今年の9EYLUL、イズミルの解放90周年でした。記念行事も例年にも増して賑わったようです。特に毎年楽しみにしているトルコ空軍アクロバット飛行チームTURK YILDIZLAR(トルコスター達)のデモンストレーションは、趣向が変わり夕方に行われることに。そして90周年ということもあってかSOLO TURK(ソロトルコ)が今年は参加、これはもう会場となるイズミル湾ALSANCAK(アルサンジャック)の広場へ行くしかありません。
例年前日の9月8日には、TURK YILDIZLARの予行演習があり本番と合わせて2回楽しむことができるのですが、今年はTURK YILDIZLARが木曜日に、SOLO TURKは金曜日と土曜日に、それぞれ本番さながらの予行演習をしてくれたので、アパートのキッチンから轟音がするたびに窓へ駆け寄って大変でした。
ALSANCAKのGUNDOGDU(ギュンドードゥ)広場は海岸沿いに設けられた広い緑地帯公園。傾き始めた西日を背にイズミル市民が国旗を片手に集まってきました。我が家はSOLO TURKのTシャツ着用!
空軍のアクロバット飛行専属のアナウンサーの解説で、興奮度がどんどん上がります。トルコ人といえば「絶対に時間通りに始まらない」のが定番ですが、さすがアスケル(軍)!前日までに行われた予行演習も、もちろん本番も、プログラムに書かれていた時間ぴったりに始まりました。
家から観戦している時は、イズミル湾全体を見渡しながらですが、会場では頭の上を飛ぶジェット機は速すぎてとても私の反射神経では写真を写せません。飛行機の撮影はそこそこに、人間撮影に目的を変更しました。
イズミルっ子達がみな同じ方向の空を見て歓声をあげて笑顔で拍手、なんかいいなあ・・・と思うのです。飛んでいる飛行機は戦闘機だけれど、テロのニュースが少なくない最近のトルコだけれど、シリア問題も長期化してニュースを見て気が滅入る毎日だけれど、この笑顔はいい!
SOLO TURKのTシャツ
☆現在のイズミル☆
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