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今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

自分を愛する力

2014-01-12 14:08:07 | 

自分を愛する力 (講談社現代新書)

なぜ生まれつき手足がないのに、明るく生きてくることができたのか、それは「自分を愛する力」にある
ということが書いてある本です。

障害者でありながら、それを一度もつらいと思ったことがないという、その精神力は誰にでも当てはまる事ではなく
すごく特異なことに感じますが、「自己肯定感」という言葉には考えさせられるものがあります。

最近で言うと、本田選手。

ACミラン入団会見で、「チャンピオンになる」と言ってしまうところがすごい。
仲間内で大口をたたける人はたくさんいても、日本中が注目している会見で言えることがすごい。

ちっちゃな話ですが、私は中学生時代に変なあだ名をつけられたことがあって、今考えてみると、
あれはれっきとした「いじめ」だったと思うし、時代が違えば、不登校でひきこもりになっていた
可能性もあったと思うのですが、いつの間にかちゃっかり受け入れて、それによって性格がねじ曲がることもなく、
楽しく学校生活を送ることができました。

今考えてみると、これも「自己肯定感」があったからなのかもね。


永遠のゼロ

2014-01-12 04:27:01 | 

最近映画見ましたか?

2014年お正月映画の大傑作と評価が高い、「永遠のゼロ」を見てきました。

こんなに泣いた映画も久しぶりなぐらいの感動作です。

原作も読んだけど、原作を上回っている(?)と思うぐらいの作品でした。

何と言っても、岡田准一の宮部久蔵が素晴らしい。

岡田君も「命を削りました」と言っているぐらいの迫真の演技で、魂が込められていました。

カンド―!

にわか岡田ファンになったので(笑)、NHK大河ドラマ黒田官兵衛は必見です。

インタビューで言っていたけど、岡田君は乗馬も問題なくこなすらしく、監督が絶賛していました

渡哲也に、「将来俳優をやりたいんだったら、乗馬はやっておいた方がいい」と言われ、
乗馬クラブに通ってトレーニングをしていたらしいです。

将来を考えて、地道な努力をしていたところが素晴らしい。

おばさんファンが増えそう… 


教える力

2013-11-02 08:46:57 | 

教える力: 私はなぜ中国チームのコーチになったのか

これはシンクロナイズドスイミングで日本のナショナルコーチから中国のコーチになって、
中国チームをメダルの取れるチームに育てた、井村雅代さんの本です。

この本を読むと日本チームの成功と衰退、中国チームがどうやって強いチームになったかの経緯が
分かります。また井村さんがどうして中国チームに行ったのかも。

彼女の考える、日本流シンクロを世界にアピールして日本を強くするために中国に行く、という
考えは、結局井村さんの活躍ばかりが脚光を浴びて、日本が衰退してしまったのは残念。

こういう優秀なコーチを使いきれない日本の水泳連盟の組織には問題がありそうです。

グローバルで活躍する井村さんのチームの活躍が楽しみです。

 


不格好経営

2013-07-15 00:54:59 | 

不格好経営―チームDeNAの挑戦

南場さんの魅力が余すところなく書かれた本で、成功ストーリーでもあり、失敗ストーリーでもあり、
南場劇場に出てくる参加者が生き生きと描かれていて面白い。

そんなユニークで優秀な逸材を集めてチームを作ることができたのが、DeNAの成功の鍵なのかも。

南場さんの魅力に引き寄せられた人たちが、南場さんと一緒に面白い会社を作ろうというエネルギーが
感じられる本です。

ベンチャーのサクセスの経緯も面白いけど、こんなに個人の人間としての魅力が感じられる本も珍しい。

南場さんの生の講演を聞きたい場合は、下記のURLからグローバル・ウーマン・リーダーズ・サミットの講演を
聞くことができます。

http://channel.nikkei.co.jp/business/gwls2013o/4763/

最初はFacebookのCEOシェリル・サンドバーグの講演でその次が南場さん。
この二人の価値観の違いがめっちゃ面白い。

お勧めです。(でも早く見ないと消去されるので、お早めに)


お金は銀行に預けるな

2013-06-02 23:41:16 | 

お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

アベノミクスによる急激な株高、先週の乱高下、皆様はどのようにお過ごしですか?

この本は金融商品の種類を分かりやすく説明してくれて、金融リテラシーを身に付けて、
リスクとリターンをコントロールして、適切な投資をしましょうという本なのですが、
読めば読むほど、投資では儲からないと思ってしまうのは私だけ?

分散投資で長期的に投資すれば、長い目で見れば勝てるというのは投資の基本で、
間違っているとは思わないけど、一体誰が5年後10年後の世の中を予想できるのでしょうか?

