このところ、秋の長雨の毎日ですが、雨上がりの合間にミョウガ畑に行くと、ミョウガの茂みから少し離れたところに赤い果肉が見えました。
中を覗くと、真っ赤な果肉の中にミョウガの種がありました。
この赤い色は、とてもよく目立ち、大空を飛ぶ鳥たちに存在をアピールしているようです。地下茎で増えるミョウガにとっては種を作らなくても繁殖できますが、より広範囲にと子孫を広げようとしているのでしょうか。
ミョウガの種をはじめて目にしたのは、今から7~8年前になりますか、種を包む白い皮とその中に目玉のような黒い実や真っ赤な果肉の華やかさにびっくりしたことを思い出します。あれからよく見かけるようになりました。
ミョウガが実を結ぶためには、交配しなければなりませんが、それ以前に、温度や湿度が大きく関わっているようです。以前は珍しかったミョウガの種も近頃よく見られるようになったのは、温暖化の影響でしょうか?。