イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

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ILKBAHAR DINLETISI(春の演奏会)

2010-03-28 00:09:45 | JIKAD・トルコにおける日本年


イズミル在住の日本人お友達・末冨敦子さんから「ILKBAHAR DINLETISI(春の演奏会)」への招待状が届きました。敦子さんはキリスト教徒でお琴の演奏家、昨年新しくイズミル在住日本人の仲間入りをなさいました。


開演前にコーヒーで談笑中。

今回の演奏会はBUCA(ブジャ)にある「イズミル・バプテスト教会」で行われました。BUCAにはバルカン方面からの移民の子孫が多く住んでいるらしく街を歩くと金髪で青い目の人を見かけることも珍しくありません。そのせいか古い教会がいくつかあるということをどこかで読んだことはあるのですが、訪れる機会もなかったので今回演奏会があるということを聞いて喜んで出かけました。



今回はお琴の末冨敦子さんとメゾソプラノのSERPIL SOLMAZ(セルピルソルマズ)さんによる日本音楽とトルコ音楽のコラボレーションです。演奏会の前には教会のお庭でスタバのトルコ版「KAHVE DUNYASI(コーヒー世界)」が、温かいコーヒーのサービスをしてくれました。



イズミルにこんなにかわいらしくも立派な教会があることにびっくりしましたが、150席ほどの会場はすでに満員状態、一番後ろの方の席に座ったために肝心の敦子さんのお姿はほとんど見ることができず…。それでもトルコの人々が「キリスト教会」で「お琴の演奏」を楽しんでいるその姿はとても不思議な雰囲気でした。


SERPIL SORMAZさん。


フィナーレ(?)での敦子さん。

この教会は1838年にBUCAに住むイギリス人により作られました。その後1961年にBUCA市に委譲され結婚式場や市議会場、役所などとして利用された後2001年に再び教会に生まれ変わったそうです。






以上3枚の写真はhttp://wowturkey.comから拝借しました。

暗くて写真が写せなかったのですが、庭には何本もの杉の木がすくっと並びBUCAの雑踏の中で別世界の様です。教会の中には素敵なパイプオルガンもあり、昼間の静かな時間にまたゆっくりと訪れてみたい空間でした。






3月28日よりサマータイム!日曜日の午前3時に時計の針が1時間進みます。
日本とトルコの時差は6時間に。

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NEO-JAPONESQUE(ネオジャポネスク)

2010-03-23 08:00:21 | JIKAD・トルコにおける日本年


もう2週間前のことになりますが「トルコにおける日本年」行事の一つとして「NEO-JAPONESQUE」コンサートがアフメドアドナンサユグン芸術センターで行われました。イズミルの前に公演があったブルサでは大盛況でイズミルでも混雑が予想されるので早めに行ったほうがいいという情報があったのですが、案の定1100人ほどのホールでしたが満席で立ち見もいたほどでした。



この日は書道家の川邉りえこさん、マリンバの三村奈々恵さん、ソプラノの小川里美さん、バイオリンの川井郁子さんによるコンサートでした。



ステージに元禄スタイルの着物が飾られ、そこへ登場した川邉りえこさんが大きな筆を使ってダイナミックに文字を書きます。日本人の私にも何が書かれたのかはわかりませんでしたが、司会者の「トルコの国旗の月と星、そして日本の国旗の太陽(日)と言う文字です」と言う説明に会場からは「おおおお」と言うどよめきが。書いた文字がステージに大きく掲げられると会場の雰囲気も一気に「ジャポネスク」になってコンサートが始まりました。



マリンバはトルコにはなく、このコンサートの為にドイツからはるばる運んできたのだそうです。トルコ人にとって初めて耳にするマリンバの音はとても耳に心地よく響いたらしく、そしてトルコの音楽も数曲演奏したので奏者の三村奈々恵さんは大人気!小さな身体にスポーツマンの様な筋肉で演奏する姿が印象的でした。夫もマリンバが気に入ったらしく「マリンボ、マリンボ」と言っていました。



トルコ人におなじみの曲目演奏で拍手喝采のビデオ。

ソプラノの小川里美さんは1999年にミスユニバース日本代表、スレンダーな姿と優雅な動きが目をひきました。天は二物も三物も与えてしまったようです。



バイオリンの川井郁子さんは小柄な身体が楽器そのもののような情熱的な演奏にひきこまれました。



日本にいる時は、聴く機会のなかった演奏家の方たちですがこうやって国外ですばらしい演奏を聴くことが出来て本当に嬉しく思います。特に若くて美しい日本の女性の活躍はことさら皆さんに自慢したくなります。



演奏会のあとはロピーで大使主催のカクテルパーティーがありました。こういう時いつも遅れをとる私達ですが今回もやっぱり…。でもマリンバの三村さんが演奏時の衣装のままロビーにいらっしゃったのでJIKAD(日本イズミル文化交流教会)の皆と記念撮影をしてもらいました。気軽にサインをしたり大忙しでした。


