東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

少しだけ感傷紀行

2008-11-29 16:55:00 | ANA
夕闇迫るプレミアムクラス
往路:11月29日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →伊丹空港 :ANA035便(P)
伊丹空港 →あべの橋 :空港バス
天王寺  →     :快速日根野行き
運賃:¥1,700+¥15,100+¥5,000+¥620+¥210

本日は土曜日、午前中は出勤して昼間に帰郷のパターン。

昼休みの間に出発するつもりが、少し出遅れてしまった。出遅れると、余分な事をしないといけなくなる。遅れが遅れを誘発する悪い例か。

結局、出発できたのは、14時前、中央特快に乗って、羽田へと急ぐ。

新宿西の新快速同様、いつも混雑している中央特快だが、幸い立川で座席を確保できた。そして、新宿で山手線に乗り換える。

しかし、先頭車両近くの出口を降りたのは大失敗だった。山手線ホームまで延々歩く羽目になる。未だに新宿駅の構造を把握できていない。

山手線でも着席出来たのは意外。やはり、土曜日の昼下がりは空いているためだろうか?

京急品川で京急羽田行き急行に乗り換える。

この列車は、車両端部は対面では無い固定クロスシート。景色がよく見えて楽しい。

昼下がりでウトウトしても良い頃だが、全く眠くならないのは、そのためだろうか?

羽田空港到着は15時45分。

19番カウンター16時の便のチェックイン締め切り間際である。空いている19番カウンターに飛び込んで。

”16時の便に変更して欲しいのですが、間に合いますか?”
”えーっと、ハイ、大丈夫です。”
”では、Pクラスに空きがありますか?”
”今、お調べします。”
と、丁寧に対応していただいた。が、

”満席ですね。空席待ちをお入れしましょうか?”
と、言う事だったので、

”では、次の17時の便はどうでしょうか?”
”はい、......空席、ございます。”
”窓側、通路側、如何なさいますか?”
”窓側をお願いします。”
”お支払い方法は?...”
......
という、やりとりがあって、急いで羽田までやってきた割には、17時の便に搭乗する事になった。

今から思えば、とりあえず、17時の便をキープしておいて、同時に16時の便の空席待ちを入れてもらっても良かったか。締め切りが迫っていたので、そこまで頭が回らなかった。

カードラウンジへ時刻は15時50分。充分時間があるので、ニコチン補給とトイレを兼ねて、久しぶりに2タミの出発ロビー3Fにあるカードラウンジを訪問する事にした。

人はそれなりに居て、喫煙エリアは狭く感じる。

でも、皆さん、マナーは良いようで、混んでいるため一人一席を守っている。隣の椅子に荷物を置いて隣席ブロックしている人は見あたらない。

煙草一本と珈琲一杯で、ラウンジを出て、保安検査場を通過する。

朝は、ベルトを外さないとアラートを出してしまうのだが、同じ服装でも昼間は特に問題はなかった。

それどころか、お茶の入ったペットボトルが鞄の中に入っていたのを通過してから気が付いたが、見逃してくれた??様である。

おつまみと青汁昼間の保安検査はユルユルなのだろうか?

本館ANAラウンジに入る。流石、土曜日だけあって、空いており席は選び放題である。

いつものおつまみと、青汁と持ってきて、パソコンを立ち上げ、メールチェックなどを済ませておく。

16時45分にラウンジを出て、搭乗口へ行くが、どうやら出発20分前から搭乗開始だったようで、優先搭乗のタイミングを逸してしまった。そのため、搭乗口で渋滞に巻き込まれてしまう。

今宵の翼はANA035便である。

当機は、定刻より5分早く出発。

”定時出発にご協力ありがとうございます。”という台詞。JALでは良く耳にするが、ANAでは聞かなくなって久しい。当たり前になってきたためだろうか?

夕闇機外に目を向ける。

夕闇迫る風景を眺めていると、少しは感傷的になってくる。こんな生活、一体、何時まで続くのか??

さて、ベルトサインが消えて、プレミアムデリが配られる。見た目は今ひとつだが、お味は実に良い。特にチーズサンドイッチが大変美味しいし、マロンケーキも甘すぎず上品なお味である。
プレミアムデリ
お品書き

そのうち、機外は闇に包まれる。睡眠薬の効果で記憶を失う。

........

そして、突然の大音響で目が覚めると、そこは伊丹空港だった。定刻より早めに到着したので、阿部野橋行きのバスには充分間に合う。
ANA035便@伊丹
伊丹空港


土曜日だけあって、バスは空いており、ここでも少し睡眠を補充する。阪神高速は順調で、30分弱で阿部野橋に到着。

ここからは、やや混んでいる阪和線快速で堺方面へと向かう。

帰宅は19時ちょっと前。

既に土曜日は終わっている。帰宅しなくても特に何も変わらないだろうが、でも、一人東京で過ごす休日を寂しく感じる季節である。

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