空白の五マイル -チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑むー

2011-02-26 09:06:25 | 日記
角幡唯介著  集英社刊
探検、冒険物語である。ということは、本書を読まない限り面白さは分からないということ。したがって、中味には触れない。門外漢には「どうしてそんなことを?」「他にやり方はなかったの?」と思うが、それをとやかく言っても「大きなお世話」と言われれば、それだけの話だ。
さすが、第八回開高健ノンフィクション賞受賞作ならではの面白さだ。写真もいい。選考委員の茂木健一郎の「自らを批評的に振り返る視点も優れていた」という批評も肯ける。