近況

2015年08月09日 | 日記
夏休みに入って少しは時間的に余裕ができたはずなのですが、それなりに忙しい日々が続き、気が付けば立秋を過ぎています。ここ2週間ばかりを振り返ってみると...夜の外出が続き、家で夕食をとる日が全然ありませんでした。
7月30日、県出身で東京在住のテノールOさんのドイツリートリサイタル。素晴らしい演奏会でした。特に印象に残ったのがシューベルトの「Fischerweise」というシンプルな歌曲。感動しました。8月1日、イスラエルに住んでいる大学時代の友人と20年ぶりぐらいに会いました。6歳の双子の男の子を連れて帰省中で、たくましいおっかさんになっていました(笑)。夜は中学校の大同窓会。恒例の「ハレルヤ」合唱で盛り上がり、懐かしい友人たちと旧交を温めました。8月4日、大学の再試験がこの日に終わり、やっと前期のおつとめから解放されました。夜はM先生のゴスペルのクラスにお邪魔してリサイタルの広報。8月5日、高校の同窓会事務局にお邪魔してリサイタルの広報。夕方からM先生と伴奏合わせ、夜は「メサイア」の練習、合宿の打ち合わせなど。8月6日、ドイツからの青少年訪問団の引率者の慰労会。我が合唱団の面々も愛唱歌集を携えて参加し、「野ばら」や「歓喜の歌」、「ムシデン」などを皆で合唱しました。8月7日、ベルギー在住の先輩のファミリーコンサートにお邪魔した後、先般のスロヴァキア・オペラのスタッフ慰労会。談論風発、楽しい時間でした。8月8日、リサイタルで歌詞の日本語訳を朗読して下さるSさんと打ち合わせ。そして今日は会館との打ち合わせ。
これら以外の日も別の用で毎日夜の予定が詰まっており、ほとんど家にいない2週間でした。帰宅して荷物を置くと同時にベッドに倒れ込み、そのまま数時間意識不明(笑)。真夜中に目が覚めてやおら着替えをし、もう一度寝なおすと、次に目が覚めた時はもう朝です(当然ですが)。こんな毎日で一体いつリサイタルの練習をしているんだ、と読者の皆様は訝しく思われることでしょう。私自身もそう思います(-_-;)思う存分時間をかけて練習するという贅沢はなかなかできませんが、筋トレ、歌詞の読み込み、イメージトレーニング、スキマ時間を使っての声出しなど、工夫次第でできることもいろいろありますし、レッスンで生徒さんたちを正しい発声へと誘導していく中で、私も自然と体を使い、声を出しているので、練習できている気になっています。外での用ばかりで誰もレッスンに来ない日はちょっと焦りますが(-_-;)
自主リサイタルは広報、チケット販売、お金の管理、さまざまな打ち合わせなど、することがとても多いのですが、不思議な充実感があります。やりたいことをやっている手応えなのでしょうね。忙しさもコミで楽しみながら本番に向かいたいと思います。