Andiさん家の屋上からの眺め。
1年前、ちょうど日本へ里帰り中のことでした。このブログに初めてAndiさんという方が「イズミル近郊にサマーハウスを買いました」とコメントをくださいました。その方はトルコに住んでいらっしゃるわけでも、トルコ人と結婚しているわけでもなさそうです。その時は自分が日本にいたせいもあって、ただ「そうですか」と言う反応だったのですが、それから1年、まさか実際にお目にかかって最高に楽しい時間を過ごすようになるとは思ってもいませんでした。
Andiさん家の素敵なキッチンで仲良く食事の準備。
1年の間に、同じくブログお友達で「無題・休題-ハバロネ風味-」のcakeさんや「来た道 行く道」のともさんと4人の輪ができて何かと気が合い、勝手に四人姉妹のようだと思うようになりました。
その間にAndiさんは何度かサマーハウスへいらっしゃっていましたが、なかなかお目にかかる機会が無く今回初めてチャンスが巡ってきました。実は「人見知りな」私、ブログを通して知り合った方たちと今まで何人も実際に会うことが出来ましたが、いつも会うまでは緊張します。でも一度会ってしまうとどなたも数年来のお友達のように気が合って話が弾んで、この点で私は本当にラッキーだと思います。
イギリスのかほり~♪
右端に見えるのはご近所さんの差し入れエンギナル(アーティチョーク)ピラフ。
Andiさん、ブログでのイメージはクールなお姉さま、ところが扉を開けて出てきたAndiさんは、小さくてよく笑うとてもかわいらしい方でした。イギリス人の素敵な旦那様は、食事の準備から洗物、その他家のこと全般さくさくっとなさいます。わが夫もまあ家のことは結構やってくれるほうだと思っていましたが…。夫のサポートとは身のこなしから違います。軽いカルチャーショックでした。
イギリスからパンやスコーン、クローデットクリームなどなど持っていらっしゃっていてちょっとびっくり。でもやっぱり本場の味!美味しかった~。
夫はとても無口でしたが、Andiさんご夫婦がとても好きになってしまった様子です。
本場のクローデットクリーム。
Andiさんのサマーハウスがあるのはイズミルから90キロほど離れたMORDOGAN(モルドアン)と言う小さな街、以前にもドライブで何度か来たことがあります。観光化されていない静かな海辺の街です。特にここの海の色は殊更きれいな蒼色でいつか泳ぎに来てみたいと思っていました。
Mordoganの海の色。今回は写しそびれたので以前写したものです。
そんな海を見に出かけて戻ってきた時のこと、玄関の鍵が開きません!他に入れるところはどこもなし!こういう時本領発揮の夫もさすがにお手上げです。そこでAndiさんの旦那様、一瞬のうちの決断で窓のガラスを大胆に割ってさっさと家の中へ。その即行の判断に一同唖然でありました。家へ入ってからはこれまたすぐにほうきとちりとりを手にガラスの始末でした。
二人仲良くお掃除。
そんなミニ事件も楽しく、私はずっとけらけらと笑っていたような気がします。Andiさん家をお暇してからもなんだか二人とも楽しくて、翌日まで気持ちがずっと弾んでいました。たった1週間の短い滞在、でもイギリスからイズミルまでは3時間の飛行と言うことでまた近いうちにお目にかかれるかな。
ご近所のトルコ人の熱~い世話焼き攻勢に目を丸くしているお二人に少し同情しながら、でもつい何かお手伝いをしたくなってしまうそんなAndiさんご夫婦なのでした。
ガラスを割った場所を指して「ここから入れます」と旦那様。
☆現在のイズミル☆