山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

春日大社・萬葉植物園(萬葉植物園~春日大社~東大寺~春日野園地)

2024年07月11日 | 山野歩
2024年05月19日(日) 
『山野歩』
<春日大社・萬葉植物園>
<萬葉植物園~春日大社~東大寺~春日野園地>
[コースタイム]
◆[近鉄・奈良駅]10:07 → 10:35 [春日大社・萬葉植物園] 12:18 → 12:26 [春日大社]→ 13:36 [南大門] → [東大寺] → [南大門] → 14:30 [春日野園地] 14:45 → 15:10 [近鉄・奈良駅]
◆所要時間:5時間03分
<小雨降る中、歩き続ける>
朝、我が家を出るときに微かな雨粒を感じ、その後、電車に乗っているとき以外は小雨ではあったが、傘を必要とする天候が続いた。
近鉄・奈良駅にある観光案内所で、“奈良公園ウォークマップ”なるものを頂戴して雨降る中を歩き始める。
春日大社萬葉植物園には先月一度来ているので、地図を見ることなくひたすら歩き到着するが、それ以降は地図を必要とする状態が続いた。
奈良公園中を歩いていると、“東大寺⇒”とか“正倉院⇒”などの道標があり、地図がなくても分かり易いのだが、
“春日野園地”という道標は見当たらなかった。
それゆえ、奈良駅の観光案内所で頂戴した地図が無ければ、必ずや行きたいと思っていた春日野園地は、見付けられなかっただろうと思う。
この3月1日のネットに、「ゆったり奈良にぶらり旅。マストで行くべきな“春日野園地”とは」
「東大寺南大門のすぐ隣にある“春日野園地”」
「公園内で一番広い芝生広場で、若草山の緑がきれいに見える場所」などとの記述があり、
萬葉植物園を楽しんだ後には訪れてみようと考えていた。
そんななかで、道標に従い“東大寺”へと向かうときに、大きな建築物の敷居を跨いだのだが、それが“南大門”だとは分からなかった。
それには“大華嚴寺”と書かれていたからだ。
ここにやって来たときには僕の身体はかなり疲れていて、高さがある敷居を跨ぐときには、思わず「よっこらしょ!」と声を出してしまった。
そのまま北方へと歩き、東大寺らしき建物に突き当たる。
右手へ少し進むと、雨が当たらず、腰掛けてお昼にすることができる軒下が見つかった。
その後、反時計回りでぐるっと東大寺を一回りして元の場所に戻り、地図をじっくりと眺め、
先程跨いだ高い敷居がある大きな建物が、南大門に違いないとの結論に至った。
南大門を跨ぎ、左手を眺めると、ネットの記述の如く緑の芝生が広がり、何頭かの鹿を見ることになった。
その奥には、これまた緑輝く若草山と思われる丘が立ち上がっていた。
緑の中に足を踏み入れたのだが、ベンチも無いし、雨が降り続いているので、直ぐに春日野園地を離れ帰路に就く。
ところで、鹿を見ていて、ふと疑問に思ったことを尋ねてみた。
其処彼処で販売している“鹿せんべい”の原料は何だろうかと思い尋ねると「糠と小麦粉」とのこと。
また、鹿は普段何を食べているのだろうかと尋ねると、「その辺の草を食べていますよ」との回答があった。
今日の最大の目的地であった、春日大社萬葉植物園で開花していた花は、順に、
ノイバラ、スイカズラ、カキツバタ、ヤマゴボウ、ムラサキ、マユミ の6点で、初めての花にも出合えた、嬉しい萬葉植物園訪問となった。

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赤目四十八滝(赤目渓谷入口~百畳岩・往復)

