世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

読書備忘録&大活字本

2021年09月28日 | 読書&映画

「海辺のカフカ」村上春樹著

読後感ははっきり言って、俗っぽいやや品のない言い方をすれば、「けったいな小説!」。

読了し、どう表現してよいのか分からない読後感です。

村上春樹独特の表現に頭は混乱の極み。しかし何故か先が読みたくなる面白さ。

村上春樹は「ハルキニスト」と言われる熱狂的ファンも多く、世界的に著名な作家であることは百も承知。

しかし私はどうしても彼の感性についていけない。

あらすじにもミステリアスな部分が多く、ややオカルト的、読後もモヤモヤ感が残る。

が、折角上下2巻とも読破したのだから、ネタバレにならない程度に簡単にあらすじを紹介する。

 

主人公 田村カフカは15歳の少年、中学3年生である(私の孫息子と同い年)。

父親からかけられた呪いに似た言葉から逃れるため、家出を決意し四国高松に向かう。

四国高松の私立図書館「甲村図書館」に救われ、そこで様々な人と出会い様々な体験をし成長していく。

その体験がややオカルト的。

一方、もう一人の主人公であるナカタさんはカフカと同じ東京中野に住む知的障害者。

猫と話せるという特技を持ち、猫探しの依頼を生活の糧とする60代のおじさん(とってもいい人)。

彼もまたある事件に巻き込まれ、そらから逃れるため四国高松に向かう。

この二つの物語が章ごとに交互に語られ、結末で融合する。

 

きっと奥が深いのだろうが、凡人の私には何とも奇妙な理解しがたいあらすじだ。

独特の表現、大胆さ、オカルト的、現実離れしたファンタスティックなストーリーに何度も投げ出したくなった。

しかしここが村上春樹の凄さ、素晴らしさか、最後まで読まざるを得ない気持ちになり読了してしまった。

 

年齢的なこともあるかもしれない。村上春樹の長編小説はもう読みたいとは思わない。

その独特の世界観、表現にとてもついていけない75歳の私だ。

が、よく言われるように彼のエッセイはとても魅力的で面白いと思う。

まるで小説を書く村上春樹とは別人のように思えてならない。

私はエッセイストの村上春樹が好き!

 

さて皆さんは「大活字本」といのをご存知でしょうか。

弱視者や高齢者にも読みやすいように、文字の大きさや行間を調整し、

大きな活字で組みなおした大活字図書のこと。初めて出会うと驚くほどの大活字だ。

 

比較的古い作家の本が多く、今回は向田邦子さんのエッセイ「眠る盃」を借りてみた。

私の利用する図書館は大活字本の蔵書は充実していて、公開書架ではなく、

自由に出入りできる書庫の書棚の一部にずらりと並んでいる。

この大活字本を知ったのは夫Aさんが借りてきたから。

彼は緑内障と言われていて、視野も徐々に狭まってきているとの自覚症状があるようだ。

眼に関してはとても神経質で、大好きな車の運転も自らやめ免許も自主返納。

読書量もかなり落ちてきている。この大活字本はとても有難いと言ってはいるが、

何分にもまだまだ一般的でないため、蔵書が少ない。

高齢化に向けてあらゆる分野でこの大活字本が普及することを願っている。

 

今回の記事のコメント欄は閉じています。

 

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しつこい偽警告

2021年09月26日 | 日常の生活

ちょっぴりドキッとしますよね、こんな画面が表示されると。それも頻繁に!

皆さんのパソコンにはこのような表示が出現することはありませんか?

以下今まで現れた偽警告の画面をここに羅列しますと、5タイプです。

   

私はマカフィーのセキュリティーソフトを入れていますので、安全なはずなのですが・・・・。

マカフィーのロゴが入っていると、やはり気になります。

とってもしつこいのです、PC開けるたびに。偽警告と分かっていても気持ち悪いですよね。

 

これらはマカフィーを装うためのポップアップ通知だそうで、解決方法もネットに載っていますが、

その方法を説明しているサイトまで本物かどうか疑わしく思えてくる疑心暗鬼の塊の私です。

解決方法の説明も分かりにくいですし、やたらと横文字、専門用語がでてきて戸惑います。

夫AさんのPCにはこの偽警告は現れないというのですが、なぜ私だけ狙われているの?

