紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

「絆」~東日本大震災から学ぶ~講演会・祝賀会・20日の法体の滝トレッキング

2015-09-22 07:12:53 | 5・旅の日記
3:30に鳥海荘に戻ってから、大急ぎで温泉に入り、「絆」~東日本大震災から学ぶ~という講演を聞いた。
お話しをされたのは、震災当時、岩手県大槌町立大槌中学校の校長をしていらして小野永喜先生。
今は、八幡平市立安代中学校の校長をしていらっしゃる方です。

震災時の状況や安否確認に追われたこと、生徒達の避難所での生活。そこでの運営には中高校生もかかわって、うまくいくようになったこと。

大槌中学では、6割210名の生徒が家屋の全壊・半壊の被害にあわれたそうだ。
生徒の2名が犠牲になり、両親を亡くした生徒が1名、片方の親を亡くされた生徒17名。

小野先生の話で印象に残ったのは、災害に見舞われたときは、お互いを信頼すること。
信頼することで、「てんでんこ」の言葉とおり、自分が自分の身を守ることができる。
人を助けようと思わず、まずそれぞれが自分が助かることを考える。
今年の洪水でも、感じたが、これからはますます危機回避能力を、それぞれで身につけなくてはならない。


ひろ社長お百度参り達成祝賀会

鳥海山岳会会長、真坂洋一さんから、鳥海山七高山に地名標柱を立てるまでの経緯が話された。
鳥海山は山頂が山形県の管轄であるため、許可申請など、すべて山形県でとらなくてはならなかったことなど。

その後、本荘山の会会長の荘司先生からお祝いの言葉などあり、あとはにぎやかな宴となった。

私は小野先生のとなりの席に座らせて頂いた。向かいは、真坂洋一さんや荘司先生。




法体の滝トレッキング


翌日、ひろ社長が、奥羽本線の院内駅まで送ってくれる前に、法体の滝に案内してくださった。
祝賀会で、ひろ社長のお兄様が、法体の滝を見てないなんてダメだ、といわれ、それならと、ひろ社長が連れていってくれることになった。

9:00 鳥海荘出発。4日本100名滝だということだ。
よく晴れていて、鳥海山もくっきり。




法体の滝。




滑りそうな道を上っていく。







バックに鳥海山。




結局院内には間に合わず、新庄まで送ってくださって、1:18の山形新幹線に乗って、帰ってきた。


<鳥海山登山の日、安保関連法が成立した>

政府は、今まで、戦後70年間、日本国民が大切に大切に守り抜いてきた平和憲法の中味を変えてしまった。
そんなことがあっていいんだろうか。
日本は「戦争をしない、他の国を攻めない、他の国にも攻めさせない」国ではなくなろうとしている。
自民党の中に、だれも、もうちょっと慎重に、丁寧に話し合おうと声を上げる人がいないのが、とてもコワイと思う。
たった1人の考えで、こんなに大きな問題を、どんどん推し進めていってしまうなんて、民主国家ではありえない。
そんな人たちが、国政をになっているのだ。みんなで変えようとしないと、日本という国は、さらにさらに悪い方へと向かってしまう。



今日は、午後の便で、三宅島に帰る予定。






2 コメント

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荏原の狛犬なんだか鳥居なんだか (久我山散人)
2015-09-22 15:40:28
荏原に行って
 狛犬撮ったんだけど
  もしかして鳥居を
   撮るべきだったのだろうか?
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散人さんへ (紅蓮)
2015-09-22 22:03:20
たしか、あの狛犬だったと思います。
祖父が作った狛犬は。
鳥居もなにかいわれがあるんでしょうか?
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