湊かなえさんの新刊読みました~
この作品は、週刊新潮に連載されていたものだそうです。
連載用に毎回読者を引きつける為の工夫をしたと、インタビューに答えられていました。
この本には、「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」というアンデルセンの童話が出てきます。
この印象的な題名は、そこからとられたのだと思います。
姉の失踪事件について、その当時と現在と、妹の視点から物語は語られます。
子どもの視点であっても、登場する女性たちの心情描写が丁寧に描かれています。
女性、といっても、子どもであったり、学生であったり、姉妹であったり、同級生であったり、
母親であったり、祖母であったり、ご近所さんであったり・・・。
そこに事件や謎がからみ、物語はよくできていると思いました。
ただ、私にとっては真相に迫っていく過程が、やや冗長に感じられ、
なかなか読み進めなかったです。
とりわけ、姉妹、というものの複雑な心境が、時を経て尚、人の気持ちを揺さぶる様子に、
多くの姉妹母娘経験者が考えさせられる内容だと思いました。。
この作品は、週刊新潮に連載されていたものだそうです。
連載用に毎回読者を引きつける為の工夫をしたと、インタビューに答えられていました。
この本には、「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」というアンデルセンの童話が出てきます。
この印象的な題名は、そこからとられたのだと思います。
姉の失踪事件について、その当時と現在と、妹の視点から物語は語られます。
子どもの視点であっても、登場する女性たちの心情描写が丁寧に描かれています。
女性、といっても、子どもであったり、学生であったり、姉妹であったり、同級生であったり、
母親であったり、祖母であったり、ご近所さんであったり・・・。
そこに事件や謎がからみ、物語はよくできていると思いました。
ただ、私にとっては真相に迫っていく過程が、やや冗長に感じられ、
なかなか読み進めなかったです。
とりわけ、姉妹、というものの複雑な心境が、時を経て尚、人の気持ちを揺さぶる様子に、
多くの姉妹母娘経験者が考えさせられる内容だと思いました。。
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