて「今」という考え方が
今の自分にとっては一番しっくりくる。
10年前も10年後も今という空間の中に過ぎないかも知れない。

今年は例年に比べると割とバランスよく
身体と頭の両輪をうまく動かせている感じがする。

腰や背中の筋肉もだいぶ固くなり五十肩もひどいが
脳みそだけは柔軟にという気持ちで仕事が出来ている。


<久々に訪れた太平洋クラブ御殿場コース>

梅雨入り前の一日 お誘いを受け楽しいゴルフをさせて頂いた。
幸いに、雨にも降られず古巣のコースはコンディションも良く
カートは遠慮してできるだけ歩いた。

鮮やかなグリーンと低く空を塞いだ雲の隙間に
霊峰富士が見える。
こういう見え方も珍しい。
噴火前の火山の火口は膨張するらしいのだが
富士も実は膨張しているという事実がある。
もちろん肉眼ではわからないレベルでだ。

昔は絶対に買わなかった緑色の洋服。
歳を取ると色の好みまで変わるのかな。
最近ではその緑(といってもあまり濃くない鮮やかなミントグリーン系)を
よく着るようになった。

若い頃は黒系の洋服も多かったが、今はまったく着たくない色の一つだ。
たまに見る黒尽くめの人がカラスに見えて仕方ない。

一年程前に宮城県の女川の中学生徒さん達と交流を持たせていただいたご縁で
今年、修学旅行で東京に来られた生徒さんの一部が
私の仕事場にやって来た。
音楽の仕事とはどういうもんかという事を実際の仕事場で見て頂くという取り組み。
社会見学のようなものだ。
色んな質問を受け最後のほうでAKBには曲書いてますかという質問を受けた。

私がどんな作家かを知るための彼等の目安は まずAKBを書いているかどうだった。
そっか。。AKBは書いていないけれど、なんだかふと
こんな若人達に知って唄ってもらえる曲を書きたいななんて
ひさしぶりに思った日だった。
そこに居る生徒さんは1998~1999年生まれだと
改めて知る。今年の中学の新入生にいたっては2000年生まれだ。
ついこの間生まれたばかりじゃないか。

ここ数年、広島の実家の母の話を聞いていると
つくづく、ちゃんとした医者はそんなにいないという印象がある。
そもそも医者はちゃんとしているという前程でものを言っているので
医者にとっては甚だ迷惑な話しかもしれないが。

薬を出しすぎる医者 合わない薬も平気で出す医者
完全に老人を舐めきっている医者
今後の治療方針を説明しないでいきなり歯を抜く医者
返事を曖昧にしてあとで不正請求しようとする医者
たまたまかも知れないが、母の話しを聞いていると
怒鳴り込みたくなるような薮医者によく当たる。
患者側がしっかりしないからという母自身の責任もあるよとは伝えたが
それにしても生まれ育った地元の医者だから余計に腹が立つ。

近藤誠著書の「医者に殺されない47の心得」を送った。
いいか悪いかの選択チョイスは自分ですればいいが
こういう実態もあるという事を知った上で
医者や薬と向き合ってゆくことは
まず患者自身が意識していなければダメだ。

実際の話だが、動物 たとえば犬などについても昔より食べ物に関する情報が細かく
たとえばこれはダメ あれはアレルギーになりやすい などと
人間が安全に食するものでも犬にはダメですよっていう事が沢山ある。

私が飼っている犬どもを長年看てくださっている大変信頼している動物病院の先生も
「本来は犬に与えるものは人間も食する事ができて当然。人間が食べれないドッグフードは
実はとても粗悪なものも多い」とおっしゃる。
色んな情報を流し加工品に意識を向かせるのも
それはドッグフード業界を守る為もあると何かの本で読んだ事もある。

世の中が便利になるほど、選択肢も多く そして優劣の差も広がる。
品格の格差 技術の格差 
格差はあらゆる世界で広がっているように思う。
こんな時代だからこそ、ハッキリと明確に自分の意志や考え方に基づいて
行動する事がとても大事だとつくづく感じる。

最後にひとつ
最近目につく歩きタバコは圧倒的に若い女が多い。
片手にスマホ 片手にタバコ
いかにその姿がみっともないかを、誰か伝えてやってくれ。

先日お亡くなりになられたサンミュージックの相澤秀禎会長。
今までも何度かお目にかかった事がある中で
丁度2年前の2011年5月に発売された西郷輝彦さんの
「オリオン急行」という楽曲のレコーディングの際に
スタジオに来られたのを思い出す。
訃報のニュースを聞いて「えっ、嘘だろ」って。。
あのスタジオでの元気なお姿が今でも目に焼き付いている。

