2013年の本屋大賞にもなったし、最近は電車の車内広告にも登場しているので、
いまさらですが、この本は感動しました。
こういうスケールのでっかい話は大好き。
出光興産を作った人の話ですが、リヤカーに灯油を乗せて売っていた男が
日章丸という巨大なタンカーを造って、イギリス海軍の攻撃をかいくぐって、
イランの石油を日本に運ぶという、うそのようなホントの話。
そんなことを一民間の石油会社がやったというのが信じられない。
戦争で全てを失って、再度会社の再建に立ち向かったのが60歳過ぎというのもすごい。
圧倒されました。