世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

谷川岳山麓ハイキング

2014年09月09日 | 登山 ハイキング ウォーキング


<一の倉沢衝立>

更新が遅れ勝ち。記憶も感動も薄れつつあります。

今日は朝から東京の空は晴れ渡り、秋晴れです。チョットまたまた悔しい!だって昨日は曇り午後雨

そんな天候の中、夫も私も久しぶりのゴルフだったのです。

本当についていない私達夫婦、どこまでお天気に見放されるのでしょうね。

 

3日目谷川岳登山の予定だったこの日も朝型雨こそ降ってはいませんでしたが、どんよりとした曇り空。

前日の至仏山の疲れもまだ少し残っていることから、谷川岳登山はまたの機会とし、山麓トレッキングに切り替えました。

以前ブログ友達のRさんが、あの有名な一の倉沢の岩壁を見上げる出会いまでハイキングをなさった記事を参考にしました。
私達はトレッキングも目的ですので、さらにその先まで歩いてみることに。往復約4時間のコースです。

 

一の倉沢出合までは舗装道路ゆえスニーカーでも行けますが、それから先は軽登山靴が必要です。

 
<土合口P→マチガ沢→一の倉沢出合→幽の沢出合→芝倉→JR避難小屋→(新道)→一の倉沢出合→土合口>

思ったより歩き甲斐のある山道でした。

土合口駅の駐車場では一の倉沢衝立岩にもガスが立ち込め見えないだろうと。

しかし幸いお天気も徐々に回復、青空も。ラッキー!

 
<西黒尾根登山口 ここからの登山は上級向き。私登る振りだけ>

幾多のクライマーの命を奪った一の倉沢岩壁は静かに堂々とそこにそそり立ちはだかっていました。

その光景は聞きしに優る圧巻です。

 

とはゆえ、何ゆえに危険を冒してまでクライマー達はあの岩壁を征服しようとするのでしょうか?

その美しさと険しさが山男の挑戦欲をそそるのでしょうか。

夫に聞いてみました。「男のロマン」と一言!(彼は挑んだことはありません)

岩にはめ込まれた数多くの若き遭難者を悼むプレートを見るにつけ、心が痛むと同時に、
ふと幼い山ボーイの孫息子に思いが走りました。

私は決して許さない!山に命を懸けることは!

 

ここから先は砂利や石ごろごろの山道となります。アップダウンは少なく、歩き易い道です。

ところが、湯檜曽川に下る道のなんと険しいこと!

 

川沿いの道では誰にも出会うことなく、静かなあるきが出来ました。

マイナスイオンを胸いっぱい吸いながらの気持ちの良い森林浴です。

このまま土合口まで歩くことも考えましたが、至るところに掲げられているこの看板が気になります。

私は熊鈴を鳴らしながら、夫は時折笛を吹きながら。それでも怖い!

沢あり、木々が生い茂るその状況は熊出没の条件にはもってこいです。

一の倉沢がもう一度みたいということもあり、新道中途でまたエッチラコッチラと山道を上り返し旧道に出ました。


<再び一の倉沢出合いに戻ります>

谷川連峰山頂は相変わらず雲、ガスが立ちこめ、見ることは出来ませんが、楽しい有意義なハイキングでした。

 
<旧道入り口にある谷川岳山岳資料館 昔の山道具を懐かしそうに見入る往年の山男>

谷川岳リベンジはいつになるでしょうか。早くしないと体力が・・・・・。

カナディアンロッキーといい、谷川岳といい、リベンジ舞台が次々と増えていきますね(笑)。

 

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
谷川岳 (山小屋)
2014-09-10 10:21:52
谷川岳の一の倉は有名です。
岩壁のたくさんの遭難者のプレートが埋め込まれて
いました。

蓬峠の標識がみえます。
ここから蓬峠に登り、小屋に泊まって白毛門を通って
土合まで歩きました。
白毛門の下りは木の根っこが張り出していて、なかなか
厳しいところです。

昨日のイベントで「盲目のクライマー」という映画を観ました。
世界初、盲目の男性がエベレストに挑戦し見事に頂上
立つまでを描いたドキュメンタリー映画でした。
不可能を可能にするという意志の力に感動しました。
返信する
昔・・・ (bonji)
2014-09-10 18:00:38
確か、父の大学の同級生が谷川岳の一の倉沢で
遭難したとききました、
父達は遥か遠く現場が見えるところまで登り
皆で冥福を祈ってそうです、
ここから見たのかしらなんて思ってしまいました。

男のロマンなのでしょうかね。

             bonji
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一の倉 (だんだん)
2014-09-10 18:16:36
至仏山をエッサコラサで登ったのも、拝見しました。
時間さえあれば、人のことはどーでもよしですね。
自分の体調にあう歩きが一番です。

