イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

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DOGUM GUNU(ドウムギュヌ=誕生日)

2008-07-31 00:38:43 | イズミル暮らし・イズミル案内

久しぶりのビルテン、こんなに大きくなりました。

7月28日は夫の誕生日でした。戸籍上の誕生日は9月なのですが、本当に生まれたのはこの日だそうです。実は「スネオ」の夫、最近アンネやテイゼ(叔母)や義妹がちっとも電話もしてこなければうちにも来ないと拗ね拗ね。私なんか近くに住んでいるだけで十分、便りのないのは元気な証拠でたま~に行ったり来たりする今の状況はとても快適なのですが、トルコ人の夫にとっては本気で拗ねるに十分な理由らしい。と言うわけで誕生日を口実に皆さんに家に来て頂くことを内緒で計画。


エリフも女の子らしくなってきました。

先週は家の大修理だったから今週の日曜日は家で寝ているはずと、誕生日1日前の日曜日の午後に呼ぶことに。最終的なOKはアンネが連絡をしてくれるはずだったのに、土曜日になっても何の連絡もなし。日曜日を勝手に想定して土曜日はぶどうの葉っぱのピラフ巻きだけを朝から準備していました。ところが昼前になって義妹から電話、「明日行こうと思っていたんだけど都合がつかないので今日15時頃行ってもいい?」と。もうそれからはてんてこ舞いでトルコ語で言う「手も足もこんがらがって」準備をしました。


作ったものの写真をちゃんと撮るのを忘れました。

土曜日は14時まで仕事の夫、でも残業があったらどうする?どこかへ出かけるつもりだったらどうする?と思いましたが、「いや大丈夫」と言い聞かせて準備続行。ぶどうの葉っぱ500gを買ってあったのですが、これが小さい葉っぱばかりで巻きにくいといったらありません。1時間で巻きおわる予定が2時間近くかかって終了。それからオリーブオイルで煮るかたわら、メルジメッキキョフテスィ(レンズ豆とひき割り小麦のお団子みたいなもの)、じゃがいもサラダ(バジルソースをかけました)、クルミとレーズンのクッキーをすごい勢いで作り汗だくになったところへアンネ達がやってきました。


このケーキが美味しかったー!トルコへ来て食べたケーキの中で一番の味でした。

あらかじめ予約してあったケーキは義妹に取りに行ってもらったので私は最後に炭酸飲料(トルコではなぜかケーキの時は紅茶じゃなくて炭酸飲料を飲みます…うちだけ?)を買いに近所まで出かけました。戻るとちょうど車を駐車していた夫、ふだん炭酸飲料なんて買わないし飲まない私が大きなコー〇を2本も持っているのを不審に思い「どうしてこんなもの買ったの?」と聞く夫、「飲もうと思って…。小麦粉買いに行ったついでにさ」ととぼける私。

  
エリフのいやそうな顔…。        お姉ちゃんをつねってエリフの反撃。          

家のドアをあけてアンネたちの靴を見て「はああん」と全てを了解しました。2日前と言うこともあって全く予想もしていなかった誕生日のサプライズに大感激。皆にプレゼントももらって子供のように喜んでいました。これでしばらくは拗ねないかな。



9月から4年生になるビルテン、昼間遊びに行っても学校がある時はなかなか顔を見ることができなかったり、家にいても義妹にしかられながら宿題をしていることが多く写真を写す機会もなかったので今回は特に日本のビルテンファンのご要望にお応えしましたー!




Sevgili kocacığım, Doğum günün kutlu olsun. İyi ki doğdun, iyi ki yanımdasın.


  




いつも救援物資を送ってくれるtonicanから届いた「冷やし中華麺」
ありがとう~!涙が出るほど美味しかったよ~!

