作家との遭遇 -全作家論-

2019-01-07 09:12:57 | 日記

沢木耕太郎著部分も   新潮社刊

断っておくが、著者の著作は一冊も読んでいない。本書が初めてである。もうひとつ。本書のうち読んだのは日本人作家の部分のみで、全体の六割弱でしかない。
しかし、読み応えは十分あった。採り上げられている作家の著作はまず殆ど読んでいたこともある。
ただし、著者の作家に対する「作家論」に必ずしも首肯したというわけではない。むしろ、深読みし過ぎというか、一方着な思い込みに付いて行けない部分もあった。
しかし、面白い読み方もあるのだな、とは思った。でも、これは「作家と作品の相関」学とも言うべき読み方で、疲れるだろうな(商売だから仕方ないか)。
それは置いておいて……読物としては面白い、