もうずいぶん日が過ぎてしまいましたが、お正月にMilliyet(ミリイェット)新聞のエーゲ版を見ていたら「ん?」どこかで見た顔。「あれえええ、これバルシュじゃないの?」そこに写っていたのは間違いなく夫の従兄弟バルシュの写真でした。従兄弟と言ってもテイゼ(叔母)の旦那さんの息子なので血の繋がりはありませんが一応親戚です。
外観はちょっと引きますが、よい歌をたくさん残したバルシュマンチョ。 力強いロックでスターになったばかりだったバルシュアカルス。
トルコでバルシュといえば…日本でも何度かコンサートを開いた今は亡きBARIS MANCO(バルシュマンチョ)とか、「AKADEMI TURKIYE(アカデミートゥルキイェ)」と言うスター誕生番組で優勝、ドラマで俳優としても活躍を始め、これからと言う時に交通事故で命を落としたBARIS AKARSU(バルシュアカルス)と言う名前をお聞きになったことがあるのではないでしょうか。我らがBARISも一応歌手の端くれ、ライブハウスやカフェバー、結婚式、パーティなどで歌を歌っています。
この新聞によると「イズミルの夜の若き成功した歌手であるバルシュトゥナズは伯父ファルクトゥナズの跡を追っている...2008年の中頃にはアルバムを出すことを目指して昼夜を問わず働いていると言う。その若さにもかかわらず既に14年をステージで過ごしていると言うバルシュ、『音楽一家に生まれたことに加えて専門的な教育を受けたと自負しています。アルバムは新しい年にその斬新さで大きな印を残すでしょう』と語った。」
うううん、そうなの~?一応親戚ですがノーコメントとしておきましょう。このバルシュにも一応マネージャーがいるそうでマネージャーがこういうインタビューもアレンジしているのだそうです。そしてこの伯父だと言うファルクトゥナズさんは往年の有名なトルコの芸術音楽の歌手、初めて伯父さんだなんて聞きましたよ。どうやら記事を書いた人の先走りらしいのです。いいんですか?大新聞Milliyet!記事が出た後でバルシュ当人も気になったらしくファルクトゥナズさんの電話番号を調べて「こんな記事が出てしまいました」とお詫びの電話をしたところ「かまいませんよ、誇りに思います」と言って頂いたそうで…。ちなみにバルシュのお父さん、つまり夫のテイゼ(叔母)の旦那さんはTRT、トルコの国営放送イズミルラジオ局コーラスの専属歌手です。何も幻のおじさんの名前を出さなくてもと思うのですが…。
一度だけ見に行ったバルシュのステージでのパフォーマンス。
この新聞を見た姪っ子ビルテン、テイゼに「BOCEKアービ(虫兄さん=なぜかビルテンは小さい頃からバルシュを虫兄さんと呼んでいます。その理由は怖くて聞けません)が有名になったら皆も有名になるの?」と聞いたとか。今のうちにサインでももらっておいたほうがいいかもしれませんね。活躍を祈っています。
伯父さんになって頂いた(?)ファルクトゥナズ氏。
☆現在のイズミル☆