趣味は読書。

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『ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ』

2014年04月23日 | 
この本、図書館で偶然見つけたのです。

普段、この手の本は読まない私ですが、手に取りパラパラめくって、
一人の名前に目が留まりました。

「二つの『ナウシカ』―物語に選ばれた人」内田樹


この本は、ジブリ作品の世界をより詳しく知るための解説書のシリーズだそうで、
「ジブリの教科書」第1弾として、2013年4月「風の谷のナウシカ」が刊行されたのだそうです。

帯にあるように、各界の数々の著名人が執筆者として名を連ねているのです。

内容も、映画制作秘話や当時の制作現場でのスタッフの様子、
高畑勲さんと宮崎駿さんの対談やら、作品の背景を様々な角度から読み解き、
実に多種多様だと思いました。

内田先生の「二つのナウシカ」は、映画と原作とされている漫画について、
丁寧に解説されていました。
漫画は、とても内容が深くて難しいのですが、それを軽々と言葉に表して見せてくれるのです。
そして、‘物語に選ばれる’ということが、とてもこの漫画を言い当てていると思いました。

私は、映画も好きですが、とりわけこの漫画が大好きなのです。
これが、宮崎駿ファンになるきっかけとなりました。

まさかその一番大切な部分で、内田先生の解説を読むことが叶うとは思ってもいませんでした。
ナウシカファンには、おすすめしま~す。。





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