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気ままな映画生活

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『マーガレット・サッチャー -鉄の女の涙-』 2012年2月29日 よみうりホール

2012-02-29 22:44:53 | 映画 ま
マーガレット・サッチャー -鉄の女の涙-』 を試写会で観ました。

主演女優賞は伊達じゃありません

【ストーリー】
 1979年、父の教えである質素倹約を掲げる保守党のマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)が女性初のイギリス首相となる。“鉄の女”の異名を取るサッチャーは、財政赤字を解決し、フォークランド紛争に勝利し、国民から絶大なる支持を得ていた。しかし、彼女には誰にも見せていない孤独な別の顔があった。


女性は強い。しかし、男性社会、特にサッチャーの首相だった頃は女性議員など考えられないことだった。
それは、日本も同じで今はやっと差別なく・・・であるが、まだまだ差別はある。
ある種その差別的な考え方は仕方無いことだと思うが・・・理想は平等だが、、、

まだ存命であるが、アルツハイマーとも聞いた気がします。
何時まで経っても激動の人生を忘れることはできず、国民の世論や党の支持など、
見えない敵とも戦ってきた根性、プレッシャーは想像できないが、
メリル・ストリープの演技は秀逸であった。
映画は思いでとのオーバーラップ的に進むので中々感情移入は難しい。
そういう意味では淡々と映画は進んでいくが、その時々の出来事や決断は素晴らしく
元々の信念に基づかれているものであった。
で、後半に出てきた税金の時には、既にボケは始まっていたのだろうか・・・
少し考えてしまったが、人間誰しもが権力を持つとあのようになるのかと思うと残念である。
今の橋本徹を見ているようであった。
彼も世論=権力を手にして、その内、裸の王様になる日も近いと思ってしまった。

戻って、私はこの映画は好きです。
淡々と進むだけなのですが、男性も女性も全てを手に入れた後は堕ちるだけだと・・・
身の引き方は重要であると感じた。
その点では小泉純一郎も潔かったと思う。




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