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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

ヤマハッカに集まる昆虫

2013年10月11日 | 昆虫

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ホシホウジャク(スズメガ科)

昼行性の蛾で、ホバリングしながら長いストローで吸蜜しています。


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イチモンジセセリ(セセりチョウ科)

後羽の斑紋が一列(一文字)並んでいることからこの名があり、一見、蛾のように見えるチョウらしくないチョウです。

たくさん群がって花から花へと敏捷に飛び回って吸蜜。大きな目がとても可愛いいです。


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ヤマトシジミ(シジミチョウ科)

羽を開くと、オスは水色の美しい色をしています。幼虫は身近にあるカタバミを食草にしているせいか、よく見られるチョウです。

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カメムシの仲間でしょうか?

長い触覚に小さな目、上品な出で立ちのカメムシのようですが・・・?。

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スジグロシロチョウ(シロチョウ科)

吸蜜中のメスのスジグロシロチョウに,オスのスジグロシロチョウが近寄って来ました。オスの求愛行動のようです。


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オスに気づいたメスは、すぐにお尻を上げました。オスは後ずさりして去っていきました。

これまで、メスのチョウがお尻を上げているシーンは何度か目にし、これはメスの受け入れ態勢と思い込んでいました。ところが、この行為は、”交尾拒否行動”で「一度交尾を終えたメスは、二度目からはお尻を立てて交尾拒否行動をする」とのこと、初めて知りました。

<交尾時にオスは附属腺分泌液を雌の交尾嚢に送り込みます。これがメスの交尾嚢を押し広げる。この刺激は最終的に「交尾拒否ホルモン」の分泌を刺激し、このホルモンが血中に存在するとメスは交尾拒否行動を取るそうです>

今、秋を彩る花々で昆虫たちのドラマが繰り広げられています。