               






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PAZAR(パザル)

2008-07-26 06:18:13 | イズミル暮らし・イズミル案内
トルコで市場、市のことを「PAZAR(パザル)」と言います。私の住んでいる地区では毎週木曜日に大きなPAZARが立ちます。以前は野菜、果物から魚、チーズそして衣料品や雑貨まであらゆるものが週に1回のPAZARに集まっていましたが、今年に入って地下鉄工事の為に表の大きな通りを通る車を迂回させている為、場所を縮小して火曜日は衣料品と雑貨、木曜日は生鮮品と週2回のPAZARになりました。PAZARで買い物を始めた頃は、どこの屋台がいいものを売っているのか見当がつかず広大なPAZARをあっちへ行ったりこっちへ行ったり、迷いに迷って買っても美味しくなかったりしたものです。最近は慣れて屋台の人達の顔も覚えたせいで、大体のものを買うところが決まってきました。迷わず目当ての屋台に突進。ぱっぱっぱっと必要なものを買ってさっさと買い物を済ませるようになりました。今回はそんな私ご用達のPAZAR屋台をご紹介!


1キロ50クルシュ(約45円)と1YTL(約90円)のものがありました。
夏場はお料理にトマトを入れることも多いので最低2キロは買います。


まずパザルへ行くとこのトマト屋さんから開始です。トマト天国のトルコで美味しくないトマトを買ったときほどがっかりすることはありません。その点このトマト屋さんは、多少他の屋台より高いのですが、絶対に後悔しないトマトが買えます。そしてトマトや果物のようにつぶれやすいものはなかなか選ばせてくれない屋台が多いのですが、ここは好きなものを選ばせてくれるのも贔屓の理由。


500g1YTL。

次は「BIBER(ビベル=ピーマン)」。ピーマンと言っても日本のしし唐に姿が似ています。細いものや太いもの激辛のものに普通のものがあります。日本のピーマンと同じ形をしたものは主に「DOLMA(ドルマ)」と言うピラフ詰めに使います。


1キロ75クルシュ(約66円)。

ピーマン屋さんでは、「PATLICAN(パトゥルジャン=なす)」と「KABAK(カバク=ズッキーニ)」も購入。初めてこの米茄子に似たまん丸ナスを買ってみたところこれが美味しい!病み付きになってしまう味です。


BAMYA1キロ1.75YTL(約156円)、500g購入。


FASULYE1キロ1.5YTL(約134円)、500g購入。

次は豆類の屋台。この日は「FASULYE(ファスリエ=インゲン)」と「BAMYA(バムヤ=オクラ)を買いました。


TATLIBIBER1キロ18YTL(約1600円)。

いつもは滅多に買わない香辛料ですが、この日は日本の友達からのリクエストがあった為「TATLI BIBER(タトゥルビベル=パプリカ)」を300g購入。


夏場はHAVUCの値段が高騰。買う人も売っている人も少なくなります。
1キロ2YTL(約180円)。


このおじさんは「HAVUC(ハヴチ=人参)」屋さん。とっても紳士で「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と礼儀正しいのです。紫玉ねぎやにんにくも必ずここで買います。


麦1キロ1.5YTL、砂糖1キロ2YTL。


米1キロ3YTL(約270円)。

次が穀物屋さん。ここで主に買うものはクムルの餌用の麦。でもお米やお砂糖を買うこともあります。お米もピンからキリまで、そして用途によって色々な種類があります。


じゃがいもと玉ねぎは安いので3キロいくらと言う表示がしてあります。値段を忘れました。

大体これで私のパザルツアーはおしまいになります。最後にじゃがいもと玉ねぎを買います。きれいなものを前面に並べているけれど袋には傷んだようなものを平気で入れたり、1キロほしいのに多めに入れるなど、こすっからいパザル商人が多い中で、私が通う選りすぐり(?)お兄さんおじさんたちは、かなり良心的な人たちだと思います。このじゃがいも屋さんも本当は自分で選んで袋詰めができるのですが、私は荷物が重くて既によれよれになっているので詰めてもらいます。大きさがどのくらいがいいのか重さも必要な分だけ入れてくれて気持ちよくパザルでの買い物を締めくくることができます。これかなり重要。


果物の値段も忘れてしまいました…。
でも桃とプラムなどを買って5YTL(約450円)程払ったような。


野菜は、少しは良い悪いを見分ける自信がありますが果物はどうもだめ。見掛けが良くてもすっぱいものやすぐに腐ってしまったり…。また重くなって運ぶのも大変なので果物は夫に他で買ってきてもらうことが多いのですが、この果物屋さんはパザルの一等地にあって値段も高い、それでもこの人たちの「お父さんたちの代から来ているのよ」と自慢するおばさんがいるほど品物や種類の豊富さは一番の繁盛店です。



