山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

京都・金毘羅山(老化を如実に感じる転倒)

2016年07月23日 | 岩登り
2016年6月11日(土)~12日(日)
『山の会』
<京都・金毘羅山>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、最くん、聖子さん、ゆうさん
<老化を如実に感じる転倒>
昨年と同様、戸寺のバス亭近くにある民宿を利用する。幕営と違って、脚腰がしっかりと伸ばして寝ることができ、しかも二食&お風呂付の、僕にとっては嬉しい一泊であった。
登攀したのは、初日は「北尾根」と「Mフェース」。二日目は「ワイケン尾根」と「ビビリフェース」で、「北尾根」と「ワイケン尾根」は兎も角、「Mフェース」と「ビビリフェース」は手強かった。「Mフェース」では「Mのクラックルート」を、「ビビリフェース」では「ビビリ沢奥壁」を攀じった。
なかでも「Mフェース」では、取り付きにおられた、先客の中高年御夫婦の励ましがあって全員がトップロープで完登する。奥様が我々の眼前で見せてくれた華麗でしなやかな登攀を観た僕は、一度目の登攀で満足出来なかったゆえ二度目のトライを行なった。しかしやはり、奥様のようなしなやかな登攀はできなかった。そのクラックは僕の身体にとってリードが可能なそれではなかった。クライミングはリードしないとそれを享受できないと思うのだが、今の僕には仕方のないことである。「ビビリ沢奥壁」も、最くんがセットしてくれたトップロープで全員が登攀を楽しんだ。
併しだ、壁の登攀よりも我が身体力の老化を如実に感じたのは、下山時の転倒であった。足が滑ったのだろうと思うのだが、ポールを握っていたにもかかわらず平衡感覚を失い仰向けに転んでしまい、暫く起き上れなかった。脚の踏ん張りが利かなくなってしまっているのも転倒の大きな原因なのかも知れない。まだヘルメットを被っていたのと、背中のザックがショックを和らげてくれて大事に至ることはなかった。

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