山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

墓参(父母と娘)

2018年02月24日 | 日記・エッセイ・コラム
撮影:2014年5月3日
2018年02月03日(土)
『墓参』
<父母と娘>
今日、2月3日、毎月の如くお袋と親爺が眠るお墓のお参りを済ませてきた。
いつものように草引きをし、墓石の水洗いをし、そして供華をするのだが、
今日、御袋に伝えたことは、「今月はこうして三日にやって来た」「来月も三日にやって来るつもりだ」と、
「孫三人の健康と安全を願ってやってほしい」ぐらいだったろうか。
仕事や様々な条件で不可能な時もあるのだが、出来るだけ毎月三日にお参りするように努めている。
何ゆえ三日かといえば、お袋と親爺が祖母の命日に合わせて毎月、三の日に墓参していたからだ。
親爺が車の運転が出来なくなってからは、僕が二人を車に乗せてお参りするようになり、二人が亡くなった今もそれを僕は踏襲している。
僕は長男ではなく、僕が死んだときにはこのお墓には入らないのだが、生きている間は、それが僕の役目であり責任だと思っている。
僕にはもう一つの墓参が存在する。それは長女が眠るお墓だ。
ちょっと遠方で、車で片道1時間半あまり掛かり、娘に会いに行くと半日仕事になってしまう。
本来なら娘の命日である三日にお参りしたいのだがなかなか難しい。それゆえ時間があるときに、月に一度必ず娘に会いにやって来る。
娘が眠る墓石の並びには、上さんの父母、祖父母、そして長兄と御先祖様が眠る三つの墓石があり、
やはり草引きと水洗いをしてお参りをするのだが、それぞれの墓石に近況を知らせたりしていると、ほぼ一時間を要してしまうのが常だ。
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ヒオドシチョウ(緋縅の鎧のように美しく)

2018年02月17日 | 昆虫
2018年01月29日(月)
『ヒオドシチョウ』
<緋縅の鎧のように美しく>
写真の[ヒオドシチョウ]に出合ったのは2003年4月13日の“赤坂山”だ。
その時の山行記に僕は次のように記している。
「春を迎えたばかりの佇まいで、Tシャツの上に1枚上着を慌てて羽織った粟柄越より冷たい北風が吹き抜ける“赤坂山”を過ぎ…」
「厳しい冬を越したのであろう一頭の“ヒオドシチョウ”が力なく舞っていた」と。
また「羽化したばかりのものは緋縅の鎧のように美しく」と書籍に記されていた。
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イワベンケイ(岩場に咲く黄花)

2018年02月12日 | 植物
2018年01月27日(土)
『イワベンケイ』
<岩場に咲く黄花>
2013年7月14日の八ヶ岳、[オヤマノエンドウ]が拡がる傍らの岩場には、
黄花の[イワベンケイ]がしっかりと岩に張り付いていた。
岩場に咲くその姿は、「この花はイワベンケイだ」と僕にも解る花だ。
花は茎先に密についていて、
「平凡社・日本の野生植物」には「雌雄異株」と記され、
雌株と雄株の二つの写真が載っていた。
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オヤマノエンドウ(地面を這うが如く)

2018年02月08日 | 植物
2018年01月20日(土)
『オヤマノエンドウ』
<地面を這うが如く>
2013年7月14日の八ヶ岳で出合った[ウルップソウ]の至近距離に紅紫色のマメ科の植物が地面を這うが如く拡がっていた。
今回、植物図鑑を参照した結果、僕が出合ったのは[オヤマノエンドウ]のようだ。
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ギフチョウ(もっとも愛着のある蝶)

2018年02月03日 | 昆虫
2018年01月17日(水)
『ギフチョウ』
<もっとも愛着のある蝶>
この蝶の写真は、2017年5月4日に“ダイヤモンドトレイル”を歩いたときのものだ。
“葛城ロープウエイ山上駅”から直ぐのところで出合った。
元気のない姿でヒラリヒラヒラリと眼前に現れ足下にとまってくれたのだ。
もしかすれば[ギフチョウ]は、蝶類の中では僕にとって、もっとも愛着のある蝶なのかも知れない。
それは長年、僕の本籍地が岐阜県にあったというだけなのだが。
ところで、この蝶が何故ギフチョウと呼ばれるようになったのだろうか。
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