こうしてブログを綴っている間にも次から次へと右下に現れては消え、現れては消え。うっとうしい!

無視すれば何も問題はないのですが、これは真剣に解決策を講じなければないりませんね。

正しく対処すれば偽警告ポップアップはパタッと来なくなるそうです。

午後から解決方法を真剣に読み、対処するつもりです。

上手くいきますように!

 

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都留湧水巡り

2021年09月23日 | 日常の生活

<都留長慶寺境内の勇水池のバイカモ>

またまた夏日に戻ってしまいました。

不安定な空模様ながら陽射しの眩しい日 蒸し暑い日が続きます。

今週は火曜日辺りから下り坂と聞いていましたのに、外れですね。それはいいとして・・・・・。

その予報を信じて、連休最終日の月曜日、快晴の青空の誘惑に負け、

渋滞覚悟で中央高速に乗りました。

近隣のウォーキングに飽き、どこでもいいわ、緑豊かな人の少ないエリアに行きたい!

突然の思い付きで、出発は9時半になってしまいました。我が家にしては珍しく遅いスタート。

目指すは都留市の夏狩湧水群。富士山の伏流水が豊富に湧き出しています。

この湧水群はかってのブログ友だち「だんだん」さんからの情報。

出発前にお電話し、駐車場、その他いろいろ教えていただきました。ありがとうございます。

 

まずは長慶寺に車を停めさせていただき、歩き始めます。

長慶寺の湧き水池には可愛いバイカモ(梅花藻)の花が咲き、なんと清らかで瑞々しいこと!

バイカモはキンポウゲ科の水生多年草で清流でしか育たないということです。

以前忍野八海で初めて見て、その愛らしさに感動しました。また会えてうれしい!

見事に人は居ません!道すがら常にどこからともなく水の流れる音がし、涼を誘います。

 

柄杓流川の断崖からは湧水が滴り、見事な滝となり、壮大な風景となり見ごたえがあります。

太郎・次郎滝!名前の由来は定かではないそうですが、「都留の民話」からその名がつけられたとか。

こちらでしばしの休息をとった後、湧水の道を下り、「菊池わさび園」へ。

富士山に降り積もった雪や雨が40年かけて岩清水となり自然栽培のわさびを育てています。

ガレ場の道を数百メートル歩くと、まるで待っていましたとばかりにダンディーなおじさんが、

いろいろ説明をしてくれました。わさび田の中を歩くこともでき、しばし散策。

予約をすれば無農薬、無添加わさび漬けを購入することもできるそうです。

 

長慶寺に戻り、再度車で別の湧き水エリア「十日市場エリア」を訪れるつもりでしたが、

道が複雑なうえに細くて、とても私の運転技術では無理。諦めて帰路つきましたが、ここからが大変!

毎日が日曜日なのに、こんな3連休最後の日に出かけた私たちが馬鹿でした!

