風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

一勝一敗ってとこかぁ

2011-10-31 | 

10/30(日)にツーリングの仲間と木曾御岳山のまわりを巡る予定だったのだけれどどうも天気は怪しそうだ。

日曜日のツーリングは開催されたらもちろん行くのだけれど、金曜日に明日の天気予報は快晴で行楽日和です、なんてテレビで言ってるのを聞いてしまい急に紅葉を観たくなって栃木と群馬の山を目指すことにした。

ルートを考えていたら12時をまわってしまった。寒い所を走るからちゃんと寝ておこうと思い5時に目覚ましをセットした。

5時半に家を出て東北自動車道を北上した。気温は10度をちょっと越えた辺りだが冬用の格好なので寒さはあまり感じない。流石に手だけはちょっと冷たい。

西那須野塩原で降りて日塩もみじラインへ向かった。塩原温泉郷の辺りの紅葉はあとちょっとのようだ。温泉街へ向かうR400で新しいトンネルが開通していた。トンネルや橋は目的地までの距離と時間を短縮してくれるので喜ぶ人が多数を占めると思われるが、くねくね中毒のバイク乗りには無用の長物なのだ。そしてお目当てのもみじラインに入った。この道は名前の通りもみじが沢山あって紅葉の季節はとても鮮やかな景色を楽しむ事ができる。

いい感じで紅葉していた。ひゃ~と心の中で叫びながら走って行く。チェーン、スプロケット、ダンパー、ベアリングなどを交換してオイルもまだ新しい伴ちゃん(Bandit 1250S)は快調そのもの、傷んだ道も飛ぶように駆け抜ける。

一口に紅葉と言ってもいろんな葉っぱがあるのだ。

山の上の方はもみじやカエデがなく、から松の黄葉となっているのでちょっと寂しい感じだ。

もみじラインは龍王峡近くの方が鮮やかな紅葉が見られるのだけれど、見頃まではもう少しと言った感じだった。

それでもこんな色の変化には心が踊る。

くねくね走って体も少し温まったようだ。次に向かったのは湯西川だ。湯西川へ向かう途中の五十里湖の水面に紅葉した山々が映っていた。

湯西川のダム工事はどんな感じかなと思いながら向かったらすぐに橋とトンネルの新しい道になってしまった。

何度も言うがくねくね中毒者は水底に沈んでしまう次の写真のような川沿いのくねくね道が好きなのだ。

あっという間に湯西川温泉街に着いてしまった。新しい道は今年の夏に開通したらしい。

温泉街の手前には水没する地区の人たちの家と思われる集合住宅が建ち並んでいるのが印象的だった。

温泉街を過ぎるとそこからは人家のない山道となる。

K249を抜けたら鬼怒川沿いに川俣小方面に向かう。途中共同湯に寄った。源泉掛け流しの無色のお湯のようだ。体を沈めるととろりとしたお湯が包み込んだ。飲んでみたら少し苦かった。

奥鬼怒林道に向かう橋の上から間欠泉が見えた。前回は待ちくたびれて見るのを諦めたが、今回はうまい具合に吹き出す所を見ることができた。数十分待って吹き出すのは一瞬なのだ。

奥鬼怒林道は山道を十分楽しめる。こんな山の中を走り続けた。

峠を越えて開けた場所に出た。から松の森が続く。北海道みたい。

青空にナナカマドの赤が映える。

金精道路から湯の湖と男体山を望んだ。

山道ばかり走っていたのでお昼をまだとっていなかった。地図に載っていた渓流魚の美味しいと言う店に入った。先客は誰もいなかった、やってしまったか。

メニューを見ると渓流魚はシーズンオフのようだ。蕎麦でもと思ったらどれもいい値段だ。窓にはハエとカメムシ、上等だ。頼んだ天もりが出てきたが写真を撮るまでもない感じだった。

半値の価値しかないのでそそくさと食べて店を出た。すると同じ情報を見たと言うバイク乗りがやってきたので思わず止めた方がいいですよと言ってしまった。

坤六峠に行こうと思っていたのだけれど疲れが出てきたので真っ直ぐ帰ることにする。早めの帰宅なので高速の渋滞はなく18時過ぎに家に着いた。

2年前に似たルートを走った時の日記がコチラにあるので時間のある方はどうぞお読み下さい。

今日の走行距離は548km、伴ちゃん(Bandit 1250S)のオドメーターは46,341kmとなった。

コメント (4)
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