2024年06月27日 | 山野歩
イヌセンボタケ
2024年05月04日(土) 
『山野歩』
<赤目四十八滝>
<赤目渓谷入口~百畳岩・往復>
[コースタイム]
[赤目滝バス停] → 10:03 [渓谷入口(日本サンショウウオセンター)] 10:22 → 10:40 [不動滝] → 11:27[千手滝] → 11:47 [布引滝] → 13:08 [釜ヶ渕] → 13:13 [百畳岩] 13:25  →  14:24 [渓谷入口(日本サンショウウオセンター)]
◆所要時間:4時間21分
<二度目の赤目四十八滝>
初めての経験があった。それは、乗り物で席を譲ってもらったことである。
赤目渓谷歩きを終え、バス乗り場が見える処にやって来るとバスが停まっている。
速足で歩きバスに乗ると、そのバスは超満員で、乗車口より中に入れないほどの混みようであった。
仕方がないよなと思い、ザックを足元に置きぼさっと立っていると、外人さんが席を譲ってくださったのだ。
瞬時、お断りしようと思ったのだが、外国語は話せないし、外人さんの優しさに甘えることにした。
先月の7日に、下見のつもりで赤目にやって来て、今日が2回目であった。
その様子の渓谷なら、様々な花に出合えるに違いと思ったからであった。
また7日の夕方、渓谷入口の受付におられた女性に、僕が渓谷でカメラに収めた“ショウジョウバカマ”に似た白い花が、
何という花なのかと訊ねたところ、手元に持っておられた花の写真の一覧表を見せてくださり、
その白花が“シロバナショウジョウバカマ”であることを教えてくださったのだ。
“ショウジョウバカマ”は淡い紅紫色と思っていた僕にとって、白花の“ショウジョウバカマ”の存在は新発見であった。
そのとき僕は、親切丁寧に対応してくださった受付の女性に、お礼を言って帰路に就いたのだ。
今日も、20種類近い植物をカメラに収めたなかで、僕が利用している植物図鑑を見ても、
おそらく名称が分からないに違いないと思われるものが多数あった。
その中でこの植物は、植物図鑑を紐解いても、おそらく名前が分からないだろうと思い、
赤目の入口受付におられた女性に、カメラに残っている映像をお見せしたところ調べて下さり、
それが“イヌセンボタケ”というキノコであることを教えてくださったのだ。
今日の赤目渓谷は、東洋人は勿論、西洋人もアラブ系の方をおられ、様々な言葉が飛び交っていた。
そんな中、杖を突いて歩いているのは僕のみであったように思し、僕の歩みがもっとも遅かったように思う。
また渓谷は、絶壁に沿って道を確保してあるところもあったりして、そんなところは通路が狭い。
それゆえ、行き交うことができない箇所が現れ、前からやって来る人があれば、壁側に背中を寄せて立ち止まり道を譲り、
後から来る人があれば先に行ってもらうということを何度も繰り返した。
先月の7日は、初めて赤目にやって来たということもあったのだろうか。
また、赤目を抜けて、落合のバス停へと歩く計画であったからだろうか。
赤目渓谷の最後の滝であるという岩窟滝に辿り着いたのだが、
今日はその道程の半分あまりとなる百畳岩で折り返した。
それで、渓谷内の所要時間は、7日が5時間35分。そして今日は4時間21分となった。
もしも岩窟滝まで行ったなら、もっと多くの植物に出合えたかも知れないと後悔すること頻りであったのだが、
今の僕には、これで丁度良かったのかも知れない。

ところで今日、目に留まった植物以外の生き物は、アカマダラ蝶とモグラ、そしてオオサンショウウオだ。開花していた花は、ヒメレンゲ、アギスミレ、ウシハコベ、タニギキョウなど、その他、シダ類始め、数多の植物をカメラに収めることとなった。
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生駒山系縦走路(私市駅~ほしだ園地~ゴルフ場~くろんど園地)

