気ままな映画生活

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『かぞくのくに』 2012年7月12日 スペースFS汐留

2012-07-12 23:59:17 | 映画 か
かぞくのくに』 を試写会で鑑賞しました。

映画はとても興味深く観れたのですが、舞台挨拶が遅くまで...

【ストーリー】
 日本に住むリエ(安藤サクラ)と帰国事業で北朝鮮へ帰った兄ソンホ(井浦新)。離れて暮らして25年が経ち、ソンホが病気の治療のために日本に帰国することになった。期間は3か月。家族や仲間はソンホとの再会を喜ぶ一方、担当医には3か月では治療は不可能と告げられる。しかし、滞在延長を申請しようとした矢先、本国から「明日帰国するよう」と命令が下り……。


脚本が良いというよりは、この話を事実として受け止めるには重すぎる内容である。
1959年から20数年間、帰国事業ということがあったことすら知らない私としては、
とても不思議で、そして、何とも無様なことを国策として行っていたんだなと思い知った。

なにより不思議なのは、20数年間続けていたことであり、
その間は、国交が正常で自由に行き来ができたのだろうか

日本は島国というけど、その昔は陸続きであった、、、九州に住む者は朝鮮民族が多いと
聞くけど、かくゆう私もその昔(何世代?)には九州だったらしい。。。

もうひとつ不思議なのは、極秘に帰国していたということである。
どうして、日本での治療が許されたのか、知る由も無いが不思議である。
(他に施設の整った国はあると思うのだが)

今回は監督の兄が戻ってきた時の話であるが、北朝鮮は許し難い国である。
映画を通じて考えさせられる内容であるとともに、上映後の舞台挨拶を通じて
出演者もそれなりの覚悟をして出演しているということを感じた。
勿論、監督はそれなりの覚悟を持って行動しているし、現状を変えたいと思って
勇気を持って行動している。

それが報われることを祈るのみです。



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