中央高速は4時から4時半の間に3ヶ所で事故。談合坂付近で2ヶ所、小仏トンネル付近で1ヶ所。

都留インターから高尾圏央道との分岐点までずっとノロノロ運転。

途中休息をと寄った談合坂のパーキングエリアまで渋滞。フードコートは密。寄ることなく逃げるように退散。

普段なら2時間で帰れるところが5時間半かかりました~。帰宅は午後10時。

100%私の運転ですから、もうグッタリでした。

どんなにお天気が良くても休日に出かけるものではありませんね

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台風一過

2021年09月19日 | 日常の生活

<多摩川台公園の水生公園にて。9月19日午前11時撮影>

日本を横断すると言われた台風14号も、思ったほどの被害もなく、通り過ぎて行った模様。

河のそばで暮らす私には、昨日の叩きつけるような雨は、数年前の多摩川一部氾濫を思い出させた。

あの時は多摩川が川ではなく海のようになってしまった。河川敷の何もかもが水の下になり、

その水の引いた後の無残な光景は今でも忘れられない。

東京地方は今日は台風一過の青空。早朝はまだパラパラと小雨が降っていた。

日中は久しぶりの抜けるような青空!空気も乾燥しとても爽やか1日だった。

<多摩川河川敷ゴルフ練習場と新幹線鉄橋>

台風一過といえば恥ずかしく思い出すことがある。

私はかなり大きくなるまで「台風一過」は「台風一家」だと思っていた。”Typhoon Family”

台風一家なんてぞっとするわ~。(苦笑)

 

今日は日中のウォーキングとし、いつもとは逆方向、北(上流)に向けて歩いた。9800歩。

ゴールは田園調布駅!いつ見ても素敵!

手前には桜の名所としても、また古墳群としても名の知れた多摩川台公園がある。

別名亀甲山古墳、多摩川流域最大の前方後円墳。古墳展示室もあり、自由に見学もできる。

緑豊かな、遊歩道もしっかりした公園で、今日は日曜日家族連れで賑わっていた。

コロナ禍の穏やかな1日。

<公園内の水生公園 ザリガニが生息しているよう>

もみじのかすかな紅葉も見られた。秋が深まりゆく。

最後に久しぶりに出会えた秀麗富士山!が、雪は消えてないようだ。

 

最近はブログ画像は殆どスマホ写真が多かったが、今日は久しぶりにデジカメをもって出かけた。

折角買い換えたのに殆ど使用していなかった。宝の持ち腐れ!

やはりスマホ写真より画像も鮮明、美しい。

 

 

 

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今日この頃

2021年09月17日 | 呟き

<多摩川土手に咲く彼岸花>9月17日5時48分撮影

すっかり秋めいてきた。そして朝の明けるのも遅い。

私の早朝ウォーキングも少しづつ時間がずれてくる。

今日のスタートは5時15分。

昼間はマスクをしていない人を見かけることは皆無と言っていいけれど、

早朝のウォーキングでは半分の人はノーマスク。う~これでいいのかな~?

という私も付けたり外したり。できるだけ人の少ない所を歩くようにしている。

「行」は土手を「復」は住宅地を歩く。明らかに住宅地の方が静かだ。

ノーマスクで良いなら、そろそろ日中を歩くのも良いかなと思っているけれど、そうもいかないだろう。

<元気なサルビア>

全国的に新規感染者は急激に減少してきた。嬉しい

今日の速報:東京都新規感染者782人。前週の金曜日から460人少ない。

しかし少し気になるのが重症化リスクの高い高齢者の割合の増加。昨日はついに8.9%。

ブレークスルー感染が増えてきているのだろうか。

いよいよ厚生省も3回目のワクチン接種の方針を固めた模様。

2回目から8ヶ月以上たった人が対象。となると私と夫Aさんは2月3回目接種ということになる。

<サルビアも日日草も種から。とっても元気で嬉しいです>

今日の午後、大田区の大接種会場前を通った。大半が若者、吸い込まれていく。

良かった!こうして皆がワクチン接種に積極的になれば、きっといつかはコロナ禍も収束するに違いない。

<何度も切り戻し、次から次へと咲く元気なお母さんペチュニア 子供たちも沢山いますよ>

 

4候補による総裁選が火ぶたを切った。

今日の演説は出かけていて見逃したが、明日からのワイドショーが楽しみだ。

と言っても私たちには選挙権がない。ただ指をくわえて見物するのみ。少しじれったい気分。

アメリカのように国民が国のトップを選ぶことができるといいのだけれど。

 

エアコン落下の続報!

取り付け業者から依頼された工務店が下見に来て今日で3日目。

工務店からも、取り付け業者からも、販売店からもその後の連絡がない。

3者の間で何か揉めているのかな~?

 

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