お客様から送ってもらいました。
秋山木工代表の秋山利輝氏の「丁稚のすすめ」より
戦後の高度成長を経て、日本では核家族化が進んでいきました。
子どもも減った現代の家庭では、プライバシーが守られるメリットはありますが、
親も十分なしつけを受けていないわけですから、当然、自分の子どもに
十分なしつけができるわけがありません。
また、夫婦共働きも多く、子どもが好き勝手に振る舞っても注意する人がいません。
集団生活を経験したことのない人は気遣いができず、人のために働けません。
それで、いざ大人になって、世の中に出て初めて、困ったことになる人が
続出しているのだと思うのです。
私は、当時はもうなくなりかけていた徒弟制度を偶然にも経験しました。
その5年間の集団生活で、家具を作る技術だけでなく、職人としての
立ち居振る舞いや作法を教わりました。
今の自分があるのは、間違いなく、徒弟制度のおかげです。
プロの技術を自分のものにするのは容易ではありません。
しかし、住み込みで24時間、寝食を共にし、一挙手一投足を
見逃さないようにと夢中でついていくうちに、吸い取り紙のように
技術を吸収し、腕を上げていくことができました。
厳しい親方でしたが、教えていただけることをありがたいと思いました。
その心から感謝が生まれ、人間性を磨いていただいたと思います。
ここに至るまでの道をつくってくれた両親と、周りの方々には
感謝するしかありません。
だから、私は今を生きる若者たちにもこのことを教えたいのです。
一流の職人になるには、自分のちっぽけなプライドは置いておいて、
まず、親方の言っていることを丸飲みする素直さが必要です。
そうでなければ伸びません。
同感だなぁ!
秋山木工代表の秋山利輝氏の「丁稚のすすめ」より
戦後の高度成長を経て、日本では核家族化が進んでいきました。
子どもも減った現代の家庭では、プライバシーが守られるメリットはありますが、
親も十分なしつけを受けていないわけですから、当然、自分の子どもに
十分なしつけができるわけがありません。
また、夫婦共働きも多く、子どもが好き勝手に振る舞っても注意する人がいません。
集団生活を経験したことのない人は気遣いができず、人のために働けません。
それで、いざ大人になって、世の中に出て初めて、困ったことになる人が
続出しているのだと思うのです。
私は、当時はもうなくなりかけていた徒弟制度を偶然にも経験しました。
その5年間の集団生活で、家具を作る技術だけでなく、職人としての
立ち居振る舞いや作法を教わりました。
今の自分があるのは、間違いなく、徒弟制度のおかげです。
プロの技術を自分のものにするのは容易ではありません。
しかし、住み込みで24時間、寝食を共にし、一挙手一投足を
見逃さないようにと夢中でついていくうちに、吸い取り紙のように
技術を吸収し、腕を上げていくことができました。
厳しい親方でしたが、教えていただけることをありがたいと思いました。
その心から感謝が生まれ、人間性を磨いていただいたと思います。
ここに至るまでの道をつくってくれた両親と、周りの方々には
感謝するしかありません。
だから、私は今を生きる若者たちにもこのことを教えたいのです。
一流の職人になるには、自分のちっぽけなプライドは置いておいて、
まず、親方の言っていることを丸飲みする素直さが必要です。
そうでなければ伸びません。
同感だなぁ!