今、つむぎの家の裏山は、マルバフジバカマの白い花でいっぱいです。
マルバフジバカマは、北アメリカ原産の帰化植物で、昭和初期に箱根で見つかり、その後、各地に広がったようですが・・・。
7年前に皆伐した山肌は、弧を描いてマルバフジバカマで埋め尽くされています。
一昨年に、川の両側の雑木を切り、明るくした川べりも流れを隠すようにマルバフジバカマで覆われています。
白く清楚な花ですが、開けた場所のいたるところに異常繁殖し、分布域を広げています。
旺盛な繁殖力で、自然度の高いところにも侵入し、一面を埋め尽くしている様はなんとも異様な風景です。ニホンジカに食べられることもなく、増え続けている現状では、在来の植物まで駆逐されてしまいそうです。そのうちに、自然淘汰される時期が来るのでしょうか??。