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天童の配送センターに畑が誕生 毎月一回の草とり日

2019年09月17日 | その他の生産者

 昨年度の食料自給率が、とうとう過去最低の37パーセントに下落しました。世界の主要国の中でも、日本の食料自給率は最低ランクです。お米以外の食料を外国に頼る傾向がますます強まりそうです。
 TPP11が発効し関税が引き下げられた結果、牛肉・豚肉・チーズなどの輸入が急増したためです。これに日米FTAが加わったらと考えるとさらに日本の農業は追い詰められていきます。
 肥沃にした農地はどんどん休耕田になり、ここ天童でも目立ってきました。天童の配送センターのわきにある3棟のハウスも元は田んぼでした。そのうち2棟は資材置き場や育苗に使われ、残る1棟は花やハーブを植えました。
 一昨年は野菜も植えましたが、少量で供給するまでには至りませんでした。しかし、今年はなかなかのものが穫れ、安心工房の食材の一部にもなり、それを使って追加商品もできました。
「畑で作物を作る」に自信が持てた今年、秋作には葉物を播いてみようかと希望を膨らませています。
 毎月、第二週の火曜日は敷地内の草取りと決めて事務所も出荷も一斉に草取りをします。皆ですると難儀な草取りも早く終わります。
 山形山の農業の定植や収穫に、今は出荷スタッフが当たっています。こんな近くに畑があればかなりの作物ができるのではと、「取らぬ狸の皮算用」をはじいています。うまくいけば休耕田を借りることもできる、夢がふくらみました。



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