ラマザンでよく食べられるGULLAC(ギュルラッチ)というライスペーパーと牛乳で作ったお菓子。
29日間続いたラマザン月が今日で終りました。明日からラマザンバイラム(休暇)になりますが、既に27日の土曜日から休みで9連休などと言う人もいます。うちは控えめに5連休。それでも久しぶりにゆっくりできそうです(いえいえ、実はまだ天井補修続行中!このラマザンバイラムで何とか終らせて欲しいものです)。
テルマルオテルの入口。
ラマザン最後の土曜日、イズミルのテルマルオテル(温泉ホテル)へイフタルを食べに出かけました。オープンビュッフェ形式のイフタルで生演奏つきのゆったりしたムードの中でおなかいっぱい美味しいものを食べてきました。
たくさんの種類の前菜に目移り。
トルコの伝統的な音楽を聞きながらの食事。
1ケ月断食をしたご褒美。ただラマザン中にゆるくなったズボンをはいて行ったのに、たったの1食でまたきつきつになってしまいました。それでも最後のデザート、果物までしっかりと頂いて帰ってきました。
食べすぎですか?でもまだまだこれは一部です。
そして今日はラマザン最後の日。去年亡くなったアナアンネ(夫の祖母)のお墓参りにアンネ(義母)と義妹親子と一緒に出かけました。このところ雨がよく降るイズミル、今日もちょうどお墓参りをしている時にかなり雨が降っていました。
雨の中お祈りをしています。
先日イズミルの家はそのままにアナアンネの墓地の近くの海辺の街へ突然家を借りて引っ越したテイゼ(夫の叔母)夫婦の新居を訪ね、ここで今年のラマザン最後のイフタルを皆で頂きました。
テイゼの家のすぐ前がこんな光景。ひなびた海辺の町です。
サマーハウスが多いのですがすでに人影もなく…。
昨日から最後はどんなご馳走かなあと楽しみにしていました。全く想像もしていなかったこれ…なんだかわかりますか?ISKEMBE CORBASI(イシュケムベチョルバス)と言って牛の胃袋を使ったスープです。肝腎のスープを写すのを忘れましたが、少し臭みがありますが、にんにくとヨーグルトを加えてあるのでそれほど気になりません。海ッぱたの家でかなり寒い一日だったので冷えた身体に沁みるおいしいイフタルとなりました。
これがISKEMBE(イシュケムベ)牛の胃袋です。
明日からのバイラム、親戚や知人を訪問しあって忙しく過ごす人、9連休を旅行に当てる人、また日本の寝正月ならぬ家で静かに過ごす人、うちはいつものメンバー(アンネや義妹、テイゼ)を訪問をしあった後はやっぱり家の修繕ペンキ塗りかなあ…(一体いつまで続くのでしょう)。
それでは皆さん、よいバイラムを!
この激甘デザートを全て平らげたのは夫です。
☆現在のイズミル☆