井上荒野さんの新刊読みました~
この本、表紙がとてもかわいいのです。
物語の舞台は、東京の私鉄沿線にある小さな総菜屋「ここ家」。
店の主人の江子61歳が、‘ここ’と呼ばれていたことから、「ここ家」。
共に働いている、麻津子60歳、郁子61歳と、
3人でお店を切り盛りしているのです。
3人それぞれの、これまでの生活や今抱えている思いなど、
それぞれによって少しずつ語られていきます。
60歳という年齢からいっても、これまで過ごしてきた日々の重さが
否が応でも染み付いているのですよね。
そんなあれやこれやが、美味しそうなお惣菜と共に登場するのです。
料理の描写がとても丁寧なので、読んでいるだけでいい匂いに包まれます。
お腹もへっちゃうので、空腹では読まない方が賢明です。
3人は、ごく普通のおばさんたちなのですが、
それぞれ性格だって、環境だって違ってもそこは年の功で
ワイワイがやがや賑やかしく、飲んだり食べたり泣いたり笑ったり。
少しずつそうして乗り越えていくんだと、
やり過ごしていけばいいんだと、教えてくれます。
米屋の進くんの存在も、なかなかなかなかステキだと思いました。。
この本、表紙がとてもかわいいのです。
物語の舞台は、東京の私鉄沿線にある小さな総菜屋「ここ家」。
店の主人の江子61歳が、‘ここ’と呼ばれていたことから、「ここ家」。
共に働いている、麻津子60歳、郁子61歳と、
3人でお店を切り盛りしているのです。
3人それぞれの、これまでの生活や今抱えている思いなど、
それぞれによって少しずつ語られていきます。
60歳という年齢からいっても、これまで過ごしてきた日々の重さが
否が応でも染み付いているのですよね。
そんなあれやこれやが、美味しそうなお惣菜と共に登場するのです。
料理の描写がとても丁寧なので、読んでいるだけでいい匂いに包まれます。
お腹もへっちゃうので、空腹では読まない方が賢明です。
3人は、ごく普通のおばさんたちなのですが、
それぞれ性格だって、環境だって違ってもそこは年の功で
ワイワイがやがや賑やかしく、飲んだり食べたり泣いたり笑ったり。
少しずつそうして乗り越えていくんだと、
やり過ごしていけばいいんだと、教えてくれます。
米屋の進くんの存在も、なかなかなかなかステキだと思いました。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます