トルコにもバルカンとシベリアからの寒波で各地から雪の便りが聞かれるようになりました。イズミルも今日は今にも雪の落ちそうな鉛色の空でしたが、今のところまだ大丈夫。
寒くなると、魚もあぶらがのって美味しいですね。魚屋さんにも色々な種類の魚が並ぶようになって毎週色々買っては試しています。恥ずかしながら日本でもだいたい魚の名前はあまり得意ではなかったので、魚を見て何?とすぐにわかるものが少ないのです。トルコ語で名前を聞いても辞書に載っていないものも多いし・・・。
最近気に入っている魚屋さんがこちら。週一度のパザル(青空市)の日に一番のおすすめを買うようにしています。キロいくらの値段なので「2尾下さい」とは言いにくいのですが、この魚屋さんは「別に1キロ買わなくてもいいんだから、いくらでも欲しいだけ買って」と言ってくれるので嬉しいのです。
その場ですぐに内臓をきれいにしてくれます。冷たい冬の朝もおじさん笑顔であっという間に仕上げてくれます。この日買ったのは今が旬の「CINEKOP(チネコプ)」と言う魚。この魚、鯵に似ていますがゼイゴがない。トルコ版wikipediaによるとどうやら出世魚らしく、DEFNEYAPRAGI(デフネヤプラウ=月桂樹の葉), CiNEKOP(チネコプ), SARIKANAT(黄色い翼), LUFER(リュフェル), KOFANA(コファナ),SIRTIKARA(スルトゥカラ=背黒)と名前が変わっていくそうです。1キロ12TL(約563円)で500g買いました。
LUFERは英語でブルーフィッシュと呼ばれているそうですが、日本にもありますか?魚屋のおじさんによると、とうもろこし粉をつけてフライパンで焼くのが一番と言うことでしたが、今回はオーブンで焼いてみました。オーブン皿に人参の千切り、その上に玉ねぎ、そして油と塩・胡椒でマリネしたCINEKOPを並べてコップ一杯の水を魚の横から流しいれてオーブンにいれるだけ。
人参と玉ねぎが甘くなって付け合せにもなり美味しかったです。今度はグリルで焼いてみようかなと思っています。ちなみに和食でもなんでも文句言わずに食べてくれる夫、どうやら魚の味噌煮とか甘辛く煮付けたものは好きではないようです。パザルでも大根が売っていました。1キロ3TL(約140円)でした。
このビデオ何回見てもウルウルです。
☆現在のイズミル☆
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