「週刊ブックレビュー」にご出演された伊集院静さんが
最新刊『お父やんとオジさん 』について話されているのを観て
興味を持ちました。
伊集院さんの著作はご無沙汰しており、随分久しぶりです。
実にシンプルな装丁ですよね~
ですが手に取ったとき、その厚さに一瞬たじろぎました。
600ページを越す、大作です。
手元に図書館の予約本が数冊滞っていたのです。
でも、そんな心配は無用なことでした。
暑さも忘れて夢中になり、
物語に引き込まれ、気が付くと読了していたのです。
この本は、著者の伊集院静さんの自伝的小説です。
タイトルにある‘お父やん’伊集院さんの父親のことで
‘オジさん’は伊集院さんの母親の弟のことなのです。
伊集院さんがまだ小さい頃、朝鮮戦争さなかに起きた
日本で生計を立てていた‘お父やん’と
日本で育ち第2次大戦後朝鮮に戻った‘オジさん’の生命をかけた出来事が
語られます。
‘お父やん’の高山宗次郎さんの、魅力につきるのです。
「男気」「侠気」「義侠心」という言葉に尽くされます。
そして、その心意気に応える妻や義両親や仲間たち。
家族を思う気持ち、人を思う気持の篤さに
心を動かされ、涙がこぼれました。
Amazonのこの本の紹介ページで、著者がこの本を語る動画が観られます。
どんな書評より、強力かも。
多くの人に読んで欲しいと思った、一冊でした。
おすすめします!!
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興味を持ちました。
伊集院さんの著作はご無沙汰しており、随分久しぶりです。
実にシンプルな装丁ですよね~
ですが手に取ったとき、その厚さに一瞬たじろぎました。
600ページを越す、大作です。
手元に図書館の予約本が数冊滞っていたのです。
でも、そんな心配は無用なことでした。
暑さも忘れて夢中になり、
物語に引き込まれ、気が付くと読了していたのです。
この本は、著者の伊集院静さんの自伝的小説です。
タイトルにある‘お父やん’伊集院さんの父親のことで
‘オジさん’は伊集院さんの母親の弟のことなのです。
伊集院さんがまだ小さい頃、朝鮮戦争さなかに起きた
日本で生計を立てていた‘お父やん’と
日本で育ち第2次大戦後朝鮮に戻った‘オジさん’の生命をかけた出来事が
語られます。
‘お父やん’の高山宗次郎さんの、魅力につきるのです。
「男気」「侠気」「義侠心」という言葉に尽くされます。
そして、その心意気に応える妻や義両親や仲間たち。
家族を思う気持ち、人を思う気持の篤さに
心を動かされ、涙がこぼれました。
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