ロバート・キヨサキのセミナーに行ったときに、5年~10年は世界中の国家が必死になって
金融緩和を行って支え続けるから何とか持ちこたえると思うけど、その後は分からないと
世紀末論みたいなことを言われ恐ろしくなりましたが、その通りのことが起こっているような気がして
なりません。

ゆえに私はリーマンショック前に投資ブームに乗って、訳も分からず買って、ずっと塩漬けになっていた
投資信託を一旦売って、一抜けする予定ですが、売るのって買う時よりも難しい。トホホ…。

個人投資家はしょせんプロには勝てないので、同じ土俵じゃないところで、勝っても負けても
きちんとリスク管理ができる投資をしたいと思います。


海賊とよばれた男

2013-06-01 21:59:25 | 

海賊とよばれた男 上

2013年の本屋大賞にもなったし、最近は電車の車内広告にも登場しているので、
いまさらですが、この本は感動しました。

こういうスケールのでっかい話は大好き。

出光興産を作った人の話ですが、リヤカーに灯油を乗せて売っていた男が
日章丸という巨大なタンカーを造って、イギリス海軍の攻撃をかいくぐって、
イランの石油を日本に運ぶという、うそのようなホントの話。

そんなことを一民間の石油会社がやったというのが信じられない。

戦争で全てを失って、再度会社の再建に立ち向かったのが60歳過ぎというのもすごい。

圧倒されました。


「日本人」

2013-05-26 11:04:07 | 

(日本人)

自分のことは自分では分からないと言いますが、日本人は日本人の事を分かっていないのではないでしょうか?

この本は「日本人って誰、何者」っていうことを様々な文献から読み解いていく本で、目からウロコの部分がたくさんありました。

私がすごく腑に落ちたのは、日本人は世界一個人主義であるという分析。

なぜかというと、最近会社のダイバーシティ教育で使われた、各国のアジア人の傾向を分析した
データを見た時に疑問に思ったことをこの本が解説してくれたから。

そのデータには、いくつかの指標があり、その中で、協調を重んじるのかそれとも個人(競争)を重んじるのかという
データがあり、アジア各国の傾向は協調に振れているのに、日本だけ個人(競争)に大きく振れていて、
「えぇ~、そんな訳ないじゃん、このデータおかしい」と一緒に参加した参加者と同調したのでした。

だって日本人と言えば、協調、村社会、みんな一緒、目立つことをやると出る杭は打たれる。

ところがこのデータは、個人の成功欲が誰よりも強そうだと感じていた中国や韓国ですら、協調の傾向が強いと示して
いたのにも関わらず、日本人だけが突出して個人主義だと示していました。

「なぜだ~」とずっと感じていた疑問をこの本は見事に解き明かしてくれました。

言われてみれば、単身赴任やワンルームマンションに一人で住むというライフスタイルが違和感なく行われる国というのも
日本だけらしいです。これも個人主義であるが故の社会現象。

個人主義が悪いということではなく、これは歴史的な背景から脈々と受け継がれてきた国民性で、いいとか
悪いとかということではないのですが、各国の動きと合わせて、日本人はこの先どこに行くんだろうという著者の
推理が、明るい推理だったところに希望が持てました。

日本人が未来の世界のモデルとなるのかもしれません。


犯罪者クリミナル

2013-04-07 00:37:25 | 

犯罪者 クリミナル 下

一気に読み切りました。

4月4日の謎も無事解けて、やれやれ一安心。
小説もノンストップだったけど、こっちもノンストップでした。

冒頭の凄惨な通り魔殺人事件からただ一人生き残った修司の大活躍で
政財界を巻き込む陰謀を暴いていくストーリー。

ゴルゴ13のような殺し屋が出てきて、冷酷に殺人を重ね、逃げても逃げても
執拗に追い続ける様は、映画を見ているような感じで、思わず本に向かって
「逃げて~」と叫びたくなってしまいました。

作家の太田愛さんは、「相棒」の脚本家。これがデビュー作だというから驚きです。

修司とはみ出し刑事と文筆家の3人が活躍する次回作がありそうな予感がします。


4月4日

2013-04-04 23:58:47 | 

犯罪者 クリミナル 上

今読んでいる本。

4月4日にすべての謎が解けることになっている。

偶然にも4月4日は今日!

久しぶりに寝る時間を惜しんでドキドキハラハラ。

あっと驚くどんでん返しがあるのかな?

 


たかが英語

2013-03-09 00:28:58 | 

たかが英語!

会社で英語教育の旗振り役をやっているので、参考に読んでみました。

外資金融に英語もろくにできないのにうっかり入ってしまい、外人上司に
「話しかけられませんように(祈)」と、ひたすら避けていた頃から、かれこれ15年。

15年もやっていれば、高校時代英語赤点だった私でも、「どうやって勉強したの?」と
社員から聞かれ、羨望のまなざしで見られる(笑)ぐらいのレベルになりました。

たかが英語のために15年!長かったな~。

15年前は英語の勉強=英会話教室だったから、役に立たない週40分のレッスンで
勉強している錯覚に陥っていたけど、インターネット時代の今は、その気になれば
手軽に勉強できる教材が山ほどあります。

この本にも書いてありますが、昔の「読み、書き、そろばん」は、
「読み、パソコン、英語」に置き換わっているようです。

英語が特殊なスキルではなくなる日が来るのもそう遠くない?のかも。