日本でもトルコでも場所によっては豪雨の被害が聞かれますが皆さんがお住まいのところは大丈夫でしょうか。雨とは無縁のこちらイズミル、先週は40度近い気温が続き毛穴全開で汗をかいていました。今週はいくらか気温も湿度も下がり家の中にいる分には海からの風が心地よいのです。今日の予想最高気温は33度。
優しい義両親さんに恵まれてまめさんも幸せ~。
そんな40度の熱波の中、我が家から50キロあまりのSEFERIHISAR(セフェリヒサル)と言うところにあるジャポンゲリン(日本人嫁)お友達まめさんの義両親さんのYAZLIK(サマーハウス)へお邪魔させて頂きました。家から徒歩数分の海で今年の初泳ぎ。SEFERIHISARの海は冷たいと言われているだけあって気温は40度でも海の水は入るのに少し勇気がいる温度でしたが慣れれば出るのがいやになる気持ちよさ。義両親さんのお家だと言うのにすっかりくつろいで深夜まで座り込んでしまった私たち。
夕飯にお魚を焼いてくれたまめさんの旦那様。
大きなお庭には松の木や、イチジク、葡萄など緑が一杯です。お義父さんがBIBERIYE(ビベリイェ=ローズマリー)とITIR(ウトゥル=ローズゼラニウム)を袋一杯切って下さいました。これが本当にうっとりするいい香り!使い切れないので乾燥させていますが、毎日少しずつお茶にして頂いています。さわっただけで甘くやさしい香りが立ち上り穏やかな気持ちになります。
BIBERIYE(ローズマリー)はお肉料理に良く使われていますが、お茶として飲めば身の疲労を癒し、脳の働きを活性化して記憶力や集中力を高めるほか、血行を促して血管を強くする作用があることから「若返りティー」ともいわれいるそうです。化粧水として使えば美容効果に優れハンガリーのエリザベート王妃はローズマリーを原料とした化粧水で若さを取り戻し77歳のときポーランド王に求婚されたとか!
ITIRの葉。
トルコではどこにでも見られる色鮮やかなゼラニウム、私はこの香りはあまり好きではないのですが、今年このゼラニウムに良く似ているけれどもう少し可憐な花を見つけてなんだろうと思っていたものがあるのですが、これがITIR(ローズゼラニウム)でした。別名を蚊連草(カレンソウ)と言い、虫除けになるのだとか。ほのかなとてもいい香りなのです。強壮、抗菌、収斂、抗うつ、殺菌、鎮静、鎮痛、防虫作用などのほか湿疹、乾燥肌、創傷、更年期障害などに効くそう。
BIBERIYEのお茶、いい香り。
葉を触るだけで気持ちが穏やかになり癒し効果抜群です。
ITIRの花、vikipediより拝借。
☆現在のイズミル☆