背筋がシャンとして、腰が低く いつお会いしても
同じ笑顔で接して頂いた。
最後まで人を思いやり生きていたいと思う。



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エージヒット

2013年05月24日 | Tsushimi Takashi
この梅雨前のさわやかな時期がもっと長く続けばいいと思う。
特に、犬どもがまだスヤスヤと寝息を立てて眠っている早朝の
シンとした音と空気に触れると
空を見上げては 今朝も大きく深呼吸。

昨日の出会い、出来事 いいも悪いもすべて含めて
ありがたい気持ちになる なんだか最近。

もう先月の事だが、同じ作曲家の鈴木キサブローさんの
還暦記念のパーティーに行って来た。
個人的にも昔から作家同士での集まりに参加する気質の人間ではないし
当然一緒に飲み食いする機会もないのだが
氏とはご縁あり、お誘いを受けた。

昨年の春頃だったか、メーカーのロビーやスタジオで何度か偶然お会いし
とてもなつかしく、一度軽く一杯やろうと集まった。
キサブロー氏とは特に80~90年代 同じアーティストの作品で
よく御一緒した。当然その頃は自分にとっては敵のような感覚だったが
月日が経ってみると、同じ時代を共に生きた仲間とでも言うのか
そんな感覚で懐かしさが一杯。

中森明菜の「Desire」というシングルがキサブロー氏で
「LA BOHEME(ラ.ボエーム)」という自分の曲が
カップリングだった当時の制作の話などは
色んな面白いエピソードもあり、とにかく
いい歌がどんどん世の中に生まれていた時代。
当時ワーナーで明菜のディレクターだった藤倉氏を交え三人で
深夜まで盛り上がった。

そんな経緯もあり、今回ご招待頂いた。
氏も様々なヒット曲と共に時代の一部を築いた作家だ。

パーティーには、とても素敵な顔をした
氏のシンパとも言うべき各界の仕掛人達が
大勢来られていた。
若き時代もいいが、大人ってのも中々いいもんだなあと最近思う。
大きな山を二つも三つも越えて来たような人達ばかりだ。
集まっている場は、もちろん病気や健康の話も多いが(笑)。


そこには今は亡き作詞家の故.大津あきらさんの写真もあった。
キサブローさんとのコンビで言えば何と言っても徳永英明の「輝きながら」や
高橋真梨子の「For you」などはその時代の傑作だろう。

私も大津さんには大変可愛がっていただいた。
もしまだご存命なら、今の時代にどんな作品を書かれただろうか。
作品だけは何十年経った今も多くの人々の心にちゃんと生きて
そして歌われていますよ、大津さん。

私の友人も、フリーランスでとりあえずまだ仕事をしている私の事を
たまに褒めてくれるが、そんな自分の作品を世に出す下支えとなって頂いている
メーカーや事務所の方々の存在と力あってこその作家なのである。

自分もそんな方々に支えられて今年で55歳を迎えるわけだが
還暦まで元気でいられるか、そして果たして
この音楽業界自体が存在しているかどうかは真なる疑問である。
何れにせよ、お役目あるうちは全力でヒットを目指すのみである。

敬愛するゴルファーのジャンボ尾崎がエージシュートを成し遂げた。
エージシュートとはゴルフの1ラウンド(18ホール)ストロークプレイを、
自身の年齢以下の打数でホールアウトすること。
御歳66歳のジャンボが1ラウンドを62という驚異的なスコアでホールアウトしたのだ。
あっぱれ! 
老いとともに人知れず静かにクラブを置くどころか
ますます技に精神に磨きがかかってきている。
YAZAWAもいつかのライブで、ある曲のキーをオリジナルより上げて唄っていたほどに
歳を重ねても声は艶を増し、音楽家として性根は恐ろしいほど輝いている。
年齢による肉体的衰えは当たり前だが、それを違うエネルギーでカバーしながら
日々の鍛錬で作り上げるジャンボ尾崎も矢沢永吉も
もうその存在自体が作品である。

いい手本は周りにいっぱいあるのだ。

私も無論 目指すはエージヒットである。
もっぱらヒットの場合は年齢を上回る事が前提だが。
それぐらいの気概を抱いてこだわり続けることが
音楽を仕事にするという事だと言いたいわけである。

才能あるスタッフ、そして才能あるアーティストと共に
今でも密かに狙っている。 エージヒットだ!



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