またディスプレイの仕方も他の屋台とは一味違い、見ているだけでも季節を感じて楽しくなります。この日は出始めのぶどうをこんな感じでぶら下げてお客さんを呼び込んでいました。


こんな桃初めて見ました。
平べったくて「DOMATES SEFTALI=トマト桃)と呼ぶそうです。とっても甘くて美味しかった。


この日は写真を撮り忘れましたが、他にきゅうり、パセリなどの葉物を買います。そして果物を買ったらすべて終了。だいたい家に戻って重さを測ると10キロ強。最近は野菜も高くなって〆て20YTL(約1800円)くらいかな。1週間分二人家族でこれだけ野菜を買っても結構次の水曜日までには冷蔵庫が空っぽになっているんですよ。食べすぎかなあ。






夏休みなのでパザルでは家族を手伝う子供達の姿も目立ちます。
             






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Bitti(ビッティ=終った)~!!!

2008-07-21 22:29:11 | イズミル暮らし・イズミル案内

サロン。この木を打ち付けるのがそれはもう大変でした。
この木と木の間に発泡スチロールの板を取り付けその上から模様の入った板をくっつける予定。


・・・のは、家の補修ではなくて我が家の夏休み。終っちゃいました。「一日くらい海へ行けるよ」「週末は遊びに行こうよ」と夫は言っていましたが、私はわかっていました、絶対に終らないことを…。しかも連日2時3時まで働き続けて、普段の日よりもずっと大変でした。と言うことで今回夫に教えた日本語「トラヌタヌキノカワザンヨウ」。言わせて喜んでいます。

夫の辞書には「面倒くさい」とか「間に合わないから急がなくちゃ」という言葉はありません。面倒くさくないんです。徹底的にやる時はやります。私はかなり忍耐強いほうだと思いますが、夫には最後まで到底付き合うことはできません。負けます。


キッチン。照明器具も取り外して、中の電気コード管も取り替えました。
完成後にはこの木は見えなくなります。


日曜日から日曜日まで8日間、夫は途中で買い物に行ったり余裕で床屋へ行ったり、チャイを飲みに行ったりはしていましたが、それ以外の時間はほとんどEsek(エシェッキ)の上で天井に向かって腕を伸ばしての作業、しかも渾身の力をこめ、汗がぼたぼたと落ちていました…。途中何回もこのまま頭の血管が切れるか心臓麻痺でどうにかなったらどうしようと思いましたが何とか8日間頑張ってくれました。結局サロンとキッチンの天井補修の基礎とペンキ塗りが終っただけですが、ずっと雨漏りの跡を見ながら、時にははげたペンキが落ちてくる3年余りの日々だったのでそれを思うと夢のような染みのない天井。私は途中何度も「もういやだ!」と投げ出したくなったけれど頑張った甲斐がありました。この写真を見ただけでは、この天井にどれだけ手が加わっているかわかりませんが、もう…もう…大変でした。ここまでの作業を考えていたとは私も実際に見て初めてわかり呆然としました。素人がすることではありません。


お隣の旦那さんが、買って来てくれたフルーツのように甘くて美味しいトマト。

お隣さんも「卵を貸してー」とか「じゃがいも茹でたから」とか「美味しいトマトを買ってきたから」と言いながら偵察に来てくれました。「そふぃーのつぶやき」のそふぃーさんが、mixi日記でバジルソースを作っていらしたのですが、私もたまたまパザルでバジルを買っていたのですぐに真似をして作りました。そこへ偶然やって来たお隣さんのSevda(セヴダ)も「すごくいい香り!」と気に入ってくれたので少しおすそ分け。去年バジルとトマト味のマカロニを作った時は何の反応もなかった夫にもこのソースは大好評でパンにつけたり料理にドバドバ入れて楽しんでいます。今度のパザルでもバジル買おうかな。


パザルでバジル一束1YTL(約90円)。

昨日は夕飯を食べながらサロンの出来栄えに満足気な夫、ペンキの塗り具合や天井を見て「苦労の甲斐があったよね~」とほくそ笑んでいるので、まあいい夏休みだったと言うことにしましょう。そして更には「2年後にもう一回ペンキ塗りして」とか「ここの壁を取り払ってベランダにするといいよねー」とか言い出しています。私はもう考えたくもないのに…。



 <バジルソースの作り方>
 ・バジル一束(このフードプロセッサーに葉が一杯になるくらいでした)
 ・にんにく2片
 ・クルミ大さじ2杯
 ・オリーブオイル1/2カップ 
 ・塩

 ①バジルを洗って葉の部分を摘む。
 ②まずクルミをフードプロセッサーにかける。
 ③そこへ残りの材料を全て入れてもう一度FPにかける。



    Afiyet olsun!!!






