東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

神戸空港からのんびりと帰京

2008-11-24 20:55:00 | ANA
三ノ宮のイルミネーション
往路:11月24日(月)
     →大阪   :関空紀州路快速
大阪   →三ノ宮  :快速網干行き
三宮   →神戸空港 :ポートライナー
神戸空港 →羽田空港 :ANA414便(P)
羽田空港 →京王八O子:空港バス
運賃:¥770+¥320+¥13,100+¥1,700

11月の2度目の3連休は、神戸空港から搭乗する事にしている。

堺に住んでいる者にとって、神戸に行くこと自体が小旅行と言っても良いくらいであり、久しぶりに夜の神戸の雰囲気を味わうのはちょっとした楽しみである。

約3日間、家族と一緒に過ごす事が出来たので、今宵は、かなり早め17時過ぎに自宅を発つ。

翼はANA414便、神戸空港20時55分発。

出発時刻からすると、余裕を見たとしても、18時過ぎに家を出れば充分なのだが、三連休の最終日ゆえプレミアム特割はずーっと×状態で予約は叶わなかった。

次善の策として、特割1(Y)で予約し、当日アップグレードをもくろんでいる。三連休の最終日のこの便はほぼ満席になる事が予測されているため、早めに空港へ行って、是が非でもPクラスにアップグレードしようという魂胆である。


いつもとは逆方向の関空紀州路快速で大阪へ出る。

夕方の中途半端な時間帯であるためか、混んでいる印象の強い関空紀州路快速は、最初から着席出来る程度に空いていた。

快速網干行き@三ノ宮大阪でJR神戸線に乗り換え。

何時も何時も混雑している新快速を避けて、17時50分発の快速網干行きに乗車する。

12両編成のお陰で、先頭車両は、案の定ガラガラでここでも余裕で着席可能。久しぶりの転換クロスシート223系は快適快適。

夜景を見ていると、ちょっとした鉄道旅行気分に浸れる。

しかし、小生とした事がここで大失敗を...運賃を下げるために、大阪で一度改札を出たのは良いが、この日のために折角購入した昼特きっぷを使うのを忘れて、再びICOCAで入場してしまっていた。

なんたる不覚。

快速は定刻に三ノ宮に到着。

西の外れの改札を抜けて、しばし、三ノ宮のイルミネーションを見物する。
三ノ宮のイルミネーション

三ノ宮のイルミネーション冷たい外気を貫くような光の群は、まだ、11月だけれど、早くも年末気分にさせてくれる。

予定通り18時25分発のポートライナーに乗車して、一路神戸空港に向かう。

乗車したのは残念ながらロングシート車両だった。

ポートライナーの車内は異様に暖かく段々と眠くなってくる。が、空気が乾燥しているので、喉が乾いてきて決して眠る事は出来ない。

神戸空港に到着し、ANAのカウンターへ急ぐ。
神戸空港入り口

時刻は19時50分。出発便の狭間で、係員は一名しか居ない。多分、大丈夫だろう。と思いつつ、アップグレードを依頼すると,...

”空席、ございます。窓側、通路側、どちらになさいますか?”というやりとりがあって、残り少なくなったご利用券を使ったアップグレードは予定通り完了した。

緊張感がほぐれ、急に空腹を感じるようになった。

出発までまだ2時間もある。プレミアムデリまで持ちそうも無い。そこで、いつもAMEXのドリンクサービスでお世話になっている、上島珈琲店に入ることにした。

まず、チケットとAMEXカードを提示して出して、キャラメルミルク珈琲M¥470を、そして続いて生ハム&野菜サンド¥360を注文。こちらは、JALのICで決済した。

よって、財布からは一銭も使っていない。

キャラメルミルク珈琲はやや甘すぎる感じもするが、生ハム&野菜サンドはやや辛目なので、丁度良い組み合わせであった。
バルマ産野菜と生ハムのサンド

上島珈琲店はUCCコーヒーの直営店であるが、ここでは、美味しいケーキやサンドイッチもあるので、仮にAMEXのサービスが無くても訪問する値打ちはあると思う。

因みに、このようにステータスもあって、かつ、お得なアメリカンエキスプレスカードの入会は以下から可能。
アメリカン・エキスプレス

小腹が満たされたので、久々に屋上に昇ってみる。

寒い中、何組かの家族連れが航空機を眺めている。

丁度、沖縄行きの便が離陸する所に遭遇した。滑走路までタキシングし、Uターン。そして、全速力で滑走し、離陸。轟音が闇に消えていく。

自分の翼も、あんな風に、飛び立っていくのだろう。と思うと、何か不思議な物を感じる。

寒くなってきたので、再び、3階に戻り、ニコチン補給を兼ねて、今度は菊水茶楼に入ることにした。
菊水茶楼

ドリンクメニュー菊水茶楼も上島珈琲店と同様UCCグループの店であり、ここでも、AMEXのドリンクサービスが受けられる。

と言っても、メニューは全て¥500以上なので、AMEXカードを提示すると¥500引きになる訳であるが。

ここでは、アイスコーヒー¥580を求めた。

アイスコーヒーはまるで、透明の徳利?、いや醤油差しのような容器に入れて提供されるのが面白い。

また、コップの方も陶器製で、変わっている。とてもアイスコーヒーとは思えない。
アイスコーヒー¥580

しかし、店を出るときに、ちょっとしたやりとり?があった。

レジでAMEXカードを出したら、店員がAMEXのドリンクサービスの事を分かっていなかったようで、当該AMEXカードで決済しようとした。

危ない危ない。注意しないと。

暫くすると、ANA411便の空席待ち結果発表のアナウンスがある。

時刻は20時10分過ぎ。神戸空港では、普通の空港とは違って制限区域外のカウンターにて空席待ちの手続きが行われる。まるで、離島の空港の様である。

制限区域外で手続きを行うので、出発45分前とかなり早めに発表されるのだろう。とすれば、空席を求めて神戸空港に行くときには、かなり早めに到着しないといけない事になる。

どうやら、今宵は満席らしい。流石に3連休の最終日の事だけある。

20時20分頃、小生も、保安検査場を通過する。

神戸空港の保安検査場は3つ開けているのだが、一番右側は職員専用で、一般客は通過できないようになっている。職員の数は少ないのになぜ、専用にする必要があるのだろうか非常に疑問。一般/職員兼用で、職員優先とすれば充分と思うのだが。

人気の無い場所を選んで、搭乗開始を待つ。

神戸空港の無線LANは今だ健在。

予定通り、20時40分に優先搭乗開始。人数は、少なくとも50人は居る。神戸空港にはラウンジが無いので、SFCメンバーは多くは無いと思っていたが、そうでもないらしい。

当機は定刻に出発。滑走路までの距離は短いはずなのに、滑走路をグルグル廻って時間稼ぎをしているように思えた。

ベルトサインが消えると、プレミアムデリの時間。蛸の煮物は神戸ならではの珍味。そのうち、神戸空港で見つけて、お土産にしたい。

3連休最終日ではあるが、流石ANAだけあって、当機はほぼ定刻に羽田空港に到着。

予定通り、八O子・高尾方面のバスには余裕で間に合う。

1タミでも乗客は少なく、バスはガラガラ、また、高速も極めて順調で、ほんの1時間で京王八O子に到着した。

3連休の最終日、のんびりとした帰京の旅。

時間を掛けてゆっくりと、そして快適に帰京するのもまた、楽しいものである。

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