2024年06月20日 | 山野歩
2024年04月28日(日) 
『山野歩』
<生駒山系縦走路>
<私市駅~ほしだ園地~ゴルフ場~くろんど園地>
[コースタイム]
[京阪・私市駅] 8:45 → [星の里いわふね] → (かわぞいの路) → 10:08 [ピトンの小屋] 10:15 → 10:45 [星のブランコ] → 11:08 [やまびこ広場] 12:40 → (まつかぜの路) → 13:50 [飯盛霊園・境界鞍部] → (せせらぎの路) 14:15 → 14:26 [飲食店・おじいさんの古時計] → 14:27 [天野川トンネル] → 14:28 [新磐船トンネル] → 14:32 [私市カントリークラブ] → 15:25 [くろんど園地へのゲート] 15:32 [すいれん池] 16:00 → 17:04 [京阪・私市駅]
◆所要時間:8時間19分
<目的はカスミザクラ観賞>
久し振りに“星のブランコ”を渡り、やまびこ広場にやって来ると、サクラが咲いているという気配がない。
昨日、ピトンの小屋の職員さんが作成しているHPに、この23日にカスミザクラが満開と記してあったので、
まだ咲いているのだろうかと思いやって来たのだが、案の定咲いていなかった。
がっかりしてカスミザクラの樹木下にある椅子に腰掛け、お昼にしつつカスミザクラの枝を眺めていると、
その先っちょの方に、極めて僅かではあったが、花弁が数輪残っているではないか。
半ば背伸びして、腕をしっかりと伸ばして、懸命に撮影したのが、見出し画像の[カスミザクラ]です。
磐船街道沿いの歩道を歩くとき、ひらひらと舞う“シジミ蝶”を見掛け、カメラに収めるのに暫く時間を要する。
“星の里いわふね”では、天野川に渡してある鯉のぼりを見て、清閑な“かわぞいの道”を進むとき、地面に落下している“キリ”の数多の紫の花弁に気付く。
続いて“フジ”の紫花や“モチツツジ”も其処彼処で眼に留まり、“ヤブデマリ”の白花も眼に留まる。
“ほしだ園地”に入ると、“ニガナ”の黄花が咲いていた。“ピトンの小屋”で一休みしてまた歩き始める。
“ヒメジョオン”や“ヤマブキ”、そして“シロバナヘビイチゴ”を見つつ“星のブランコ”にやって来て、ホンの少しゆらゆらと揺れる吊橋を渡る。
今日は、いつもよりスタート時刻が遅かったこともあり、“星のブランコ”を渡ることも出来たし、家族連れのハイカーさん達もかなりの数渡っておられた。
ほんとうに僅かではあったが、“ほしだ園地”にやって来た目的の“カスミザクラ”もカメラに収めることが出来たという愉楽の気分で、
しかし何故かかなりしんどかったので、“トキワハゼ”が咲く“カスミザクラ”の下で大休止にする。
さて、四條畷へと“まつかぜの路”を歩き始める。新緑の中に浮かぶ“ガマズミ”の白花や、其処彼処に落下している紅色の“ヤブツバキ”の花弁が目に飛び込んでくる。
併しだ、今までなら快適に歩ける筈の“まつかぜの路”なのだが、やっぱりしんどい。
それで、四條畷駅へと向かうのをやめて、行き先を“くろんど園地”へと変更し、黄花の“ヤブヘビイチゴ”や“イト蜻蛉”を見ながら“せせらぎの路”を下る。
ここからの“ゴルフ場”を抜けて、“くろんど園地”へ向かう道は、もう何十年も前に一度歩いた記憶があった。
ゴルフ場の真ん中を貫く舗装道路は、ハイカーが歩いても構わないという掲示板があったので、安心して前進する。
鮮やかな新緑中に浮かぶ、紫色の“フジ”の花が次から次へと現れ、次は植樹されている“ツツジ”だ。
ずっと続く上り道を頑張って歩いていると、立派な“ヒマヤラスギ”が林立するようになる。すると広大なゴルフ場が現れた。
新緑の季節だからだろうか至極綺麗だ。右手にゴルフ場の本館を見ながら前進すると、ハイキングの方はこちらへという表示版が何枚かあり、
それに従い進むと、“くろんど園地”へと繋がるガードが現れ、下って行くと直ぐにスイレン池横にある無人の管理棟が現れた。
そこで暫く休んで、歩き慣れた道を私市駅へと向かう。人家が現れた舗装道路の左右には“モチツツジ”と“シャガ”が咲き誇っていた。

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我が街中歩(今朝の花は、ハナズオウ)

