2010年に設立、実質的な活動を始めたJIKAD(日本イズミル文化友好協会)の3周年記念祝賀パーティーが3月23日(土)にイズミルのKARACA(カラジャ)ホテルで行われました。トルコの適当、行き当たりばったり、予定なし、プランしてもその通りに行ったためしがない、という生活にすっかり慣れきってしまった私ですが、この祝賀パーティーは、日本で働いていたときの会議準備を思い出すような周到さでした。
首脳陣はもちろんずっと前からプランを立てていましたが、私達裏方担当も1週間前に集合打ち合わせ、役割分担、当日も開会の2時間前には集合して会場準備、最終打ち合わせ、とびっちりしたスケジュールで行われました。
食事はもちろんホテルからですが、寿司も出したいという要望があり、実は先日訪問した寿司レストランに一部スポンサーになって頂くことも期待して相談したところまったくのビジネス解答が返ってきました。しかもその値段であの寿司~?と納得できないものがあった日本人女子4名で分担して合計55本の巻き寿司を作りました!皆さん喜んで食べてくださったので作った甲斐がありました。
一週間前までは60人も集まれば・・・と思っていたのにふたを開けてみるとなんと100名を越す参加者でした。13のテーブルにはそれぞれ日本の都市の名前がつけられています。「私は今日は大阪へ行ってきたよ」「私は横浜にいたよ」と楽しんでくれたようです。
オープニングはエーゲ地方の踊りです。
折り紙先生のヌルさんがトルコ語と日本語で開会の挨拶、プログラム内容を案内しました。引き続きアルズ会長、来賓の挨拶、JIKADのこれまでの歩みビデオ、出席した会員の紹介、日本語教師の皆さんによる「上をむいて歩こう」、ジャポンゲリンYさんがトルコ語に翻訳した谷川俊太郎の詩の朗読、全員参加の懇親ゲーム、カラオケ、ダンス・・・と食事をゆっくり味わっている間もないほどの忙しさ。
最年少ゲストDURUちゃん、かわいかったー!
ゲームにも商品があったり、JIKADに協力した人たちへの記念品贈呈があったり、とにかく盛りだくさんでしたが、しっかりとほぼ予定通りの進行でびっくりでした。参加した日本人は7人、みんなで一緒に「なごり雪」を歌いました。同じ歌をみんなが知っていて、歌えるって、ああ日本人の友達がいてくれてよかったと思った瞬間でした。
鉢巻逆さまです。
このパーティーは20時開会、24時閉会というプログラム、まさかそんな時間までみんな残っていないでしょうと思っていましたが、さすが宵っ張りのイズミル人、しっかり24時まで盛り上がっていました。最後にはケーキカット、こんな演出で入場してきました。
24時に散会して30分で片付け、飾り付けを取り外して撤退終了!抜群のチームワークのJIKAD裏方軍団でした。
JIKADグッズの販売も。
これからも何年もこんな会が開けることを願いつつも、実は打ち上げに内輪でマンガルパーティ(BBQ)でもして気楽に祝いたいなあと最後に思ったのでした。
トルコの花輪。イスタンブルの日本総領事館より。
☆現在のイズミル☆
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