趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

「まわりにあわせすぎる人たち 」名越康文&ロブ@大月

2008年08月19日 | 
「14歳の子を持つ親たちへ」で
内田先生と対談していた
精神科医の名越康文さんの本です。
これも対談本で、
相手はネットの世界で若者達の相談に乗る
ロブ@大月という人です。

「14歳~」の本より
名越康文という精神科医の胸の内が
よくわかる記述です。

現代的な若者や家族の病理というものが
とても的確に映し出されているな、
という印象を持ちました。

キーワードはやはり‘対話’

世代によって
家族への思いや、
かかわり方、生き方などが
微妙にずれていて、
そのずれに目をそむけず
辛抱強く対話を繰り返してきたものだけが
家族というものを作り
子どもを育てていけるのだという事です。

ずれに目をそむけ
考えることをしないでいると
自分自身の感情そのものが麻痺してしまう・・・。

名越先生の話は、とても具体的で
どうしていったらいいのかを
明示してくれます。

これって、
究極の子育て本だ~



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