山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

ヌマスギの気根(落羽松の呼吸根)

2020年02月29日 | 植物
2020年02月19日(水)
『ヌマスギの気根』
<落羽松の呼吸根>
この写真は、私市駅から黒添池、交野山経由で津田駅まで走ったときに、
途中にある八橋の湿地で撮影したものだ。

2008年2月17日に撮影したものだが、その時の山日記に僕は次のように記している。
「上り切り少し下ると直ぐに落羽松が群生する八橋の湿地に到着する。
其処には湿地の其処彼処より伸び上がる別名ヌマスギの愉快な気根の姿があった。
呼吸根がにょっきりと頭をもたげる其の景色は特徴的で面白い…」と。

(写真・上)交野山より大阪市内を望む
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ミヤマコウゾリナ(深山剃刀菜)

2020年02月24日 | 植物
2020年02月13日(木)
『ミヤマコウゾリナ』
<深山剃刀菜>
折立より入山し、一泊目は太郎平小屋、
二日目は薬師岳を通りスゴ乗越小屋泊り、
三日目は越中沢岳と鳶岳に上り五色ヶ原山荘泊り、
そして四日目の2009年09月09日に、
ザラ峠より獅子岳への道でこの[深山剃刀菜]に出合っている。
朝8時が廻ったころだったように思う。
「頭花は2~12個ついて、径1.5~2cm、黄色」「総苞は黒色」
「本州(中部地方以北)の高山と四国(剣山)にはえる」等と書籍に記されている。


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イブキトラノオ(燕山荘前の南斜面)

2020年02月19日 | 植物
2020年02月09日(日)
『イブキトラノオ』
<燕山荘前の南斜面>
中房温泉の登山口をスタートしたのが、2005年8月14日の6時25分。
合戦小屋で一休みして、燕山荘到着が11時05分であった。

その燕山荘前で延べ1時間近く休み、山荘前南斜面に拡がるお花畑に咲く花々と蝶に夢中になっていたのを思い出す。

「2005年08月14日のお昼頃、燕山荘前の南斜面に拡がっていたお花畑中には、
白山鳥兜やオヤマソバ、カンチコウゾリナ、ミヤマキンポウゲなどが咲き乱れていたのだが、
この写真のタデ科の[伊吹虎の尾]もそれらの花達に負けじと何本も頭をもたげていた」と、
当時の山日記に僕は書き残している。
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オオバキスミレ(葉の形から)

2020年02月13日 | 植物
2020年02月01日(土)
『オオバキスミレ』
<葉の形から>
2003年4月13日の[赤坂山]山行時、
[大河林道]へ出るまでに何度か見掛けることとなった黄花のスミレを、
この度「平凡社・日本の野生植物」の写真を参照しつつ、
消去法により葉の形からやっぱり[オオバキスミレ]しか考えられないとの結論に至った。
当時の山日記にも僕は[オオバキスミレ]と記している。
あのときの赤坂山は春を迎えたばかりの佇まいで、
Tシャツの上に1枚上着を慌てて羽織って粟柄越より冷たい北風が吹き抜ける赤坂山へと登ったようだ。

赤坂山
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イワイチョウ(太郎兵衛平がもう其処というお花畑中にて)

2020年02月08日 | 植物
2020年01月20日(月)
『イワイチョウ』
<太郎兵衛平がもう其処というお花畑中にて>
この写真は、2003年08月13日、折立より入山し太郎兵衛平がもう其処という、
深山竜胆や岩菖蒲、金光花、稚児車、立山竜胆等が咲き乱れるお花畑中に咲いていたミツガシワ科の[イワイチョウ]だ。
遥か彼方まで見通せるほどに大気は澄み渡り視界を遮るものはない。

それくらいに何処までも視界が利く、然程に起伏のない散歩道が太郎平小屋まで続いていた。
登山道は整備中だからだろうか、道の両側に麻布が張られていたようだ。
「葉身は腎形で厚く、長さ幅とも3~10㎝、表面は光沢があり、
縁に細かい鈍歯があり、先はゆるくへこみ、基部は心形になる」と、書籍に記されている。

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