2024年06月06日 | 山野歩
2024年04月16日(火)
『我が街中歩』
<今朝の花は、ハナズオウ>
5時20分のスタート。スマホの寝屋川市の気温は「16度」、湿度は「74%」と表示。
“友呂岐神社本殿”にお参りし、その横に祀られている“正一位・成願稲荷大明神”にも詣で、“成田山不動尊”には北門より入り、先ずは“不動明王”にお参りし、続いて“大峰大権現”、
そして“奥の院(開)”にお参りし、次は“お滝”、“胎蔵界大日如来”、“賓頭盧尊者”、そして“本堂”にもお参りして、
“成田山不動尊”を後にしていつもの道を行く。
三井が丘を抜け、伊之内橋を渡り打上川治水緑地には東方より入る。
今朝はスタートが遅かったので、治水緑地の北側の直線路のみを歩いて、上観音橋を渡り、
寝屋川右岸の道より国松町の昔道を通り帰路に就く。我が家着6時56分。今朝の歩数は9,747歩を数えた。
今朝は、今春初めてTシャツ1枚で歩いたのだが、気温が16度もあるからだろうか、けっして寒気を感じることはなかった。
歩き始めはいつものように、天照大御神様と氏神様に言葉を述べ、続いて、仏壇に向かっているつもりで話し掛け、
次に般若心経を上げつつ歩くのだが、それが終了すると、「足を蹴り出す」を意識して、いつもの如く終始速歩で歩き続けた。
併しだ、打上治水緑地にやって来るといつもそうなのだが、僕よりも速足の男女が数多おられるのだから恐れ入る。
寝屋川右岸の道を行くとき、枝径の右手に、今までに見たことがないよなと思われるちょっと変わった形をした低木に、
華やかな紅色の花が数多付いているのを見付ける。カメラに収めて帰宅してパソコン中を覗くと、
2022年4月13日に、この見出し画像の“ハナズオウ”と同じ樹木の姿があり、それは、三井が丘で撮影しているものであった。

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赤目四十八滝(赤目滝バス停~荷担滝~巌窟滝・往復)

2024年05月22日 | 山野歩
2024年04月07日(日) 
『山野歩』
<赤目四十八滝>
<赤目滝バス停~荷担滝~巌窟滝・往復>
[コースタイム]
[赤目滝バス停] → [日本サンショウウオセンター] 10:30 → 11:25 [千手滝] → [百畳岩] → [荷担滝] → 13:54 [巌窟滝] → 16:05 [日本サンショウウオセンター]
◆所要時間:5時間35分
<落合へ行けなかったのが心残りとなった>
初めてやって来た赤目渓谷は、期待以上のそれであった。
水量が多く、滝も川の流れも豪快そのもので、透明感のある水流だからだろうか、
川面が輝き、渕は真っ青だ。道は整備され至極歩き易かった。
また、渓谷のパトロールをされておられる男性がおられ、ハイカーの安全は勿論、落石や橋などの状況を点検しておられる様子であった。
どの辺りだったのだろうか、その方と話をする機会があり、計画していた、巌窟滝より落合に至る道の様子を教えて頂くこととなり、
その結果、僕の身体力では無理かも知れないと思い、落合に行くのは諦めて、Uターンして来た道を戻ることにしたのだ。
巌窟滝の休憩所でお昼にしていると、その男性がやって来られたので、Uターンして来た道を戻る旨を伝える。
その男性は無線機を持っておられ、本部らしきところと無線で遣り取りされているという様子で、
「管轄は、巌窟滝までで、それより上流は管轄から外れる」とおっしゃった。
彼の言葉に従いUターンしたのだが正解であった。なぜなら、その男性に教えてもらった、
赤目口行きの赤目滝発の最終バスの時刻に間に合わねばと思い、自分のペースを越える速さで歩いたからだろうと思うのだが、脚にこむら返りが生じたのだ。
芍薬甘草湯を呑み、ペースを落として歩いたのだが、バスの時刻には余裕を持って到着する。
町中に入ってから、上田屋さんというお店で、お土産に、赤目名物の草餅を購入する。
ところで、最終バスの乗客は、なんと僕独りであった。それゆえ最前列の座席に坐り、バスの運転手さんと言葉を交わしつつ赤目口駅到着であった。
紅葉の時季には道は車で渋滞するそうだ。
昨夏、妙見山の初谷渓谷で観られなかった“イワタバコ”が、赤目四十八滝に行けば観られますよと教えて頂いたのが、今日、赤目にやって来た理由であった。
渓谷なら、“イワタバコ”だけでなく、春夏秋と、様々な花が見られるに違いないと思い、
落合までどのくらいの時間を要するのだろうと下見がてら今日はやって来た。
先ずは、延壽院に立ち寄り、市指定文化財となっている“枝垂れ桜”を仰ぎ見て、
次は、そこより至近距離にある、駐車場上のピンク色の八重サクラを観に幹傍まで足を運ぶ。
次は、サンショウウオが見られるという渓谷入口へと行くが、改装中とのことで、サンショウウオを見ることはできなかったが、
料金所の傍らに、シダ類の写真と、3~4月、そして4月~6月にかけて、渓谷に咲いている花の写真の掲示があったので、
たくさんの花を愛でながら歩けそうだと思い、其処彼処を注視しながらゆっくりと歩き続けた。
その結果として、今までカメラに収めたことがない4種の植物が眼に留まった。
それは“ヤマルリソウ”と“ハナネコノメ”、“コガネネコノメソウ”、そして“シロバナショウジョウバカマ”であり、
一時期夢中になった“ミヤマカタバミ”にも久し振りに出合えたのだ。
また、2輪の“タチツボスミレ”が眼に留まったのだが、ただ、落合へ行けなかったのが心残りとなった。