マリンバの三村奈々恵さん。

知っているメロディが聞こえるとすぐにハミングをしたり、演奏が終わるやいなや拍手をしだすトルコ人、音と音の間や余韻、また最後の響きまでを聴いていたい私としてはいつも不満に思うトルコ人のコンサートマナーですが、まあこれは感動を一刻も早く素直に現したいということなのだと思うことにしましょう。







お隣さんのデリンちゃんも見に来てくれました。
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TENIS VE KAPLICA(テニスと温泉)

2010-03-17 23:24:14 | イズミル暮らし・イズミル案内

さくらんぼかなあ、すももかなあ・・・。

ここ2・3日ようやくイズミルらしい青空が広がりました。でもまだ早朝の気温はかなり低く近所のアパートの煙突からは石炭ストーブを焚く煙がもくもく上がっています。


木瓜の花でしょうか。JAPON GUL(日本の薔薇)と呼ばれています。

先日の日曜日はまだはっきりしないお天気だったのですが、我が家の日曜日にしては画期的な時間に起きてお出かけ。行き先はBARCOVA(バルチォバ)地区にあるBARCOVA TERMAL OTEL(バルチォバ温泉ホテル)です。温泉ホテルと言うより立派なリゾートホテル、また温泉の他にプールや療養センター、テニスコート、ウォーキングコースなどのある大きな施設なのです。



トルコ国内はもちろんヨーロッパからも湯冶の為に長期滞在するお客さんが多いのも特徴。私達も何回かラマザン期間中にここのレストランへイフタルの食事を食べに出かけたことがあります。



今回は現在このホテルに長期滞在中の知人が滞在客はテニスコートが無料で利用できると言うことでテニスに誘ってくれました。私は昔々テニススクールに通ったり会社の仲間と仕事帰りにテニスをしたりしていましたが一向にうまくならずもっぱらボールを追って走る専門、夫は以前から「テニスをやろう、やろう!」と言っていた全くの初心者、こんなドタバタコンビを相手では申し訳なかったのですが、辛抱強くお付合い頂きました。



TELEFERIK(テレフェリック=ロープウェイ)(※現在休業中)のある山を眺めながら1時間ボールを追いかけて気持ちのよい汗をかいた後は、せっかく温泉ホテルに来たのだからとお風呂に入ることにしました。「トルコ~スパイシーライフ♪」のyokocan21さんも紹介されていますが、このホテルの施設には水着で入る大きなお風呂の他に療養目的で入るための個室のお風呂もあるのです。



ただしご覧の通り二つのバスタブと椅子があるのみなのでバスタオルやシャンプー石鹸類は持参します。1時間15分の時間制限ありで2人20TL(約1200円)、1人だと15TL。カラスの行水の私は1時間15分も何をすればいいの?と思っていましたが実際に入ってみると久しぶりに浴槽にゆったりとつかって手足を伸ばし首や肩の痛いところを温めたりしているだけであっという間に時間は過ぎ、ちょうどいい時間でした。



この温泉はAGAMEMNON KAPLICASI(アガメムノン温泉)と言う名前の通り、かのトロイ戦争で戦ったギリシャの大将アガメムノンが傷ついた兵士を湯冶の為に連れてきたところ、すぐに傷が治って戦場へ復帰できたとか、アガメムノンの娘の顔や身体にあった傷がこの温泉のおかげで治ったなどという言い伝えがあり、この温泉が健康によいということが広く知られるようになったのだそうです。3000年以上も前から知れ渡っていたありがたい温泉なのです。日本でも「平家の隠れ湯」などといわれる温泉がありますがそれと似ていますね。


療養センターの廊下。

家から車で15分ほどでリゾート気分を味わい、さっぱり気持ちよく、お肌もしっとりきれいにリフレッシュできた休日でした。






久々の登場エリフ嬢。
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PRENSES KAGUYA´NIN HIKAYESI(かぐや姫の物語)

2010-03-12 23:15:16 | JIKAD・トルコにおける日本年

DEVLET OPERA VE BALESI(国立オペラ・バレエ エルハムラ劇場)

「トルコにおける日本年」の催物が続きますが、今回は影絵「竹取物語」。「影法師」と言う劇団による影絵の上演がイズミルの「DEVLET OPERA VE BALESI=国立オペラ・バレエ エルハムラ劇場」でありました。
私達はJIKAD(日本イズミル文化交流協会)の伝で招待状をもらっていたのですが、一般のチケットも1週間前にはほぼ完売と言う人気、当日が楽しみでした。


劇場内部(写真はDEVLET OPERA VE BALESIのHPより拝借しました)。

国立バレエ・オペラ劇場も前を通ったことはありましたが、中に入るのは初めてです。赤い壁が華やかで、気分が高揚します。会場はそれほど大きくはありませんが1912年に「EL HAMRA(エルハムラ)シネマ」として建てられた建物を1980年から国立バレエ・オペラが使用するようになったそうで、モダンな当時の映画館を髣髴とさせる建物です。



