青森の弘前城の曳屋(ひきや)に大感動して、よし自分たちもと思い立ったのが傾いた古家、これを男4人で持ち上げてみようと改造工事が始まりました。
山形山の入口に建つこの家は昭和30年代の開拓者の家でした。元の持ち主もとうに亡くなり家ごと譲り受けたのです。開拓時代の面影を残す住宅で壊すには忍びなく、倉庫として使っています。屋根の雪下ろしも冬季3回ほど汗を流し守ってきました。が、いよいよ傾きどうしようか思案していました。
当時の開拓民家は基礎工事もずさんで、土台の下に砂利を敷きおおきな石を置いた簡便なもの。粘土質の土地は水はけも悪く長い間に土台を侵食して傾き始めたのです。
傾斜は約2度、油圧ジャッキで持ち上げようという計画です。
「今年は構造物を何も作らなかった」と心残りの米山にとっても新たな挑戦です。弘前城の曳き屋の感動をわが手に?の期待もチャレンジの原動力。10月20日、じめじめとカビの匂いも立ち込める中、10トンジャッキで2本の柱を持ちあげました。
10月28日、第2回の持ち上げ実施です。
腕に覚えのある方、援工事いかがでしょうか。枯葉舞い散る晩秋の山形山へどうぞ。
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