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クサボケ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉)

2024年04月17日 | 山野歩
2023年03月17日(日)
『クサボケ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[クサボケ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「一目ぼれ」でありました。また、次のような解説もありました。
「春に鮮やかなオレンジ色の五弁の花を付けるクサボケは、盆栽に利用されたり、直径3㌢ほどの果実が焼酎に浸けられて、果実酒として楽しまれている」
「他の草花が芽吹く前に、雑木林の中に鮮やかに咲く花を見付けたら、一目ぼれに近い気持ちになる筈です」などと。
今朝までの深夜便担当は、後藤繁榮アナ。
この見出し画像の[クサボケ]をカメラに収めたのは、2003年5月25日に楽しんだ伊吹山です。
国見峠を9時25分にスタートし、北尾根を歩くときに[クサボケ]に出合っています。
また、14時15分に伊吹山頂に到着し、30分余り休憩して、3合目ゴンドラ山麓駅へと下るときにもカメラに収めています。
しかし、当時の山日記に[クサボケ]が出て来ないので、この花が[クサボケ]だとは僕は分からなかったようです。
また、俳句歳時記にも記載がありました。
「山野に自生する30~60㌢のバラ科の落葉低木」「草木瓜のこと」
「4~5月ごろ朱紅色の木瓜に似た5弁の花を開く」「果実は夏に黄色に熟し、食べると酸味がある」などと。
また “樝(シドミ)”という別名もあるようです。

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ウメ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2024年02月12日 | 山野歩
2024年01月05日(金)
『ウメ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ウメ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「澄んだ心」でありました。また、次のような解説もありました。
「薬用として、奈良時代に中国から渡来」
「万葉集にも多く登場し、菅原道真が京都から九州太宰府に左遷されたときに、屋敷にあった梅との別れを惜しんで、
『東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ』と詠んでいますが、
そんな風に、万葉集の中でも梅はもっともよく詠まれている花なのだが、菅原道真の詩にあるように、
忠実な植物という風に考えられていて、澄んだ心という花言葉も、そんな話からイメージされたのではないでしょうか」
「品種改良されて、果実を採るための梅には、大きな果実の豊後梅、小さな果実の小梅などがある」
「食用の梅には様々な薬効があり、健康食品として有名」
「まだ青い梅を燻製にしたものを烏梅(うばい)と言い、煎じて呑むと風邪に効果がある」
「果肉は胃腸の調子を整え、梅干には解熱や鎮痛作用がある」などと。
今朝までの深夜便担当は、渡邊あゆみアナ。
この見出し画像の[ウメ]は、2018年3月25日に歩いた生駒山縦走路で眼に留まり、カメラに収めたものです。
山日記によると、この日は、京阪・私市駅を6時17分にスタートして、ケーブル乗り場の高安山駅に17時44分に到着しています。
今の僕には、一日でこの距離を歩くのは不可能だろうと思います。
ところで、この紅梅の撮影地点は生駒山中で、“くさか園地生駒縦走歩道分岐地点”を通り、
“辻子谷ハイキングコース北出合”までの、大阪平野が見渡せる辺りだったと思います。

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京都一周トレイル(東山 ルート(1))