この一の倉は、秋山郷に行く際に寄りました。
だからハイキングコースは知りませんが…
世界に冠たる急峻な壁に、恐れを抱きました。
遭難者のプレートを見るにつけ、山男とは?と自問自答でしたね。
あいにくの雨、最近は何処に降るか分からないです。
一つの山をクリアしただけでも、立派ですよ~
返信する
山小屋さんへ (花水木)
2014-09-10 22:24:18
こんばんわ。
一の倉沢の若き遭難者を悼むプレートを見て、複雑な気持ちになりました。
今でもあの壁に挑み命を落とすクライマーが後を絶たないのでしょうか。
だとするととても悲しい事ですね。
でも今は山の装備も数段に進化し、以前より遭難者は少なくなったと思いたいですが・・・。

私たちは芝倉沢で川に下り、引き返しましたが、あれから先は健脚者向きと標識に書いてありました。
流石山小屋さんですね。

「盲目のクライマー」Yes,we can!ですね。
返信する
一の倉沢! (ラッシーママ)
2014-09-10 22:26:48
やっぱり花水木さんが歩く所は私とは大違い・・・
私は土合口から一の倉沢出合まで往復のハイキングでしたが
長年の夢だった一の倉沢出合から眺める一の倉沢衝立の素晴らしさ
感動して涙が出そうになりました。

ですからその先の事は花水木さんの写真で見ましたが険しいですね。
山男のご主人が付いてらっしゃるのですもの安心でも熊が出る・・・の警告は怖いですよね。

山には全く分からない私でも一の倉沢の絶壁を見たら
登りたいと言うの、何となく分かります。
やはり男のロマンですかね・・・
返信する
bonjiさんへ (花水木)
2014-09-10 22:30:53
エッ!そうだったのですか?
お気の毒です。
きっとこの一の倉沢出合であの岩壁をご覧になり、友を偲ばれたのでしょう。
bonjiさんのお父上のような気持ちで一の倉沢出合を訪ねる方は多いのでしょうね。
岩にはめこまれた数枚のプレートの前には小さな祭壇が設けられていました。
主人と手を合わせてきました。
山に捨ててはいけないもの、それはゴミと命!この言葉が胸にじんと来ました。
返信する
だんだんさんへ (花水木)
2014-09-10 22:41:49
だんだんさんが一の倉沢を訪れられた記事は記憶にあります。
確か紅葉の盛んな秋でしたよね。
天神平展望台へも行かれていましたよね。
あの頃は谷川岳なって絶対行けないと思っていました。
今回はお預けになりましたが、天候さえ安定していれば、そんなに難しい山ではないと主人が申します。
だんだんさんもいずれチャレンジなさるのでしょ?

一の倉沢出合では幾多の遭難者のプレートを見て、複雑な気持ちになりました。
何故?なぜ?ってね。
心配性のお婆ちゃんは山にのめり込んでいる8歳の孫のことをはや心配しています[苦笑)。

>一つの山をクリアしただけでも、立派ですよ~

有難うございます、先輩!
返信する
ラッシーママさんへ (花水木)
2014-09-10 22:49:35
ママさんの記事を参考にさせていただきました。
山に詳しい主人ですが、あのハイキングコースは知らなかったんですよ。
あの方は山頂を極めることだけが目的ですから(笑)。

一ノ倉沢から先は一部を除いて平坦な山道です。
川へ下らず、芝倉沢まででそのまま引き返すのであれば、だれでも歩けるコースだと思います。
少し距離はありますが。

道よりも熊に恐怖!いかにも熊が出て来そうな道でした。
二人で賑やかに熊鈴と笛の合奏でした(笑)
返信する
谷川岳 (こば)
2014-09-17 15:10:14
こんにちは。
いつも楽しみに読ませていただいてます。

一ノ倉のこのハイキングコース、8月に行きました。
私の両親(70歳代)と一緒でしたので、一ノ倉出合いのところまでの往復しかできませんでした。
(父が転んで足を怪我したあとでしたので、両親は電気バス利用)

幽の沢出合までは次回のお楽しみにすることにします。

谷川岳はこの前日に行ったのですが、天狗のトマリ場まで息子が、その手前まで私と夫で登りましたが、さすがにガスってきてあきらめました。
(私の体力も・・・)

私も春になったら再チャレンジの予定です。
返信する
こばさんへ (花水木)
2014-09-19 21:43:36
はじめまして、で宜しいですよね。
いつもお読みいただいているそうで、有難うございます
これからも宜しくお願いいたします。

一の倉沢出合から先は少し道が悪く、スニーカーでなく計登山靴がいいと思います。
ハイカ^も少なく、静かなあるきが出来ます。ちょっと熊が怖いですけどね(笑)。

私は最初から谷川岳登山は諦めました。谷川岳こそお天気のよい日に上りたいですね。
でもなかなかそのチャンスは巡ってこないかもしれませんが。

電気自動車、走っていましたね。私達でも乗れるのかしら・と主人と話していましたが、
sぷいうバスだったのですね。納得!
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