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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

草地にハタケシメジが群生

2013年10月26日 | きのこ

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連日雨が降り続いており、農作業がはかどらない状況の中で、雨が止んだひと時を利用して、里地の情況を見て回りました。すると、草地の中に何やら茶色いものが顔を出していました。

近づいて見ると、キノコの群生でした。


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3日ほど前に、一度この場所を通っていたのですが、その時は気づきませんでした。草にうもれて見えなかったようで、この雨で一気に生長して顔を出したようです。

よく見ると、傘が開ききっていて波打ち、ところどころ白いヒダが覗いています。


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草をかき分けてみると、白くて長い柄をした思いのほかきれいなハタケシメジ(キシメジ科)でした。

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開きすぎてはいましたが、傘も柄もしっかりしていて、カゴいっぱいのハタケシメジが収穫できました。

このところ台風の影響で雨続きの毎日、ハセに掛けた稲も雨に濡れて脱穀できずに、籾が芽を出してしまうのではと心配していたところですが、長雨がもたらしてくれた自然の恵みかもしれません。

早速、ホイル焼き、鍋物、味噌汁に入れていただきました。野生のキノコにしてはクセがなく、シャキシャキとした歯ざわりで、なかなかの味わいです。「匂い松茸 味しめじ」と言われる所以ここにありの感でした。