大掃除をして汗びっしょりになった本日の昼食はバジルソースとトマトのマカロニ。
              






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我が家の夏休み

2008-07-16 00:24:58 | Weblog

本日の夕飯、レバーの唐揚げとトマトの冷たいコンソメスープ。

日本では夏休みまであと数日ですね。トルコでは学校が夏休みに入ってから既に1ケ月が経過しました。それでもまだ2ヶ月も残っています。子供の頃の夏休みってちっとも時が過ぎなかったような気がするけれど、ラジオ体操も学校のプールも宿題の絵日記もないトルコの子供達の時間はどうやって流れていくのでしょう。


引越しではありません。家具もひとまとめにして汚れ防止。

我が家も今週は夫が有給休暇をとってお休み。さあどこへ?と思ってはいけません。今年は「家」です!3年前の冬、雨の季節に我が家の天井は大雨漏りがしました。お隣さんもうちほどではないにしろやっぱり雨漏り。屋上から漏っているのだからアパートの共同部分になるということで、屋上の防水工事と天井の補修はアパート全体で負担すると言うことになりました。



毎月集める共益費を少し多めに集め、ようやくそのお金がたまり補修をすることに。屋上の防水工事は昨年中に済みましたが、いよいよ家の中の補修です。お隣さんは塗装屋さんに依頼して先月一足早く終了。今週は我が家の番です。そして我が家の夫は塗装屋さんに頼まず自分でやると言うのです。他人がやった仕事は気に入らない我が夫。確かにこういう仕事は得意で何でもやってくれるので普段は助かるのですが、ただのペンキ塗りならまだしも、雨が漏ったところの天井をはがして穴を埋め、上から漆喰石膏を塗って、その上にネットを貼り付け、更に塗る。そして最後に壁のペンキ塗りもするつもりらしい。これが3部屋+1サロン。作業開始3日目ですが、既に夫の電池が切れるんじゃないかと心配。ずっと上を向いて天井に手を伸ばしての作業なので、見ているだけでも首が痛くなってつらいのです。


この足場も夫作。因みにトルコ語で通称ESEK(エシェッキ=ロバの意)と言うそうです。

私は何も出来ませんが、チャイに水に道具を持って走り、邪魔になりながら応援体制です。早くきれいに掃除をしたい!果たしてその日は来るのでしょうか!!!
と言うわけで、今日はスタミナ料理にレバーの唐揚げを作りました。私はレバーは特に好きではありませんが、これはレバーの臭みやあの食感もあまり感じずとても食べやすかったです。夏バテの方やレバーが苦手な方にもおすすめです。

<簡単に作り方>
鶏レバー500g
片栗粉

(漬け汁)
カレー粉小さじ1杯
オイスターソース大さじ2杯
ごま油少々

①水につけておいたレバーを一口大に切る。心臓の周りの脂肪を取り除く。
②さっと水気を拭いて漬け汁に30分ほど漬けておく。
③②を片栗粉にまぶし、揚げる。




トルコ国旗スタイルの移動八百屋さん。
              






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CAKIRAGA KONAGI(チャクルアァ コナウ=チャクル様のお屋敷)

2008-07-11 17:22:34 | 

山の上からBIRGIを眺める。

日曜日の朝にしては珍しくさっさと起きた夫、KAHVALTI(朝食)を食べながら「どこかへ行く?」と。「行く行く!でも行き先はどこでもいい!」私。協議の末行き先が二転三転、結局前日TVで紹介されていたODEMIS(オデミシュ)郡BIRGI(ビルギ)にあると言う「CAKIRAGA KONAGI」へ行くことに。ガソリン高騰の折、世界一ガソリン代が高いと言われるトルコですから、なるべく遠出はせず徒歩でつつましく…なんて思っていたのに、結局イズミルからODEMISまでなんと片道約150KMの遠出になりました。



