山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

蓬莱峡より座頭谷を経て宝塚へ

2014年11月29日 | 岩登り
2014年11月16日(日) 
『T山の会』
<蓬莱峡より座頭谷を経て宝塚へ>
■参加者:ABちゃん、BAさん、MTくん、SKさん、YUさん、りっこさん、えつこさん、ようこさん、コジローさん
[コースタイム]
[JR生瀬]9:10→10:00[蓬莱峡]13:10→(座頭谷)→14:30[ハニー農園]→(車道)→[分岐点]→(東六甲縦走路)→[塩尾寺]→16:50[阪急宝塚駅]
<大腿四頭筋の痙攣>
自宅を出た7時半頃、淡い絹積雲が拡がるのみであったが、生瀬に着いた9時には雲量は「9」となり、拡がった高層雲のため、太陽光が遮られ気味となる。その後、蓬莱峡に居る間は時折陽射しが届いたりしたが寒気が漂い続けた。蓬莱峡を離れ、汗をかきながら座頭谷をつめ、車道や東六甲縦走路を宝塚へと向かう間は、天空は高層雲に覆われ陽射しは皆無となった。今日出合った花は「ノコンギク」のみで、紅葉も含めて晩秋を想わせた。
ところで、初参加のコジローさんも含め、4人の女性には蓬莱峡における岩登りを楽しんでもらえたようだ。前回の仁川渓谷でのそれと比して厳しくなかったことが効を奏したようで、次回の参加を思考する発言があった。僕は岩登りをすることはまったく無く、BAさんがリードするときに確保の役目をしたぐらいで、写真を撮ることに終始した。
今日の例会で僕の課題が明確になった。それは「歩かなければならない」ということで、そもそも歩くことを目的に、ロープ等、登攀用具をまったく携行せず背中の荷物を軽量化してやって来たのだが、それにもかかわらず、「座頭谷」をつめる間に両足首に痛みが生じ始め、「ハニー農園」への急登では大腿四頭筋にかなりの疲労を感じていた。「ハニー農園」より一旦車道に出て、直ぐに再び山道に這入るのだが、這入った直ぐのところで、左足を小石に乗り上げるや否やバランスを失い見事に転倒してしまう。その姿を見たMTくんの判断で、大平山経由で東六甲縦走路を進むのを中止にして車道を歩き、分岐点より東六甲縦走路に這入ったのだが、その分岐点で一本置く間に、僕の両脚の大腿四頭筋には激しい痙攣が起き始めていた。それよりホンの少し前進したところで、僕の両脚は歩ける状態ではなくなる。こむら返りに効くという「シャクヤクカンゾウトウ」を一服頂戴し、BAさんのポールを借りてなんとか宝塚駅に到着するが、その後も、居酒屋で櫓炬燵に這入り談笑する時にも、左脚の大腿四頭筋に痙攣が生じる始末で、そこでもやはり「シャクヤクカンゾウトウ」を頂戴する破目となった。
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くろんど園地(だいぶん疲れた様子で来られましたね)

