東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

阪急三宮駅に思う

2005-11-21 00:09:00 | サンライズ瀬戸・出雲
復路:11月20日(日)
天王寺→新大阪:はるか
新大阪→三ノ宮:新快速
三ノ宮→東京 :サンライズ瀬戸
東京 →八王子:中央線快速


おやすみと、寝間で娘に声をかけ、スーツ姿は今宵旅立つ。

日曜日の夜22時過ぎ、我が家ではあたりまえになった出勤風景である。今宵の宿、サンライズ瀬戸のびのびシートに乗り、約10時間かけて通勤する。




周遊きっぷのメリットを活かすべく、天王寺からは上り最終はるかに乗車し、少しだけリッチな気分を味わいつつ、新大阪に向かう。

そして、新快速に乗り換えて三ノ宮まで逆行する。こんなに遅い時間帯なのに大阪から乗るとなかなか座れないが、新大阪からだと余裕で着席できる。どうせ、10時間以上かけて通勤するのだから、多少遠回りをしてでも、快適に移動したい。

新快速は、相変わらず、気持ちの良いスピードで疾走する。座席といい、スピードといい首都圏の東海道線とは全く比べ物にはならない快適さである。慣れてしまうと何のことはないのだが、私のように、東と西を行ったり来たりしていると、その差を常々感じてしまう。

書き物をする間もなく、三ノ宮に到着。ここで、上りホームに移動して、サンライズ瀬戸・出雲の到着を待つ。並行する阪急電車が、何本か通り過ぎる。

これを見るたび、いつも気分が滅入る。

1995年1月13日夕方、出張の帰り、私は、駅ビル下のトンネルから湧き出るように現れる阪急電車を、まさに、この場所で眺めていた。そして、その4日後、惨劇が発生した。

10年以上経った今では、何も無かったかのような繁栄ぶりである。しかし、私は知っている。あの時以来、阪急三宮駅の風景は全く変わってしまったことを。復興はまだ道半ばである。

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