ODEMISを車で走りながら「ここはイズミルの台所だ!」と実感。パザルで買う野菜や果物の多くはODEMIS産と書かれています。なるほど360度広がる畑の風景、そして全くムダに放ってある農地が見られないほど、どこも緑で生き生きと作物が繁っています。街角の電光掲示板では39度を示していましたからそんな時に作業をしている人はいませんが、それでも誰もいない畑には、働き者のODEMISの人たちの気配をひしひしと感じました。





車を走らせること2時間強、ODEMISから更に8キロほど東へ行ったBIRGIの街に入り、BIRGI川に沿ってすぐに「CAKIRAGA KONAGI」は見つかりました。







ODEMISのBIRGIに住むお金持ちの商人CAKIROGLU MEHMET(チャクルオウル メフメット)氏が1761年に建てさせたエーゲ地方の建築様式の建物で1950年までは個人の所有でしたが、その後住む人もなく建物は廃虚同然になってしまったようですが、1977年から修復が始まり1995年に一般に公開されるようになったそうです。




オリジナルの建物とは別の部分にかつての生活の様子が展示してありました。

3階建ての木造の建物でコ型の真ん中に開いたサロン部分、そして両側には部屋があります。1階はお客さんの待合室、使用人たちの部屋、家畜小屋、飼料置場があります。2階は天井が低く、冬の住居として使われたようです。5つの部屋とお手洗いがあります。部屋は客室や子供部屋などで、日の当たる明るい部分が客室、日の当たらないほうには果物を保管すると言う部屋もありました。









3階は天井が高く、夏の住居でしょう。ここは2つの居住区に分かれています。1つは「イスタンブルの部屋」もう一つは「イズミルの部屋」。一説によるとチャクルアァにはイスタンブル出身とイズミル出身の二人の奥さんがおり、二人がいつも故郷の景色を見て寂しくならないようにとそれぞれのパノラマを描かせたのだと言います。イズミルの部屋の日当たりが悪かったのがちょっと不満…。天井や壁には果物や花、景色がびっしりと描かれておりお金持ちのチャクルアァさんは家族を喜ばせたかったのかなあなんて想像してしまいました。


イスタンブルのパノラマ。


こちらはイズミル。日の当たらない部屋のせいかちょっと保存状態が・・・。



出発が遅かったので、街の中をぶらぶら出来なかったのが残念でしたが、ただこのお屋敷を見ただけでも大満足でした。トルコにしては(?)とても丁寧に修復がされており、200年以上昔の木造の建物なのに壁や天井の装飾もオリジナルの色そのままに美しく残っています。





土曜日には週に一度のパザル(青空市)がたち、生鮮品のほかに土地の女性たちが自分で持ち寄った手工芸品などが並ぶそうです。今度は是非土曜日に出かけなければ。




建物の裏側。左側のcafeでチャイを頂きました。




チャクルアァの妹さんのお墓だそうです。道の真ん中に取り残されています。

日帰りで行くにはもったいない魅力的な街ODEMIS BIRGI、もう一度是非訪れたい場所です。




cafeの壁にかかっていたひょうたん。
             






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GEVREKCI(ゲヴレクチ)

2008-07-06 06:26:32 | イズミル暮らし・イズミル案内


イズミルの朝になくてはならないもの…と言えば真っ先に頭に浮かぶのがGEVREKCI(ゲヴレクチ)の姿とその独特な売り声です。GEVREKと言うのは写真の胡麻つきリングパンのこと。それにCIがつくとゲヴレク屋になります。イズミルではGEVREKと呼んでいますが、普通はこのパンのことをSIMIT(シミット)と呼びます。



この人のように首が短くなっちゃうんじゃないの?と心配になるほどたくさんのGEVREKを頭の上に積んで売る人、手押し車に乗せて売り歩く人、籠に入れて歩く人、と売るスタイルとその売り声は人それぞれ。毎日聞きなれた声が聞こえないと、あれ今日はどうしたのかなと思うほどです。



