今田さん82才、風邪もひいたことがないという堂々たる体躯は頑健そのものです。近頃では若い人でも大根、白菜、青菜などの重量野菜は敬遠し、作り手が少なくなっているのですが 、今田さんは「なんということない、大丈夫だな」とさらりと言ってくれます。今週からお届けしている安心工房の「おみ漬け」も今田さんの青菜(せいさい)で漬け込みました。去年までは改良品種の「広葉青菜」で葉っぱは立派でも青菜独特の辛味が足りない、ということで今年は旧来種の「清国青菜」に変えました。辛味もしっかり効いています。
今田さん、耳がやや遠くなって当意即妙だった「ダジャレ」が少なくなったのが淋しい気もしますが、意気軒昂です。先週は大きく育った大根と白菜を同時に運んできて、米袋につめた40kgはあろうかと思う大根を軽々と持ち運んでいました。大の愛妻家で23才で結婚した奥さんを、未だに「うちの妃」と呼んではばからない。21才からの農業人生は田んぼと果樹、野菜づくりでしたが、若い頃手がけた果樹も生活を支えて充分、出稼ぎに行くこともなく良い人生だったと述懐してくれました。
今田さん、耳がやや遠くなって当意即妙だった「ダジャレ」が少なくなったのが淋しい気もしますが、意気軒昂です。先週は大きく育った大根と白菜を同時に運んできて、米袋につめた40kgはあろうかと思う大根を軽々と持ち運んでいました。大の愛妻家で23才で結婚した奥さんを、未だに「うちの妃」と呼んではばからない。21才からの農業人生は田んぼと果樹、野菜づくりでしたが、若い頃手がけた果樹も生活を支えて充分、出稼ぎに行くこともなく良い人生だったと述懐してくれました。