真っ暗な会場に突然聞こえてきたのは日本の懐かしのメロディー「アカシヤの雨がやむとき」、しかも会場後方から琵琶を手に歌いながらステージに歩いていくのはトルコで大活躍の日本人女優「高野あゆみ」さんでした。日本にいる時から「あゆさん」のご活躍はいつも注目していましたし、トルコ人の中で孤軍奮闘、懸命に自分を磨いている姿や仕事に対する姿勢は、日本人としてトルコ人に自慢し、いつも誇りに思っていました。その生「あゆさん」を間近で見ることが出来て、もうそれだけで大興奮でした。





黒子としてのあゆみさんとトルコ人でイスタンブル国立劇団の男優アッティラシェンディルさんが裃を着、トルコの伝統的影絵「カラギョズ」の主人公の人形を手に腹話術をしながら「竹取物語」を案内する形で影絵が始まりました。伝統的な影絵の方法だけではなく俳優さんの演技も取り混ぜた楽しいお芝居でした。演じるのは日本人、そしてセリフはトルコ人俳優がしゃべるのででこの物語を知らないトルコの観客も飽きずに楽しんでいたようです。





フィナーレとともに席を立ちメトロ(地下鉄)を待っているとホームにいた女性が「一緒に観劇しましたよね?本当にすばらしかったですねえ」と話しかけてくれました。自分が褒められたように嬉しい一言でした。

JIKADのメンバーはあゆみさんと記念撮影をしたそう。いいなー、私も写りたかった。

高野あゆみさん公式ブログ→http://www.ayumitakano.com/






劇場内の照明。トルコ国旗の月と星がモチーフに使われています。
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久しぶりのお散歩

2010-03-06 11:38:18 | イズミル暮らし・イズミル案内

緑色の円の辺りがALSANCAK地区。貨物船や豪華客船が入港する港で税関もあります。
我が家はオレンジ色円の辺り。地図をクリックするとイズミルの地図のサイトが開きます。


モノトーンだったベランダからの景色もスモモの花が咲いてすっかり春めいてきました。「トルコにおける日本年」の行事で2月後半からALSANCAK(アルサンジャック)方面へ出かけることが多かったので、ぶらぶらと歩いて見かけた景色を写してみました。

この辺はおしゃれなお店が並び歩いているだけで嬉しくなるのです。アーチ型になっている街路樹。



少し脇道に入ると、この地区のパザル(週に一度の青空市場)でした。そろそろエーゲ地方の春の味エンギナル(アーティチョーク)の出番です。





カフェで一休み。舗道には日向を求めて移動してきた野良犬。そのうち通行人も気にせずこの仰向きポーズで寝ていました。

 

イズミル湾を眺める公園は、春の日差しを求めてくつろぐイズミルっ子でいっぱい。風船を銃で撃たせる商売、儲かるんでしょうか。割れた風船は回収するんでしょうね?


写し方が悪いので、よく見えませんがこのカーブに沿ってカップルがずらーっと並んでいました。



どこか遠出をするのもいいけれど、ぽかぽかお日様の日差しを浴びながら歩く週末が一番好きだったりします。かわいらしいペイントがしてあった幼稚園の壁、そして街角の花屋さんも春の花でにぎやかです。





たくさん歩いて、帰りは時計塔のあるKONAK(コナク)広場から我が家までは地下鉄で一駅の近さです。




ナツメヤシが「異国」ではありませんか?







スタバ!なんて私にとっては「ハレの日」の様で嬉しい。
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始まりました

2010-03-01 15:53:01 | JIKAD・トルコにおける日本年

オープニングセレモニーと「武道の精神」の展示会のある会場入口。

弥生3月、雨続きだったイズミルもだんだん日差しが強くなりコンクリートのすき間から新芽の緑も見え始めました。
「2010年トルコにおける日本年」イズミルの催物が2月23日のオープニングパーティを皮切りに始まっています。


総領事のスピーチ。


会場は熱気で暑い。

オープニングセレモニーにはイスタンブルから日本の総領事も出席され、お琴の演奏や空手のデモンストレーションがあり、最後にささやかなカクテルパーティがありました。盛況で会場に入りきれないほど。日本語を多少でも話せるトルコ人がイズミルにも意外といるようであちらこちらで片言の日本語が聞こえてきました。お琴の演奏では、出席した私達日本人数名も「荒城の月」を合唱してしまいましたよ。





27・28日には「日本映画祭」へ。私達が観たのは山田洋次監督の「隠し剣 鬼の爪」、三谷幸喜監督の「みんなのいえ」、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の3本。どの回も程よい混み具合で楽しめましたが、私達がパスしたアニメの回は、アニメ好き風なちょっと「違う」若者で大賑わいの様でした。予想していた通り夫は昨年に続き「3丁目の夕日」で号泣。


映画祭会場受付。


「武道の精神」の展示会場の様子。

会場にいると日本人と言うだけで全く知らない人が話しかけてくれたり、普段たまにしか会えない日本人のお友達に会えたり、初めてお目にかかる日本人と知りあうことが出来るなど、この日本年は地味な私の日常にも彩を与えてくれています。





上が普段のパン、下は900g食べ応えがありました。
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