週明けも降雪でスタート。街は一週間前の姿に戻っています。先週の寒波による大雪後、数日晴れの日があり、太陽の力によって雪が融け、ようやく道路にもアスファルトが見えてきたところでした。とはいっても農道は別。果樹農家では農道が除雪されていないので車を近くに止めて、果樹園まで10分近く歩き、果樹の雪を落とす作業や見回りが続けられています。ここは平野部なので見回りができていますが、山間の農家さんたちは、まだ一度も果樹園に入れてないとも聞きます。果樹の実害はこれからわかるようです。
さて、りんごを作る奥山さんのところでは、先週の大雪を受けて、フォトニュースでも予告していた「雪室りんご」に初挑戦。鮮度保持袋に入れた小玉ふじりんごをコンテナに入れて、自宅庭先の北側にコンテナを積み、ビニールシートで覆い、かまくらを作るようにして雪で埋めていきます。雪に埋めることで外気の影響を受けることなく、摂氏0度、湿度90%以上で安定します。りんごはマイナス2度で凍るので、氷温一歩手前。青森での試験結果では、糖と酸のバランスがよくなり甘くておいしくなるというデータがあります。この雪のなかでどう熟成するのか楽しみなところです。
雪から掘り起こすのは、雪次第ですが2月下旬ころ。数量限定でご案内します。
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