山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路(足指の疲労は半端ではなかった)

2016年08月25日 | 山野歩
2016年7月17日(日)
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]7:50→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→8:26[ピトンの小屋]8:31→(さえずりの路)→(つつじの小路)→8:51[展望台]8:53→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →9:27[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]9:48→[戎バス亭]→10:04[ビオトープ田原の里山・車止め]→10:20[堂尾池]10:29→10:45[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→11:21[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→11:41[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→11:51[龍王神・祠]11:52→12:15[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→12:22[くさか園地バイオトイレ(大休止)]12:45→13:00[辻子谷ハイキングコース北出合]13:09[辻子谷ハイキングコース南出合]→[あじさい園北口]→13:25[ぬかた園地北分岐]→13:37[ぬかた園地南分岐]→13:45[摂河泉展望ハイキングコース分岐]→13:56[ぬかた園地ゲート]→14:06[暗峠・下方分岐]→14:09「なるかわ園地ゲート」→14:14[鳴川休憩所(小休止)]14:30→(万葉植物展示園)→15:13[鳴川峠]→15:57[鐘の鳴る展望台]15:58→16:23[十三峠]→16:30[平群への分岐]→17:22[高安山駅]
◆所要時間:9時間32分
<足指の疲労は半端ではなかった>
山の会は昨日より雪彦へと二泊三日で出掛けた。身体力不足と我が家庭の事情で出席できない僕は、身体力維持を目的にまた生駒山系縦走路にやって来た。皆と一緒に行きたいと思うが仕方がない、残念だ。
生駒山系縦走路を歩くなら、私市から高安山まで完歩したいと念じ、前回よりも20分早く私市駅をスタートする。7月に入っての2度の生駒山系縦走は完歩できなかったからだ。歩き始めに降雨があり、その後も陽射しが無く一日曇り空であったことが好かったのかも知れない。最後まで脚に痙攣が起きることはなく、僕にとっての鬼門の鳴川峠でもしかり。9時間以上費やしてしまったが、高安山に何とか到着した。前半は快調であったが、終盤は疲労困憊の態で歩いたように思う。
「なるかわ休憩所」でザックよりポールを取り出す。これからの道は細くなり起伏が増え、どちらかというと悪路が頻繁に現れるからだ。また我が足腰の平衡感覚にも疲労感が漂い始めたからだ。「鳴川峠」からは、僕の身長以上に雑草が生い茂り足元が見えない処が数ヶ所あり、雑草を掻き分け前進する必要があった。さて、この道は何処の行政が管理しているのだろうか。
ところで、脚には痙攣は生じなかったのだが、足指の疲労は半端ではなかった。破れはじめている古いトレイルシューズの所為だろうか、それとも外反母趾が関係しているのだろうか、それとも足の老化そのものが原因なのか等と考えたが、その理由は分からない。
出合った蜻蛉は、オニヤンマ(?)とシオカラトンボ、そして、胴体が金緑色の雄のハグロトンボと全身が黒い雌のハグロトンボだ。蝶は、モンキチョウ、クロアゲハ、ミドリヒョウモン、モンシロチョウ、そしてモンシロチョウにしてはちょっと大きいなと思いつつ、花にとまったそれを僕の老眼で注視するとスジグロシロチョウであることが判明する。また、堂尾池畔の道を歩くとき、地面上に翅を拡げじっとして微動だにしない一羽のアオスジアゲハが居た。吸水しているのだろうか、それとも誕生して間が無いのだろうか。
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ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路(相思相愛のソウシチョウ)