アパートのベランダから「GEVREKCI~!」と呼び止め、籠をするするっと下ろすとそこへGEVREKを入れてくれます。もちろんお金のやり取りも籠で。チャイとGEVREK、そしてチーズとオリーブ、新鮮なトマトときゅうりがあれば朝食は完璧。


3歳になったばかりのDERINちゃん。

私達がこの家へ引っ越してきた2005年に生まれたお隣さんの一人娘DERIN(デリン)ちゃんももう3歳になりました。最近はずいぶんとしゃべるようになり、お母さんやお父さんのお手伝いが得意で、一日中ちょこまかと走り回っています。そのDERINちゃんの最近のお気に入りが「GEVREKCIごっこ」なのです。

 ハエたたきは何なのでしょう…。

 真剣な表情でお釣りを探しています。

ざるをかぶり、首にお財布を提げて手にはハエたたき、これが正式スタイル。「GEVREKCI~!」と家の中を歩き回ります。呼び止めるとざるを頭から下ろして中に入っているらしいGEVREKをくれます。

 
ババ(父親)、GEVREK2個お買い上げ~。

そして「いくら?」と聞くと何個買っても「60!」と言う答え。お金を渡すふりをするとちゃんとお釣りもくれ、また「GEVREKCI~!」と叫びながら去っていきます。これを何度も飽きることなく繰り返すDERINちゃん。

 

 



この日はちょうど夕日がとてもきれいでその夕日を見ながら「わああ~きれい~」と。刻々と移り変わる空の色のようにDERINちゃんが見せてくれた表情も素敵でした。





こんなGEVREKCIもいます。
              


 




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REKLAM(レクラム=コマーシャル)

2008-07-01 00:15:13 | Weblog
トルコの快進撃に久しぶりに興奮の日々を過ごしたEURO2008でしたが、決勝はスペイン44年ぶりの美しい勝利に終わりましたね。もちろん私を含めてトルコ人の多くはスペインの優勝を願っていたことでしょう(違うかな?)。スペインのアラゴネス監督がトルコのフェネルバフチェ(昨年はあのジーコが監督を務めました)の監督に就任かと言われていますがどうなんでしょう。まだまだ余韻に浸っている私です。今頃になってMILLI TAKIM(ミッリタクム=ナショナルチーム)のスポンサー企業のコマーシャルを見ながらなぜか目頭を熱くしています。日本でもこういうコマーシャルってあったのかなあ。トルコはサッカー一色だから余計力が入るのでしょうか。と言うわけで今回はお気に入りのCMをご紹介します。
 
      
※写真をクリックするとリンク先のページが開きます。写真の上で右クリックをして別ページで開いてみてください。

まずはトルコテレコムのCMです。選手の実のアンネ(母親)達が、自分の息子達がいかに素晴らしいかを自慢しあっています。息子溺愛、謙遜なんて言葉がないんじゃないかと思われるトルコのアンネらしい、でも微笑ましいCMです。



キーパーのヴォルカンのアンネ(首の太さもヴォルカンそっくり):
「私のヴォルカンに誰がゴールできると思うの?うちの息子はパンテル(豹)なんだから」
するともう一人のキーパー、トルガのアンネ:「あら、うちの息子がケディ(猫)だって言うの?うちの息子こそパンテルだわ!」


私が一番好きなCMは、ULKER(ちなみにULKERはGODIVAを買収しました)というお菓子メーカーのもの。選手達がみんなで歌っている(ホントかな)この曲がいいんです。携帯の着信音にしたくらい!



次は同じくULKERで「子供偏」。選手達の子供時代の夢が現実になったと言うCM。それぞれ「ああ似てる似てる!」と声を上げたくなります。よく似た子供を見つけたものです。



もちろんコカコーラのCMもあります。トルコの伝統的なものや現代的なもの、すべて取り混ぜての応援です。



こちらはGARANTI(ガランティ)銀行。CGを使って選手の特徴を細部までとらえています。



最後は人気歌手GULBEN ERGENによるMILLI TAKIM MARSI(ナショナルチームマーチ)。これは彼女の新アルバムの中のAVRUPA(アヴルパ=ヨーロッパ)と言う曲の歌詞をナショナルチーム応援の為に替えたものだそうです。




オリンピックの盛り上がりは期待できないトルコ、今年はサッカーで楽しむことができてよかったです。





野良くん。笑ってます・・・よね?
              






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