2024年02月08日 | 山野歩
2024年01月02日(火) 
『山野歩』
<京都一周トレイル>
<東山 ルート(1)>
[コースタイム]
[京阪・伏見稲荷駅] 9:28 → 9:33 [伏見稲荷大社] → [千本鳥居] → [伏見稲荷奥社] → 10:47 [稲荷山四ツ辻] → 11:06 [道標・東山④] → 11:23 [泉涌寺] → [剣神社] → [国道1号横断地下道] → [清水山登り口] → 14:41 [清水山] → 15:18 [清水寺]  15:50 → (清水寺・参道) →  16:40 [京阪・清水五条駅]
◆所要時間:7時間12分
<伏見稲荷と清水寺で初詣>
昨年の12月23日に山の会の例会に参加した折、今年の正月は、初詣も兼ねて妙見山に行った。
それは、もう何年も前に、妙見山でマラソン大会があり、それに参加したことがあったので、
初詣を兼ねて山歩きと考えたときに、直ぐに妙見山が思い立ったのだが、
このお正月は、初詣を兼ねて何処の山に行こうかと考えているのだが、まだ決めかねている。
何処かいい山はないだろうかという話をしたところ、リーダーの梅安さんが、六甲山の高取山はどうだろうか、神社もあるしとの言葉があり、
帰宅して地図を広げたところ、六甲山縦走路上に高取山を見付けた。
しかしだ、塩屋駅をスタートして高取山まで、僕の足では8時間程かかってしまうのではないかと思われたし、
また、六甲山縦走路は、昔に二度歩いたことがあったのであまり気が進まなかった。
そんなときに思い出したのが“京都一周トレイル”であった。
昨年のお正月に、Mさんと伏見桃山駅より、“伏見・深草ルート”を歩き、伏見稲荷などで初詣を済ませたのを思い出し、
このお正月は、伏見稲荷駅スタートで“京都一周トレイル”を歩き、清水寺か八坂神社まで足を運ぶのも一考かもと思い、
26日にその旨をメールしたところ、MさんよりOKとの返信があり、今日の初詣山行となった。
伏見稲荷は大勢の参拝者で賑わっていた。なかでも、参拝者の半分以上が外国の方のように思われた。
人の波に流され、伏見稲荷大社より千本鳥居、伏見稲荷奥社へと進むが、
延々と続く千本鳥居では、皆の歩みがあまりにも速いゆえ、我々は自身の脚力を越える速歩で歩き続けなければならず、
立ち止まって休憩することさえためらうという状態が続いた。
そんななか、目標とする一周トレイルの道標がある四ツ辻への道が分からないときに、
狭い路地なかの、お店屋さんという様子の処で動いている地元の方と思われる男性に、
「四ツ辻へはこの道でええのですよね」と訊ねると、「そうですよ」との返事があった。
またそこには、数多の赤い実のナンテンと、キク科と思われる、これまた数多の白い綺麗な花が開花していたので、
何という花なのかとその男性に訊ねると、向えの建物中におられた年配の女性に声を掛けて頂いた結果、
その年配の女性より、“カンギク”との回答を頂戴する。僕にとって“カンギク”は、初めての出合であった。
そこより直ぐの所に、京都市街が望める処があって、暫く頑張ったら四ツ辻の道標が現れた。左手へ進むとそれまでの人波から解放される。
その後、案内に従い泉涌寺へと向かうのだが、それまでの賑わいから一転して、住宅地の殆ど人と交わらない閑散とした細い道を歩くこととなり、
間違いなく泉涌寺に向かっているのだろうかと心配になり、道行く人に、「泉涌寺へと向かう道でしょうか?」と訊ねることとなり、
それ以降も、道が分からなくなったら、行き交う人に訊ねなければならなかった。
また、我々と同じように、京都一周トレイルを歩いておられる人を数人見掛けたし、
ランナーも見掛け、声を掛けた独りの若い男性から、「今朝、嵐山を出てきました」との返事があった時には、感嘆の声を上げるばかりであった。
泉涌寺を過ぎ、左手に剣神社を見て、だいぶん歩いて山道へと入ったところの狭い道に、腰掛けるのに丁度良い大きな幹の倒木が用意してあったので、
有難く坐らせてもらってお昼にするが、さて、どの辺りだったのだろうか。下方に学校のような建物があったのだが。
その後、国道1号線の地下道を通り、また山道へと入って行く。暫くすると、“清水山”との道標が現れたので、
今日は山頂らしき処を踏んでいないので、山頂までどのくらい時間を要するのだろうかと思いつつ右折すると、ホンの10㍍余りで清水山山頂(242.5㍍)であった。
もう14時半が廻っているゆえ、目標到着地点の一つとしていた八坂神社ではなく、もう一つの目標であった清水寺へと下山することにする。
一周トレイルルートを進み、道標に従い下って行くと、前方に清水の大舞台が見え始めた。
その壮大な建築物を眼前に見て、感じ入ってしまい、暫くの間、見惚れながら立ち尽くしていたように思う。
人の波に誘われ左手へと回り込み、正面より清水寺に詣でる。
大舞台より下方を見下ろすと脚が竦むのを感じる。
お正月気分を味わえたし、まだ明るいうちに五条駅に辿り着くことも出来たし、清水寺へと下山して正解であった。
また、清水寺参道のお店屋さんが立ち並ぶ、初詣客で混み合う道を五条駅へと歩くときに、
店屋さんの脇から顔を覗かせている“ロウバイ”が眼に留まったときには、その優美な姿を思わずカメラに収める。
今日の初詣山行は、Mさんのお陰で、昨年の妙見山における初詣単独山行とは違った意味での、嬉しくて至極楽しいものとなった。

