トルコ代表チーム(この写真は大会公式HPより拝借しました)。
9月3日から13日まで、イズミルとイスタンブルの共同開催で「26.AVRUPA ERKEKLER VOLEYBOL SAMPIYONASI(欧州男子バレーボール選手権大会)」が行われました。計16ヶ国が参加、トルコチームは強豪揃いのAグループでした。
Pool A:ポーランド・フランス・ドイツ・トルコ
Pool B:ロシア・オランダ・フィンランド・エストニア
Pool C:スペイン・スロベニア・スロバキア・ギリシャ
Pool D:セルビア・イタリア・ブルガリア・チェコ
イズミルとイスタンブルに分かれての予選でしたが、トルコチームのAグループの予選はイズミルで行われたため、ラマザン(断食月)中でおなかがすいているし、眠たいし…と渋る夫を引きずって応援に行ってきました。
ちゃんとネットも張ってあって、芸が細かい横断幕。
会場は2005年にイズミルで開催されたユニバーシアードの為に作られたと言うHALKAPINAR(ハルカプナル)の体育館です。うちから車で15分ほどの距離、市内の歩道橋にはこんな横断幕も掲げられていい雰囲気。会場入り口ではトルコのバレーボール協会の人たちが「イフタルに食べて下さいね」と言ってサンドイッチと水をくれたり、国旗を配っていました。
HALKAPINAR体育館。
会場は、既に大盛り上がり。もちろんトルコ国旗で会場は赤一色。試合が始まっても対戦相手のフランスには気の毒なほどトルコ一辺倒の応援、スポーツマンシップとか開催地として相手チームも少しは応援しようなんて思う人は一人もいなかったに違いありません。
応援はトルコ一色でしたが、肝腎の試合はと言うと、情けないのひとこと。そりゃあ強豪フランスチームだったかもしれないけれど「やる気あるのかーっ?」と「仏(ほとけ)の私」でも叫びたいような内容でした(叫んでいたかも…)。
私たちが観戦した場所は普段報道陣のスペースだったらしく、すぐ横にはTVカメラを撮影するおじさんが陣取っていました。このおじさん、カメラそっちのけで「おりゃあ、てめえらなにやってんだー」「このやろうー」「しっかりやりやがれえ」とものすごい、おじさん見ているほうが面白かった。でもチアガールが出て来ると手振っていましたけど…。
おじさん、カメラから手が完全に離れていますけど・・・。
彼女達もやる気なし、全然はじけていなかった・・・。
この日は3-0のストレート負け!前日のポーランド戦も同じく…。初日のドイツ戦でかろうじて2セットを取って、総合結果は16チーム中13位でした。なりふりかまわぬトルコびいきの応援に、ちょっとこの試合は恥ずかしかったなあ。日本の高校総体かなんかの試合の方がもっと一生懸命で迫力があるに違いありません。
唯一このチビちゃんの一生懸命な応援に和みました。
1位は、初優勝のポーランド、2位フランス、3位はブルガリアと言う結果。まあ1位2位のチームと当たっちゃったんだから仕方がないのでしょうか。
大会初優勝のポーランドチーム(写真は大会公式HPより拝借しました)。
ところで今元気がいいのは「12 DEV ADAM(12人の巨人達)」と言う愛称で人気の男子バスケットボールトルコ代表チーム。こちらは現在ポーランドで開催中のヨーロッパ選手権で1次ラウンド・2次ラウンドを順調に進撃中で決勝ラウンドへあと一歩、がんばれ~!
欧州男子バレーボール選手権大会の公式HP。
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