イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

YAVAS YAVAS(そろそろ)

2011-04-15 15:33:45 | 日本里帰り

8年ぶりの日本の春、可憐な山桜や優雅なしだれ桜、まだ固い蕾だったりほころび始めていたり、思いがけず様々な桜たちと出会うことができました。

都内某所でのお友達ご夫婦とのランチでは、こんな満開の桜とご夫婦の笑顔に再会できてなんとも幸せで心も満開。

今回の里帰りでは、日本の、日本人の美しさ、優しさ、すばらしさを実感する機会でもありました。そしてやっぱりトルコからの応援にも感謝、感謝。3月12日には先遣隊が、19日には32人の救援隊がトルコから現地入りしました。

 

【被災から1ヶ月が過ぎ、いずれの救援隊も先週末までに活動を終えた。最後まで残っていたのは宮城県石巻市などで活動したトルコの救援隊32人。3週間にわたり、生存者の捜索や遺体の収容のほか、アルバムや卒業証書など大切な物品の発見にも力を入れた。そのトルコ隊も11日、「一日も早い復興を期待しております」とのメッセージを残し、帰国の途についた。】(4月15日朝日新聞より)

現在、トルコ赤新月社(日本の赤十字にあたる)のHPはこんな画面になっています。クリックするとHPに移動します。HPからオンラインで日本へ義援金を送ることができるようになっています。

 

 

昨年イズミルに植樹した日本の桜もけなげに花を咲かせてくれたそうです。

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京都・奈良

2011-04-07 15:10:53 | 日本里帰り

「世の中に たえて櫻の なかりせば 春の心は のどけからまし 」在原業平

「願わくば桜の下にて春死なん その如月の望月のころ」西行法師

詩をよむことにはそれほど興味がありませんが、春になって桜の便りが聞かれる頃になると、この二つの歌には心が動きます。また、卒業・入学シーズンに学校で歌われる素敵な桜ソングも今はたくさんあるのですね。

春の日本は何年ぶりでしょう。桜を待ちわびる心はトルコにいてはあまり・・・。桜は日本の空にふさわしいのでしょう。

京都、奈良を訪れるのも本当に久しぶり。京都の地図もしっかり頭に入っていたはずなのに忘れてしまっていることにショックを受けつつも、それはもうたくさん歩きました。奈良では思いがけず冷たい春の雪が降りました。帰る頃から気温がようやく上がり始め、縮こまっていた桜の蕾もようやくほころび始めたことでしょう。

ピンポイントでところどころに咲く満開の桜を楽しむことができましたが、一生に一度は見てみたいと思っている吉野の千本桜は完全に空振り。きっと「旦那を連れてもう一度おいで」と言うことなのでしょうね。

 

 

 

貸切新幹線では舞妓さんがご挨拶

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