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ナンテン(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2024年01月25日 | 山野歩
2023年12月27日(水)
『ナンテン』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ナンテン]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「福をなす、よき家庭」でありました。また、次のような解説もありました。
「難を転じるという語呂合わせがありますが、その言葉からも福をなすというのもピッタリです」
「このナンテンは昔から日本に自生していて、日本だけでなく中国とかアジアでも自生している植物で、
ヨーロッパにこちらからケンテルという人が紹介して、向うにも広まった」
「春に小さい花が咲いて、赤い実が今頃生っていることで、12月27日の誕生日の花となった」
「花のように美しい実が生るナンテン、それが今日の誕生日の花で、葉っぱも大変可愛らしい形をしている」
「ただ姿が美しいだけではなくて、ナンテンには様々な薬用植物としての効果がある」
「ナンテンで、のど飴を想像する方も多いと思いますが、咳を鎮めたり、喉の痛みを鎮めたり、殺菌薬としての薬効があるということです」
「葉っぱは、胃や解熱にも使うことがあるそうで、よくお赤飯の上に、ナンテンの葉っぱを飾ったりしていますが、飾りではなかったようです」
「腐るのを予防したりして、殺菌を目的として、お赤飯やお魚料理、煮物などの上に載せて、腐らないように添えたのがスタート」
「綺麗だし効果もあるので、食べてしまえという人があるかも知れませんが、それは危ないんだそう」
「薬学大学のサイトによると、薬効はあるけれど弱毒性で、そのまま実を食べたりすると身体に影響があるので、
絶対に食べてはいけないということでした」
「見て可愛らしくて、そして難を転じるということで、福をなすがピッタリで、縁起物として玄関に植えられている」
「赤い実だけでなく白い実もあり、江戸時代から明治にかけて、たくさんの園芸種が作られたと言われているが、
今でもその内の何種類かは、栽培されている」
「白い実のナンテンだけでなく、葉っぱが糸のように細い錦糸ナンテンというのも、園芸品種で出来ている」
「私がよく見掛ける、背の低い葉っぱが丸みのあるお多福ナンテンというのが、冬の花壇を彩っているが、
ナンテンよりも紅葉が真っ赤で、とても綺麗で、よくガーデニングに使われている」
「ナンテンも紅葉すると赤みが指すが、お多福ナンテンほど真っ赤にならないので、赤い色が欲しければ、お多福ナンテンを植えるといいかなと思う」
「庭木としても、ガーデニングとしても、お多福ナンテンはよく活用されている」
「難を転じて福となすということで、火災除けとか、災い除けとか、様々な意味でお庭に植えられてきた」
「ほんとうに繫殖力の強い丈夫な木で、実が落ちると、そこからナンテンが生えたりして、こんなところからナンテンがとびっくりすることがある」
「可愛いうえに、丈夫な灌木が今日の誕生日の花でした」などと。
この見出し画像の[シロミナンテン]は、2023年11月12日に妙見山に行った折、日蓮宗霊場の裏口から入った処で撮影したものです。
また、今日の誕生日の花の解説にあった“オタフクナンテン”は、2021年2月22日の朝歩きのときに訪れた、
打上川治水緑地で6時22分にカメラに収めたものです。

