東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

東京-大阪単身赴任 最後の旅路(1)

2012-10-20 23:49:44 | JAL

往路:9月29日(土) 八O子  →神田   :中央特快 神田   →浜松町  :山手線 浜松町  →羽田空港 :空港快速 羽田空港 →伊丹空港 :JAL121便 伊丹空港 →難波   :空港バス 運賃:¥890+¥470+¥620

9年間に及んだ単身赴任生活も今日が最後。

今回の帰郷で、長かった旅も漸く終わりを告げる。

既に部屋の荷物は業者が運んでいってしまった。部屋の中はがらんどうである。9年間、この部屋で過ごした証は何も残っていない。

窓から八O子の景色を眺める。

富士山が綺麗に見えていた。この部屋から富士山を眺めるのはこれが最後。

空虚な部屋で一人感傷に浸る。

そして、意を決して部屋を出た。もはやこの部屋に戻ってくる事は無い。

決して後ろを振り返る事は無く、バス停に急ぎ、丁度やってきた路線バスで八王子駅へと向かった。









八王子駅では、JR東日本のえきネットで予約して、ムーンライト信州妙高妙高JR東日本区間で完結しているため、えきねっと特典で、手数料無しで何度も変更を繰り返して延命させた指定券を発券した。大阪に戻ってしまうと発券できなくなってしまうから。

発券後でも、もう一回変更のチャンスがあるので、天王寺~新大阪間の特急の指定券にでも変更する予定。

SUICAではなく、ICOCAで改札を抜けて、やってきた11時22分発の中央特快に乗車。小生が単身赴任を開始した頃は、オレンジ色の201系電車であったが、いつの間にかE233系に代わってしまった。

中央線には余り良い思い出は無かったが、出張でも無い限り、もう乗ることも無いだろうと思うと、何となく一抹の寂しさを禁じ得ない。

神田で山手線に乗り換える。

やや混雑していたが、何となく座れてしまう。東海道線と東北線・高崎線とを繋ぐ東北縦貫線の工事が進んでいる様である。これが完成すると、このあたりの風景も一変するのだろう。

浜松町で山手線を降りる。

目的は3つ。

1つ目は、言うまでも無く、東京モノレールに乗り換えるため。2つ目は、昼食のために、例によって、ファンくるで当選した、由丸芝大門店を訪問するため。そして、3つめは、最後の最後に芝大門を訪問してみるためである。

浜松町駅北出口を降りるのは、今回が初めてである。

小生にとってはモノレールへの乗り換え駅というイメージしか無かったが、こんな所にも出口があったのかと最後の最後で認識を新たにした。

少し歩いて、由丸芝大門店を発見。昼下がりであるので、やや混んでいる。

ここでは、お勧めの魚介つけ麺を注文する。5分経ったか経たないかの間に、料理が運ばれてきた。

やや太めの麺がシコシコして歯ごたえが良い。そしてスープが非常に美味しい。

御馳走様でした。

最後の最後まで、ファンくるのお世話になって無料で食事する自分に少し呆れるが、お得な物は精々利用しないと。

ちなみにファンくるとは、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、代金をポイント(キャッシュ)バックしてくれるシステムのこと。店員さんの名前を覚えておくことと、レシートをきちんと貰うことに注意すれば、モニターはそれほど難しくは無い。

ファンくるの登録は、こちらのバナーから。もちろん登録料や会費は一切かからない。
タイプ1


食後は、腹ごなしを兼ねて、芝大門付近を散策する。東京タワーが近くに見える。9年間も東京で暮らしていたのだから、一度ぐらい、東京タワーを訪問する機会があっても良かったか。

搭乗する飛行機の関係もあって、観光?はそこそこに切り上げて、浜松町駅に戻る。(続く)






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