2016年08月15日 | 山野歩
2016年7月10日(日) 
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]8:10→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→8:45[ピトンの小屋]8:52→(さえずりの路)→(つつじの小路)→9:12[展望台]9:17→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →9:53[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]10:17→[戎バス亭]→10:32[ビオトープ田原の里山・車止め]→10:50[堂尾池(大休止)]11:21→11:40[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→12:19[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→12:42[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→12:53[龍王神・祠]12:58→13:24[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→13:33[くさか園地バイオトイレ]→13:55[辻子谷ハイキングコース北出合(大休止)]14:20→14:56[辻子谷ハイキングコース南出合]→[あじさい園北口]→14:52[ぬかた園地北分岐]→15:05[ぬかた園地南分岐]→15:32[ぬかた園地ゲート]→15:43[暗峠・下方分岐]→15:47「なるかわ園地ゲート」→15:53[鳴川休憩所(大休止)]16:27→(神津嶽ハイキングコース)→[枚岡神社神津嶽]→17:00[枚岡展望台]17:17→(神津嶽ハイキングコース)→[枚岡神宮]→17:57[枚岡駅]
◆所要時間:9時間47分
<相思相愛のソウシチョウ>
一週間前は、高安山まで歩くことが出来ず額田駅へと下山することとなった。そして今日もやはり、高安山まで行くことが叶わず、鳴川休憩所から枚岡駅へと下らざるを得なかたのだが、我が心身は疲労困憊状態であって、「何でこんなにとろい歩みなのだろう」と自身が唖然とするほどのそれであった。今年の1月頃と比して更に脆弱になってしまったようだ。
その理由が何処にあるのかと思うとき、「我が心身の老化」に尽きるのではないかと考えた。先日のニュースにあった「避難2ヶ月、65歳以上の避難者の5割超、足腰に衰え。熊本地震2ヶ月、益城の高齢者の調査。生活不活発病の疑いも」が我が脳裏を過った。僅か2ヶ月で足腰が衰えてしまうという現実を思うと、滑落事故以降、一年半ほど殆ど動くことがなかった僕の場合も、その生活不活病たるものも病んでいるのかも知れない。
生駒山縦走路を行くとき、一週間前と同じ処で腰を降ろして大きなカメラを構える男性が居た。何を撮影されているのかと問うと「相思相愛のソウシチョウ」と仰る。しかし今日はまだ現れないのだという。カメラが狙っているのはかなり下方の谷筋の水たまりのようだ。今日はその鳥が其処に来ない理由として、昨日しっかりと雨が降ったゆえ、水溜りが山中の其処彼処に出来ているからだろうと仰った。覗いてみますかと仰って、僕が覗き易いようにカメラの位置を変えてくださったので覗くと、絢爛な色彩の一羽の鳥が映っていた。また別れ際、一枚の名刺を頂戴した。其処には「原正喜」「PC hara-km@zeus.eonet.ne.jp」と記載されていた。
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ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路(国蝶・オオムラサキ)

2016年08月08日 | 山野歩
2016年7月3日(日) 
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山系縦走路>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]8:10→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→8:45[ピトンの小屋]8:55→(さえずりの路)→(つつじの小路)→9:21[展望台]9:25→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →10:05[飯盛霊園・境界鞍部]→(小休止)→[飯盛霊園内]10:40→[戎バス亭]→10:58[ビオトープ田原の里山・車止め]→11:18[堂尾池(大休止)]11:54→12:15[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→13:03[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→13:27[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→13:38[龍王神・祠]13:43→14:13[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→14:22[くさか園地バイオトイレ]14:28→14:45[辻子谷ハイキングコース北出合]→14:56[辻子谷ハイキングコース南出合]→[あじさい園北口]→15:15[ぬかた園地北分岐]→15:26[ぬかた園地南分岐]→15:40[摂河泉展望ハイキングコース分岐]15:50→16:24[双子塚]→16:42[中展望]→17:03[近鉄・額田駅]
<国蝶・オオムラサキ>
今年に入って9回目の「生駒山系縦走路」であった。高安山まで行こうと私市駅をスタートしたのだが、今まででもっとも辛いそれであったと言っても過言ではない。
[堂尾池]で昼食にするとき、それまでに掛かった時間を考えると、高安山まで行くことは無理だろう、[鳴川休憩所]までが限界だろうと考えた。しかし結果的にはそれも無理で、[摂河泉展望ハイキングコース]を下ることになった。[双子塚]におられた高年の男性に「枚岡と額田ではどちらの駅の方が近いですか?」と尋ねると、「下りばっかりで額田の方が」と仰った。額田駅に到着したとき、僕は疲労困憊の態にあった。今日のような有様では、山の会例会の今月の[雪彦]、9月の[富士山]には、皆に迷惑を掛けてしまうのが落ちで、やはり参加すべきではないよなと思いながら、西陽が照りつける駅舎で電車を待った。
双子塚下方を下るとき、補虫網を持った男性が蝶らしきものを捕獲した瞬間を目撃した。「何が入ったんですか?」と尋ねると、その20歳代の男性は満面笑みで、「オオムラサキ」と応じた。優美なオオムラサキを見せてもらった僕は思わず「雄のオオムラサキですね、おめでとうございます」と発したのだ。50年余り前に、男兄弟3人で蝶採集に2年間程夢中になったことがある。しかし、「オオムラサキ」には無縁であったのだ。7~8年くらい前、生駒山系を走っているときに、生きた「オオムラサキ」に出合ったことがある。一度は[むろいけ園地]内の「森の工作館」で、二度目は、「生駒山系縦走路」から大阪府側へと下山する途中、小路上で交尾する2羽のオオムラサキと遭遇したのだ。この二回のみだ。ところで、今の僕には殺生はできない。その他、今日出合った昆虫は、シオカラトンボにコシアキトンボ、そしてイトトンボとコミスジぐらいだったろうか。
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