2014年11月18日 | 山野歩
2014年10月26日(日) 
『山野歩』
<くろんど園地>
[コースタイム]
[私市駅]11:10→11:30[月ノ輪滝]→11:50[すいれん池]12:30→(くろんど池コースの道)→12:47[くろんど池]12:55→(くろんど池コースの道)→(さわわたりの路)→13:20[キャンプ場]→13:40[すいれん池]→14:21[私市駅]
◆所要時間:3時間11分(40分休憩含む)
<だいぶん疲れた様子で来られましたね>
久し振りに出席した10月5日の山の会例会の後、我が腰は悲惨な状況に陥った。椅子に腰掛ける姿勢から立ち上がろうとするとき、腰が素直に伸びてくれない状態が続いた。上半身が右前に傾いたまま暫く歩くうちに、次第に腰が伸ばせるようになるのだ。
6日、7日と様子を見てみたが、自然治癒はあり得ないと判断し、8日と9日と連日整骨院を訪問する。8日に「腰が曲がっています」と言われ、9日には「腰はまっすぐですよ」「右脚大腿の筋肉が硬くなっています」に変化した。その後、16日、23日と整骨院を訪れ今日に至るのだが、23日には「脚腰の筋肉が退化している」「先ずは歩くことから」「走ると腰に痛みが生じると思います」という説明であった。
そして今日、しっかり歩くことを目的に私市にやって来た。意識してしっかりと歩んだつもりだ。最も疲労したのは両脚足首の上部あたりで、歩き始めて間が無い内に左足首に違和感を覚え始めた。
“すいれん池”横の管理棟テラスの椅子に腰掛ける。その様子を見ていた横のテーブルに居られた方から声がかかった。「だいぶん疲れた様子で来られましたね」と。都島に住むという僕よりも少し年上と思われる男性は、今朝、石切から生駒山へと上り、“室池”“ほしだ園地”経由で、既に4時間余り歩いて来たのだという。さらにこれから“交野山”経由でJR津田駅まで行くのだとおっしゃった。その距離は延べ30㎞近くになるらしく、今の僕には到底歩くことが不可能な行程だなと思った。「私市駅から“すいれん池”まで丁度40分かかった」と伝えると、「40分ですか、けっして遅くはないですよ」と慰められた。
すいれん池畔の落羽松は仄かに黄色くなり始め、イロハカエデは深紅に染まっていた。“くろんど池”手前の草叢で一眼レフを構える高年者が居た。何を撮っておられるのかと問うと、テングチョウを撮っているのだという。因みに今日僕が出合った蝶は、忙しく舞うキチョウと、ベジシジミ、そしてヤマトシジミであった。見かけた花はシラヤマギク、キツネノマゴ、イヌタデ、キッコウハグマ、そして季節外れのスミレであったのだが、このスミレはさて何という名称のスミレなのだろうか。また、帰路僅かに民家が続くところへと差し掛かった一軒の傍らにホトトギスを見つけた。帰宅して書籍に目を通すと、庭に植栽されているのはタイワンホトトギスだと記載されていた。
くろんど池畔や“キャンプ場”はバベキューや飯盒炊爨に興じる若者や家族連れで至極賑わっていたが、“すいれん池”横の管理棟は相変わらず静かな処だ。自然にかかわる書籍数が確実に増えた様子で、管理棟で本を読みながらゆっくりと過ごすのも一考かも知れない。
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六甲(ロックガーデン)

2014年11月01日 | 山野歩
2014年10月5日(日) 
『T山の会』
<ロックガーデン>
■参加者:ABちゃん、BAさん、MTくん、MKさん、SKさん、YUさん、Pekoさん、りっちゃん、えつこさん、ようこちゃん
[コースタイム]
[阪急芦屋川駅]9:10→9:40[大谷茶屋]→9:45[高座谷]10:00→(地獄谷)→10:50[A懸垂岩]12:10→13:30[風吹岩]13.40→00:00[大谷茶屋]→0:00[高座谷]→[阪急芦屋川駅]
<4名の新人女性>
台風18号の影響で、今日は風雨が強まるものと思っていたが、14時頃、六甲風吹岩を過ぎた辺りでパラパラっと瞬時に降った以外に、幸運にも雨が落ちることはなく、時折青空も覗く天候となった。
今日は「T」にとって転機となるかも知れない一日となったように思う。それは、BAさんの会社の元部下1名とその山友達3名の、計4名の女性が参加してくれたからであった。今後彼女達が、Tとどのようにかかわってくれるのだろうか。またMTくん始め、ABちゃんやBAさんが、今後のTの例会山行を如何なるそれにしようと思考しているのだろうか。今日出席してくれた4名の女性の山装束と歩みは、如何にも山慣れしているという様子で、初めての岩登りであったにもかかわらず殆ど怖がることもなく、A懸垂岩で登攀と懸垂下降をMTくんの指導の下器用にこなしていた。
僕は今日の山行に出席することを当初躊躇していた。それは「滑落事故を起こした人間が、新しい方々が参加する山行に出席してもよいのだろうか」と考えたからであったが、それは無用の心配事であったようだ。
ところで、今日の起伏の激しい道は、我が脚にとってかなり厳しいものとなった。地獄谷の遡行はゆっくりとした歩みでまだまだ余裕があったが、A懸垂岩以降、風吹岩を経由して中央稜を下降するときの皆の歩行は僕にとっては余りにも速く両足がかなり疲労し、付いて行くのに至極苦労することとなった。今日出合った花は、ヤマシロギク、ミヤマキリンソウ、ヒヨドリバナくらいであろうか。
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