30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

2017梅仕事ーゆかりと赤梅酢

2017-08-25 | 梅仕事

      ゆかりを作るー梅といっしょに漬けていた赤じそを干しているところ
                   出来上がったゆかり

2017梅仕事
6月17日=梅干し(塩漬け)
6月19日=梅ジャム
6月28日=梅酒
7月5日=梅干し(赤じそ漬け)
7月13日=濃縮しそジュース
8月23日=梅干し(土用干し)
8月22~23日=ゆかりと赤梅酢
8月26日=赤梅干し完成
8月26日=濃縮しそジュース


天候不順で遅くなった梅干しの土用干し。8月末の22日からようやく“土用干し”をしている(前回記事)。きょう25日にも取り込んで保存する予定でいる。だが今年の梅干しは一部がまだ少し硬そうで干し足りない気がしている。

赤じそで漬けた梅を干しているいま、2つの副産物ができる。これを珍重する。ひとつは「ゆかり」。もうひとつは「赤梅酢」である。2つともこんな機会でもないと手に入らない。ゆかりは利用範囲が狭いが、赤じそは万能である。

まずはゆかりを作る。梅といっしょに漬けた赤じその葉を干して粉末状にしたもので、塩味が利いて香りがいい。飲んべえはおかずを肴にすべて食べてしまう。締めのご飯を食べるのに困る。そんなときが出番だ。熱いごはんにふりかける。あれば重宝するのである。

作るのはいたって簡単。だが手間がかかる。漬けていた葉はねじれて細くなっている。これを一枚一枚広げてはザルに置いていく。これが厄介だ。しかしヒマなわたくしならできる。心配は短気なことだ。根気よく一枚一枚広げていく。途中で放棄することなくザル全面に広げることができた。

あとは干すだけ。葉を広げただけのことはある。すぐに乾く。1~2日あればいい。干すのは“参考書”によると午前10時から午後2時まで。湿気を避けて太陽が輝く時間帯を狙う。カリカリに乾く。取り込んだらすぐに手でもんで粉末状にする。瓶に、あれば乾燥剤を入れて保存する。

赤梅酢を使った飲み物ー左はしそジュースに赤梅酢を加えたもの、右は赤梅酢だけを水で薄めたもの

つぎは赤梅酢。わたくしはどちらというとこちらの赤梅酢のほうを珍重する。おかずの味付けはもちろんだが、夏の飲み物としてかなり気に入っている。色も味もさわやかで涼しさを呼ぶ。だからいまの時季は毎日飲む。

ひとつはこの赤梅酢を水で薄めただけのもの。もうひとつは、しそジュースに赤梅酢を少し加えたもの。どちらも酸味がきいてぐいぐい飲んでしまう。暑いときは酸味はあったほうがうまい。

赤梅酢の量は漬けた梅の量で決まる。ことしは梅がこれまでになく少量だったため、梅酢だって少量になった。700mlぐらい取れた。やはり少ない。無駄にはできない。好物だけに大事に使わないといけない。


 

      
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