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奈良県(大和三山)

2024年01月24日 | 山野歩
2023年12月23日(土) 
『山の会』
<奈良県>
<大和三山>
■参加者:安部ちゃん、梅安さん、聖子さん、東さん、きょうこさん、ひろこさん、ゆうさん
[コースタイム]
◆[近鉄・大和八木] 9:08 → 9:46 [耳成山(139.7㍍)] → 10:39 [藤原宮跡] → 11:15[奈良文化財研究所] 11:33 → 11:54 [香久山(152.4㍍)(お昼)]12:40 → 13:38 [神武天皇陵] → 13:50 [橿原神宮]→ 14:43 [安寧天皇陵] → 14:44 [懿徳天皇陵・道標] → 15:00 [畝火山口神社]→ 15:26 [畝傍山(199.2㍍)] 15:45 → (飲食店で夕飯)→ 17:53 [近鉄・畝傍御陵前駅]
<心通う仲間たちと歩みを刻む>
NHKラジオ深夜便で今朝、[ユズ]が今日の誕生日の花として紹介され、花言葉は“健康美”で、次のような解説もあった。
「柚子は古来、ゆ と呼ばれていたそうで、ゆ の す で、ユズとなったのかも知れない」
「柑橘類のなかでもっとも寒さに強く、東北地方でも栽培が可能」
「ミカンの仲間の中でも、葉っぱの根元に羽根のような突起物があるのが特徴」
「花言葉は健康美で、香り高く、夏の青いうちから初春まで、長い間収穫が出来る柚子は、
ビタミンが豊富で、昔から人々の健康に役立って来たから」などと。
奈良の山村を歩く今日は、NHKラジオ深夜便の今日の誕生日の花である“ユズ”が、眼に留まるかも知れないと期待していたところ、
それに即して黄色い果実が現れたのだ。その場所は、香久山への登り口で、
その並びには“カラスウリ”の実が幾つも生っていたのだが、
そのとき僕はその果実が、“カラスウリ”だとは分からなかった。
僕にとって初めて見るその果実が“カラスウリ”であることを教えてくれたのは、
奈良在住で、田圃や畑をやっているという竹村さんか、山本さんのどちらかのようであったのだが、
僕よりも前方を歩いていたので、その果実が“カラスウリ”であることを、
安部ちゃんから聞いたのは暫くしてからであった。
しかしだ、帰宅して図鑑を紐解くが、僕が所有する図鑑には、“カラスウリ”という植物の姿も記述もなかった。
前回の例会時に、リーダである梅安さんから貰った“大和三山を多方面から眺め、いにしえ人に思いをはせてみましょう”という書面に、
全行程 約18㎞(所要時間約4時間)との記載があったのだが、
如何見ても僕は、最終地点の近鉄橿原神宮前駅到着が、17時頃になるのではないかと思っていた。
そして、ちょっとしたコース変更もあったりしたが、畝傍御陵前駅到着は予想通りの時刻となった。
また、三山とも200㍍にも満たない山で、大和三山の一つである香久山山頂でお昼にする計画であったのだが、
ちょっと寒いのではないかと思っていたところ、案の定、僕にとっては寒気を感じるお昼タイムとなった。
しかしだ、梅安さんが水を、安部ちゃんがコンロとガスボンベを持って来てくれて、
我々各々が持ってきたコーヒー粉末等で、温かいコーヒー等を頂戴するという、嬉しいお昼タイムになった。
安部ちゃん達の学生時代のワンダーフォーゲル部の女性2二人が参加して、
僕を含めて7人の賑やか大和三山行きとなり、終始各々が発する言葉が途切れることがなく続いた。
また、その女性二人の中に奈良在住の方があり、その方がスマホを使って道案内をしてくれるので、道迷いに陥ることはなかった。
僕にとっては、前回に続いて、今年2回目の山の会例会の出席で、花等の植物や昆虫を愛でながら、我がペースで歩く独り歩きも楽しいのだが、
今日のように、心通う仲間たちと歩みを刻む山野歩きも殊の外楽しい。


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