東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

定期ムーンライトながら

2004-09-03 23:43:00 | ムーンライトながら
往路:9月3日
東京 →名古屋:ムーンライトながら
名古屋→名張 :難波行き特急
名張 →八木 :区間快速急行 
運賃:青春18切符1回分+¥510+¥450+¥2,730


偶々、午後は東京駅近くの某所に上司、同僚と出張。後、23時頃まで飲み屋で過ごす。宴了となり、東京駅10番ホームに急ぐ。

  今宵の宿はムーンライトながらである。

定期ながらには初めて乗車する。今週末は臨時ながらは運行されないため、指定券争奪戦は一層激しく、えきネットで予約するも、名古屋で切り離す車両の指定席しが取れなかった。座席は、臨時ながらよりも格段に良く、前席の下に足を伸ばせるのは嬉しいが、デッキの扉がないのは夜行列車としてはどうもいただけない。

インターネットで調べた通り、デッキにたむろする愚輩が多数おり騒々しい。幸いにも、今回は車両中程の席に当たったが、車両の端だと睡眠の妨げとなるだろう。また、冬季の車中は寒かろう。

小田原から自由席になるや、深夜にも関わらず、驚くべき数の乗客が乗り込んできて、デッキはもちろんのこと、通路に至るまで忽ち立錐の余地が無くなった。彼らは、これから5時間あまり、どうやって満員の車中で過ごすのか?

中には、年寄りや子供連れもいる。他に移動手段はあるだろうに、なぜ、ここまでしてこの夜行列車に乗り込まなければならないのか理解に苦しむ。しかし、思ったほど人声はしない。丁度、ラッシュアワーの雰囲気に近い。もちろん、床に新聞紙をひいて座り込んでいる者もいたが。

混雑する車中ではあるが、沼津を過ぎたあたりで眠りにつけた。

翌朝、大高付近で目が覚めた。夜中より乗客が減っているのは、大垣まで行く車両に乗り移ったためだろうか? それとも、豊橋で降りたのか? さすがに立っている者は少なく、大抵は通路に座り込んでいる。

定刻より少し遅れて名古屋に到着。この車両は名古屋まで。ここで近鉄に乗り換える。乗換は10分程度は見ておいた方が良い。

近鉄名古屋駅で6時半発の難波行き特急の特急券を名張まで購入する。この特急はノンストップではなく主要駅に停車する。それを逆手に取って、名張で連絡している区間快速急行に乗り換える予定。鶴橋到着は9分しか違わないにもかかわらず、特急料金を570円節約できる

売店で朝食を購入し列車に乗り込む。この時間帯の近鉄特急はさずがに空いており、余裕で2席占領できた。やはり、空いているというのはいい。それなりの出費はかさむが、大垣での乗り換えを考えると安いともいえる。なお、乗車券は事前に近鉄株主優待券を金券ショップで入手しておいたので、名古屋から3000円もかかっていない。

進行方向右側の車窓を眺めながらの朝食の後、桑名を過ぎて睡眠を補充し、伊賀神戸あたりで再度目覚め、予定通り名張で区間快速急行に乗り換える。そして、八木で下車。今朝は奈良線沿線にある実家に立ち寄るため、ここで橿原線に乗り変える。実家を出た後、再度、鶴橋から青春18きっぷを活用して、環状線、阪和線と乗り継いで昼過ぎに帰宅した。

これで、夏の青春18きっぷを全て使い切ったことになる。

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