ナチスの楽園

2016-02-08 09:06:56 | 日記

エリック・リヒトブラウ著  新潮社刊

、読後した後、直ぐに思い浮かんだのは、「敵の敵は味方」という言葉だった。続いて「原子爆弾が世界大戦を終わらせたのだ。我々が世界に平和をもたらしたのだ」という、エノラゲイ(だったと思うが…)の乗組員の発言だった。そして、「銃は必要だ。自分を守るためには…。これは権利だ」というアメリカ国民の声だった。
本書の内容は「ソ連を憎むことでは、ナチス党の右に出るものはいなかった。合衆国としては、その憎しみをうまく利用しようと考えていたわけだ」(アメリカ政府高官の証言)。という帯のコピーを引用するだけに止める。これで十分だと思う。一部でも引用すると、キリがない。
正直言って、気持ち悪くなった。但し、これだけで終わっているわけではないのだが……。、